ホームルーター『モバレコエアー(Air)』の評判は？他サービスと比較したメリット・デメリットを解説

モバレコエアーの評判が気になっていないだろうか。

『実質料金は何円かかるの？』『評判はどうなの？』『解約金はあるの？』などなど。

今回は安心して検討できるようにモバレコエアーの評判やメリット・デメリットを詳しく解説していこう。

最後まで読めばモバレコエアーを契約すべきかハッキリするはずだ。

モバレコエアーの評判をネット上の口コミから徹底解説！

モバレコエアーの使用感も気になるので、実際に利用している方の口コミを調査してみた。

モバレコエアーのよい口コミ評判

SNSやネット上の投稿を調べると、『コンセント挿してすぐ使える』という声が多かった。

光回線を使えない場合は、工事不要のモバレコエアーがあると心強い。

通信速度が20Mbpsほどで十分なら、不満なく利用できるだろう。

モバレコエアーの悪い口コミ評判

SNSやネット上では『時間帯によって速度が遅い』『カスタマーセンターの対応が不親切』といった口コミが多く見られた。

時間帯や機種によって通信速度にムラがある点に不満を持つ利用者が多いようだ。とくに重いデータのダウンロードやアップロードが多い場合は注意。

また、カスタマーセンターのサポート体制が充実していない可能性があるため、その点にも注意したい。

ここまでのまとめ

モバレコエアーの口コミ・評判をまとめると以下の通り。

したがって、料金の安さに飛びつかず、満足して使えるサービスなのか見極めることが大切だ。

ここからはモバレコエアーを契約すべきか判断できるように、メリットやデメリットを掘り下げていく。

口コミ評判をもとにモバレコエアーのサービスの特徴とメリットを解説

モバレコエアーのメリットは以下の5つ。

順番に解説しよう。

メリット1：契約から3年間の実質月額料金が安い

モバレコエアー最大のメリットは『月額料金の安さ』。

オプション加入なしで、通常料金より2年総額43,560円の割引が受けられる。

36ヵ月で端末料金が実質無料になるため、3年契約を前提として下記表で他社ホームルーターと比較した。

大手3社のホームルーターで比較すると、モバレコエアーが圧倒的に安い。

※税込料金
※モバレコエアーは端末購入時の料金

ドコモhome 5Gやauホームルーター5Gよりも、月々1,000円以上、3年間で36,000円を超える節約になる。

モバレコエアーは最大17,000円のキャッシュバックがもらえる

モバレコエアーの安さの秘訣は、最大17,000円のキャッシュバックだ。

お得なキャンペーンなので適用条件をしっかり確認してほしい。

上記をすべて満たさないと、17,000円キャッシュバックの対象外となってしまう。申込み後の手続きに期限があるので、素早く済ませるようにしてほしい。

キャッシュバックの受取時期は契約から12ヵ月目以内となる。

端末レンタルのプランはお得感が減る

モバレコエアーの料金プランは端末購入or端末レンタルの2択。

端末レンタルは月額料金が高くなりキャッシュバックもないので、基本的に端末購入のほうがお得だ。

3年目までの月額料金を下記表で比較した。

※税込料金

キャッシュバックを30,000円を考慮すると端末購入が50,000円近く安い。

ただし、2年以内に解約する場合は端末レンタルのほうがお得なケースもある。端末料金の残債を支払うことになるからだ。

メリット2：おうち割光セットで月々1,100円安くなる

おうち割光セットとは『ソフトバンクorワイモバイルのスマホの月額料金が永年で割引される制度』。

スマホの対象プランとモバレコエアーをセットで利用すると、最大で月々1,188円安くなる。

ソフトバンク光のおうち割光セットと違い、必須オプションがないのが優秀だ。

※税込料金

さらにモバレコエアー1契約につきスマホ10回線まで適用できる。離れて住む家族のスマホ料金も割引可能だ。

仮に家族3人でソフトバンクのおうち割光セットを利用すると、年間で39,600円もの負担がなくなる（月々3,300円×12ヵ月）。

メリット3：コンセントに挿すだけで簡単に使える

モバレコエアーは光回線のように開通・撤去工事は不要。届いてからコンセントに挿すだけで使える。

本体が届くまでの期間は申し込みから3日ほど。工事の日程が決まらず、ネットが使えない期間が発生する心配がない。

引越し手続きもMy SoftBankから住所変更するだけで済む。

メリット4：容量無制限で使える

モバレコエアーは月間や数日ごとの容量制限がない。通信量を気にせず月末まで利用できる。

代表的なポケットWi-Fiとモバレコエアーの容量制限を比較してみた。

最近は動画コンテンツが充実しており通信量がかさみやすいので、容量無制限は大きなメリットになる。

一方、ポケットWi-Fiは容量に制限があるケースが多い。制限を超えてしまうと、128Kbpsまで速度が低下してほぼ使えなくなるサービスもある。

ただし、使いすぎによる速度制限の可能性がある点は押さえておいてほしい。

特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアの利用者については、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合も。

