ガンダム着ぐるみがブースでお出迎え!『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』試遊リポート【TGS2023】
2023-09-22 01:11
2022-10-12 21:00 投稿
この記事に関連するゲーム ゲーム詳細
SDガンダム ジージェネレーション エターナル
バンダイナムコエンターテインメントより配信予定のスマホ向け新作『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』(以下、『Gジェネエターナル』)。
2022年9月21日から28日にかけて、本作のクローズドベータテストが開催された。
本稿では、CBTでのプレイでわかった本作の内容や所感を紹介していく。
『Gジェネエターナル』は、『機動戦士ガンダム』シリーズ作品の物語を追体験しつつ、オリジナルの部隊を作り育てて戦うシミュレーションゲーム『SDガンダム ジージェネレーション』(以下、『Gジェネ』)シリーズ最新作だ。
CBTでは『機動戦士ガンダム』、『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の一部ステージや、育成素材などを集めるステージをプレイすることができた。
いわゆるスタミナに相当するAPは育成素材用のステージで使用し、原作を追体験するシナリオのステージはAP消費なしで何度でもプレイ可能になっており、好きなだけ遊べるのがうれしいところだ。
本作では戦艦1隻、機体6機までを出撃させることができ、戦艦が出撃する場合は戦艦グループ、しない場合は遊撃グループとなり、バトル中のエネルギー回復などの方法が変化する。
戦艦グループの場合、戦艦の近くで戦えば攻撃力や防御力が上昇し、戦艦からの支援攻撃を受けることも可能となる。
また、機体も3機ずつの2チームに分けられ、各チーム内での支援攻撃や支援防御も行える。
支援攻撃については従来のシリーズ作品と同様だが、大きくことなるのは回復面だ。
過去の『Gジェネ』では機体を戦艦に収容することで回復ができたが、本作では戦艦への収容はできず、その代わりに戦艦と隣接した状態でターンを開始するとHPやエネルギーが回復する。
機体を収容してから戦艦を移動し、つぎのターンに再出撃させることで移動距離を稼ぐといった動きができず、各ユニットの動かしかたにはより工夫が必要になりそうだ。
戦艦を出撃させなかった場合は遊撃グループとなり、各ユニットはお互いが近くにいれば支援攻撃、防御を行うことが可能となる。
能力値ボーナスや回復についてもルールが変化し、ユニットが散開していると攻撃力とエネルギー上昇量が、ユニットが密集していると防御力とHP回復量がアップする。
特定の機体を敵陣に突っ込ませる場合、遊撃グループにしたほうがエネルギーの確保はしやすくなるだろう。
本作は『Gジェネ』シリーズの最新作ということで、シリーズの特徴でもある“テンション”や“チャンスステップ”といったシステムは変わらず登場している。
テンションは攻撃を当てる、避けるなど戦闘の結果に応じて増減するMPによって変化し、普通、弱気、強気、超強気、そして超一撃などが存在。
強気になるとクリティカルダメージが上昇、超強気になるとクリティカルが確定で発生、超一撃になるとクリティカルダメージがさらに増加するなど、テンションが高くなればなるほど戦力も上昇していく。
チャンスステップは敵を撃破すると発生し、再行動が可能になるというもの。
そのまま続けて移動や攻撃を行うこともできるが、再行動可能になった後に別の味方が近くで攻撃を行えば、チャンスステップ発動後のユニットが支援攻撃に参加することもできる。
このチャンスステップを上手く活用するのが『Gジェネ』シリーズのバトルにおける肝とも言える。
バトルと並んで『Gジェネ』シリーズの中核となるのが、自軍の編成および育成だ。
本作では機体をガシャで入手できるが、従来のシリーズ同様に機体の生産や、レベルの上がった機体を別の機体に変化させる開発を行うことも可能。
過去作品に比べて開発に必要なレベルは高くなっているものの、開発を進めて機体を発展させていく楽しみは本作でも味わえる。
開発サイクルは過去作品に比べて長くなっているものの、ユニットやキャラクターを育成する楽しさは変わっていない。
ユニット、キャラクターともにレベルとグレードの概念があり、グレードを上げるとステータスやレベル上限などが上昇し、さらなる強化が可能となる。
また、ユニットは専用のアイテムを消費して改造を行うことでHPやエネルギー、攻撃力、防御力、機動力などを、キャラクターはトレーニングポイントを使ってステータスを底上げすることができる。
そのほか、ユニットに装備させられるオプションパーツなども存在するため、ユニットとキャラクターの組み合わせや機体の強化方法など、部隊の編成における自由度は高い。
ガシャから獲得できる一部のユニットにはエターナル武装が用意されており、バトル中に武装のひとつとして使用可能となる。
ガシャで入手した機体は開発で手に入れた機体と異なり、グレードが高い状態で獲得できるため入手時の能力に差があることも確認できた。
『Gジェネ』シリーズではトルネードガンダムやフェニックスガンダムといったゲームオリジナル機体のほか、ゲームオリジナルキャラクターたちも多数登場しており、本作でもシリーズファンにはおなじみの面々が登場。
本作では戦闘開始時にカットイン演出とともにボイスが入る。こちらは一部のゲームオリジナルキャラクターでも確認できた。
もちろん原作に登場したキャラクターを仲間にして部隊に編成することも可能。
ゲームオリジナルキャラクターで固めるのも、原作キャラクターで夢のチームを編成するのもアリだ。
ガシャの存在や育成素材用ステージの回数制限など、スマホゲームらしい要素は加わっているものの、バトルや育成、編成に関してはしっかりと『Gジェネ』らしさが味わえる『Gジェネエターナル』。
スマートフォンで遊ぶ『Gジェネ』はどんなものか、と思ってプレイを始めたが、触った感触としては期待以上に『Gジェネ』を堪能できた。
今回のプレイでは地上専用機体の機動力をサポートするサブフライトシステムの存在は確認できなかったが、やはり地形によって地上ユニットには移動力に制限がかかるぶん、そこを補う要素には登場してほしいところだ。
前述の通りシナリオのステージは消費APや挑戦回数に制限がなく、クリアーすることでユニット、キャラクターの経験値やキャピタル、育成素材などが手に入るため、コツコツ遊べば育成は進められる。
スマートフォンアプリとして『Gジェネ』が出ると聞いたときには、正直言って開発などがどうなるのかと不安な部分も多かったが、今回のCBTでその不安は取り除かれた(開発が長期化しているのは大きな変化だが、基本無料であることを考えれば納得はできる)。
『Gジェネ』ファンはもちろん、『機動戦士ガンダム』シリーズをよく知らない人にも作品の入り口としてぜひ触れてほしいタイトルだ。
対応機種 | iOS/Android |
---|---|
価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | シミュレーション |
---|---|
メーカー | バンダイナムコエンターテインメント |
公式サイト | https://gget.ggame.jp/jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/ggene_eternal |
配信日 | 配信日未定 |
コピーライト | (C)創通・サンライズ |
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