引用：ソフトバンク

メリット5：最大10万円まで他社の解約金を負担してくれる

モバレコエアーへの乗り換えでは『SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン』が適用可能。

解約金だけでなく、撤去工事費も含む撤去費用が最大10万円まで還元される。

解約費用負担キャンペーンを利用して、コスパ良く乗り換えることもできる。

なお、ソフトバンクと提携しているケーブルテレビ回線からの乗り換えはキャンペーンが適用できないので注意。

口コミ評判をもとにモバレコエアーのデメリットと注意点を解説

モバレコエアーのデメリットや注意点を紹介していこう。

契約後に後悔しないよう正しく理解してほしい。

デメリット1：オンラインゲームなど快適に使えない用途がある

以下3つの用途の場合はモバレコエアーが快適に使えない。

モバレコエアーの通信速度はポケットWi-Fiより少し速いくらい。そのため、光回線と比較すると大きく劣る。

他社ホームルーターと平均通信速度を比較してみた。

通信速度の参考：みんなのネット回線速度

下り50Mbpsもあれば、YouTubeの1080pを快適に見られるので日常生活では困らない。

実際にネット検索や動画の視聴が快適だという声もたくさんあった。

とはいえ、重いデータやりとりに時間がかかる。とくに上りが遅いためアップロードはきびしいだろう。

オンラインゲームではラグや遅延の原因になる。

デメリット2：時間帯や住所によって通信速度にムラがある

時間帯や住所によって通信速度にムラが出る点に注意したい。

通信速度が遅くなるポイントを解説しよう。

回線が混み合う夕方と夜の通信速度が遅い

モバレコエアーは回線が混み合う時間帯の通信速度が不評。

平均通信速度を確認すると、回線が混み合う夕方や夜は朝や深夜と比べて、半分以下通信速度の通信速度しか出ていない。

通信速度の参考：みんなのネット回線速度

夕方から夜にかけて頻繁にネットを使う場合は必ず把握しておいてほしい。

住所や機種によって通信速度が異なる

モバレコエアーは住所によって最大通信速度が決まっている。

同じ市町村内でも最大261Mbpsしか出ない地域と最大962Mbpsの地域があるくらいだ。

さらに利用する機種によっても速度が変わるので、通信速度が安定しない。

そのため、ソフトバンク公式ホームページで公開されている住所別下り最大通信速度情報は要チェック。

契約後の通信速度を予想する材料になる。

デメリット3：利用場所が登録住所に限られる

モバレコエアーの利用場所は『登録した住所のみ』。

つまり登録住所が自宅であれば、旅行先や友人宅に持ち込んで利用できない。登録住所以外で利用すると、注意喚起のメッセージが届き、通信が制限される。

Wi-Fiを持ち運びたい方は、モバレコエアーではなくポケットWi-Fiを検討してほしい。

デメリット4：提供エリアが一部地域に限られる

モバレコエアーは都心部でしか利用できない。

NTTの大規模な設備を借りているソフトバンク光とは違い、ソフトバンクが自前の設備で提供しているから。

しかも、ネットで気軽にエリア検索できない。自宅が提供エリアか確認する際は住所を入力すると折り返し電話がかかってくる。

『いろいろ調べたのにけっきょく提供エリア外だった…』というケースも多い。

ざっくり提供エリアを知りたい場合は住所別下り最大通信速度情報を確認してほしい。

デメリット5：解約費用が高くなるケースがある

モバレコエアーは端末料金の残債の支払いにより解約費用が高くなるケースがある。

端末料金の実質無料キャンペーンは、36ヵ月かけて月々の請求額を割引で相殺する仕組みだからだ。

解約と同時に月々の割引が終了し、残りの端末料金が一括で請求される。​

※税込料金

3年以内に解約予定の方はモバレコエアーの安さを活かせないのでコスパが悪い。

モバレコエアーがおすすめな人・おすすめしない人

以下に当てはまる場合にはモバレコエアーをおすすめしない。

契約に失敗しないためには『デメリット2：通信速度にムラがある』を参考に、満足な通信速度が出そうかを判断することが大切だ。

また、36ヵ月以内に解約する場合は、端末料金の残債が請求されお得感が半減する。

一方で以下に当てはまる場合には、モバレコエアーをおすすめしたい。

総額43,560円の月額料金割引と30,000円のキャシュバックの組み合わせにより、契約から3年間はトップクラスに安く使える。

工事不要かつ3日ほどで導入できる手軽さもポイント。解約金はかからないので、端末料金の支払いさえ終われば自由に乗り換えられる。

モバレコエアーの申込とキャッシュバック受取手順

モバレコエアーの申込みは以下の3ステップ。

順番に解説する。

STEP1.公式サイトから申し込む

まずは、モバレコエアーから申し込もう。

簡単な手続きをすれば、SMSで登録用のリンクが届く。後は指示に従って本人確認や支払い情報の登録を済ませよう。

STEP2.3日後にモバレコエアーを利用開始する

Airターミナルが申し込みから3日ほどで届く。

コンセントに挿してしばらく待つだけでランプが点灯し、Wi-Fiへの接続が可能。

【Airターミナルの本体】

本体側面にあるSSIDと暗号キーを確認し、スマホやパソコンをWi-Fiに繋げよう。

STEP3.メールでキャッシュバックの受取手続きをする

利用開始後は、キャッシュバックの受取手続きも忘れてはいけない。

モバレコエアーからのメールに従い、キャッシュバックの受取口座を登録してほしい。

メールが届くのは利用開始翌月の5日前後。

申込みから8日以内なら無料キャンセルできる

品質に満足いかない場合は8日以内なら無料でキャンセル可能。

以下の窓口に連絡すると、キャンセル方法の説明が受けられる。

注意点は以下のふたつ。

8日以内にキャンセルでなく必着なので、試せる期間は実質3日ほど。返送が遅れると通常の短期解約になってしまう。

もっともお得なモバイルWi-Fiは『GMOとくとくBB』！

ここまでモバレコエアーを紹介してきたが、キャッシュバック額と3年間の実質料金ではWiMAXのほうが安い。

WiMAXはどのプロバイダも同じ回線を使っているので、速度や対応エリアなどに違いはない。

そのため、キャッシュバックを含めた実質料金がもっともお得なプロバイダを選びたい。

キャッシュバックを含めた実質料金でもっともお得なのはGMOとくとくBB！

ここでオススメなのは高額キャッシュバックがあり、3年間利用したときの実質月額がもっとも安いGMOとくとくBB。

WiMAXの主要プロバイダと比較してみよう。

※実質月額はキャッシュバックを加味した総支払総額を37ヵ月で割って算出。

いま申し込むと最大49,000円還元！

GMOとくとくBBは最大49,000円のキャッシュバックが受け取れる。

他社からの乗り換え時にかかる違約金によって以下の金額が還元されるのだ。

このように高額のキャッシュバックが受け取れるので、違約金が原因で乗り換えに二の足を踏んでいるならこの機に乗り換えよう。

GMOとくとくBBのキャッシュバックの注意点

GMOとくとくBBでキャッシュバックを申し込むときには、受け取り時期に注意が必要だ。

GMOとくとくBBのキャッシュバックが受け取れるようになるのは、申し込んでから11ヵ月目以降。

11ヵ月目に届くメールから手続きをすると、その翌月末にキャッシュバックが指定の口座振込まれる。

うっかり手続き期間を忘れてしまうと23,000円以上も損してしまうので気を付けたい。

【Q&A】モバレコエアーに関する質問

モバレコエアーについてのよくある質問に答える。

それでは回答していこう。

Q1.通信速度が遅いときの対策は？

A.通信速度が遅いときは設置場所の変更がおすすめだ。

モバレコエアーは高い周波数の電波を利用するため、遮蔽物に弱い特徴を持つ。

したがって、設置場所を変更により遮蔽物の影響が弱まると、通信速度が改善する可能性が高いのだ。

使えない通信速度であれば、8日以内に端末を返却すると無料でキャンセルできる。

Q2.料金の支払い方法は？

A.モバレコエアーの支払い方法は以下の3種類から選べる。

基本的には、クレジットカード払いがおすすめ。追加料金がないため、最安でモバレコエアーを利用できる。

ただし、クレジットカードをもっていない人や使いたくない人もいるはず。その場合、月額が+200円となるが口座振替を選ぼう。

ただし、キャッシュバックをもらえるのはクレジットカード払いのみとなる。

Q3.モバレコエアーの解約方法は？

A.以下の窓口に電話すると、モバレコエアーを解約できる。

解約したい月に連絡すれば、当月末の解約が可能。ただし25日以降は電話が込み合うので、早めの解約手続きをおすすめする。

Q4.モバレコエアーの問い合わせ先は？

A.契約前に相談したいことがある場合は、以下の窓口を利用しよう。

まとめ：モバレコエアーの口コミ評判

『料金の安さやキャンペーンを重視している方』には、ソフトバンクエアーの利用がおすすめしたい。

ソフトバンクエアーの月額料金は業界でも最安クラスであり、割引キャンペーンなども充実している。とくにソフトバンクユーザーはさらに安く利用できる。

ただし、キャッシュバック額と3年間の実質料金ではWiMAXのほうが安い。

WiMAXはどこで契約しても同じ回線を使うので、速度や対応エリアに違いはない。選べる機種などもそれほど変わらないので、料金が安いプロバイダを選ぶのが鉄則。

そのため、GMOとくとくBBがおすすめだ。