
【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#24】細かい操作性に違いアリ!モンスターを育て殿堂入りを目指す『モンスターファーム2』
2022-07-10 13:00 投稿
名作はいつ遊んでも名作!
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第24回。
今回扱うのは、新機能が追加され移植作としてよみがえった育成ゲーム『モンスターファーム2』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
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【価格】
iOS:2820円(税込)
Android:2820円(税込)
ニンテンドースイッチ:2820円(税込)
『モンスターファーム2』とは
・400種近く存在するモンスターを育てて戦う育成ゲーム
・CDを使っていた原作からCD名を検索してのモンスター再生に変化
・ネットワークを通じてほかのプレイヤーが育てたモンスターと自由に対戦可能
スマートフォン版とニンテンドースイッチ版の違い
・スイッチ版はマニュアルvsマニュアルで対戦可能
・スマホ版はゲーム内のカメラ機能を使ったスクリーンショット撮影が可能
・ボタン操作とタッチ操作でそれぞれ動かしやすい部分が異なる
モンスターを育てて名人を目指す!
『モンスターファーム2』は、初代プレイステーション用に発売された同名の育成シミュレーションゲームの移植作。
CDのデータなどから再生したモンスターを育て、大会を勝ち上がって名人の座を目指す育成ものの金字塔と言える作品だ。
移植版では基本的なシステムはそのままに、不具合などが修正され、育成時の演出を高速化する機能などが追加され、より遊びやすくなっている。
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▲再生したモンスターを育成し、大会に出ては戦っていく。名作との呼び声が高いだけあり、そのゲーム性はいまプレイしても色あせることがない。
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▲遺跡探索をはじめとしたイベントも多数用意されており、何度遊んでも楽しめる作品だ。
オリジナル版ではCD-ROMを使ってモンスターの再生を行っていたが、移植版ではデータベースからCDなどを検索して再生を行う形式に変化。
大量のCDを確保する必要がなくなり、データさえわかれば狙ったモンスターが再生できるため、望んだかたちでのプレイがしやすくなっている(敢えて調べずにランダム性を楽しむのもアリ)。
前作『モンスターファーム』のデータがあれば、そのセーブデータを使った再生も可能だ。
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▲CDだけでなくゲームでの再生も可能。データによって再生されるモンスターはもちろん、再生時のステータスなども変化する。
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▲オリジナル版では裏技を使って条件を無視した再生もできたが、移植版では正規の手順で開放する必要がある。筆者は当時裏技を使いまくっていたので、逆に新鮮なプレイが楽しめた。
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▲なお、移植版ではCDが必要ない代わりにモンスターの再生に“円盤石”を使用。初回プレイ時に100枚、その後デイリーボーナスなどで手軽に入手できるので、極端な厳選などを行わなければ数に困ることもない。
モンスターを再生したら育成の場であるファームに移動し、育成を進めていく。
モンスターの育成は、ファームでのトレーニングや、お金を払って技の習得や成長を狙う修行などを通して行う。
数値として見えるパラメーターだけでなく、疲労度やストレスといった要素もあり、こちらはモンスターを育成できる期間、寿命にも関係してくるため、モンスターをケアしながら育てていくのが肝要だ。
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▲パラメーターはライフ、ちからなどの6種類。それぞれ与えるダメージや受けるダメージ、各種イベントに影響を与える。
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▲モンスターによって伸びやすいパラメーターの傾向や成長のピークがあるので、それを見極めながら育成を進めていく。
作中では決まったタイミングで大会が開催されており、育てたモンスターを出場させて勝利すれば賞金やアイテムが獲得できる。
バトルは基本的に60秒1本勝負で行われ、時間経過とともに回復する“ガッツ”を消費する技を使って戦うことになる。
出せる技は距離によって異なるため、距離とガッツをいかに管理するかが勝敗のカギを握る。
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▲初期は覚えている技が少なく、距離によって技が出せないことも多い。修行によって技を増やせば攻撃の幅も広がっていく。
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▲モンスターの種類によって覚える技も異なるほか、一定条件で発動する能力などもあり、バトル展開はさまざま。
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▲公式戦を勝ち進むことでブリーダー(プレイヤー)のグレードが上昇し、一部のイベントなども開放。最高グレードである名人を目指すのが大まかな目標だ。
前述した通りモンスターには寿命があり、いつまでも育てることはできない。
寿命が来たモンスターは冬眠させることでほかのプレイヤーとの対戦に使用できるほか、冬眠させたモンスター同士を合体させ、新たなモンスターを生み出すこともできる。
育てたモンスターを合体させれば生まれてくるモンスターの初期能力も強化されるため、育成と合体をくり返していくことでより強いモンスターが育てられるのだ。
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▲合体に使用するモンスターによって生まれるモンスターの種類も変化。合体時にアイテムを使用することで特定の種族が生まれやすくすることも可能だ。
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▲引退の勧めを無視して育成を続けると最終的にはモンスターが死んでしまう。育てるうちに愛着が湧くだけに、死んでしまうとなかなかつらい(死にまったく意味がないわけではないが)。
オリジナル版ではメモリーカードを持ち寄って互いが育てたモンスターを対戦させることができたが、本作ではネットワークを通じて全国のプレイヤーとの対戦が可能だ。
フリー対戦モードではモンスターの種族などを指定した検索もでき、ほかのプレイヤーが育てたモンスター同士を戦わせることもできる。
オリジナル版を遊んだ人も、『モンスターファーム』シリーズに触れたことがない人も、育成から対戦まで含めてたっぷり楽しめる1本だ。
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▲自分が育て上げたモンスターで対戦を楽しむもよし、気になる種族で対戦を試すのもよし。ほかの人が育てたモンスターのパラメーターに驚かされることも多い。
細かな操作性の違いがチラホラ
『モンスターファーム2』は、スマホと他機種でのマルチタイトルでは珍しくスマホ版と他機種版とで値段に差がない。
実際に両方でプレイしてみてもゲーム内容や操作性にそこまで極端な差はなく、どちらで遊んでも同様に楽しめむことができた。
細かな違いのなかで大きいのは、まずニンテンドースイッチ版ではおすそわけプレイによる対戦ができる点だ。
スマホ版の対戦モードはマニュアル操作vsオート、またオートvsオートでの対決となるが、スイッチ版ではマニュアルvsマニュアルの対戦が可能となっている。
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▲対戦用に登録されるデータはスマホ版とスイッチ版とで共通なので、スイッチ版があればスマホ版で育てたモンスターとも対戦できる。
一方でスマホ版だけの機能としては、画面内のカメラボタンを使ったシェア機能が存在。
スイッチ版でも本体機能によるスクリーンショットの撮影は可能だが、スマホ版のシェア機能では画面両脇の操作領域がトリミングされており、より画面が見やすくなっている。
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▲SNSに紐づけての投稿はもちろん、単純に画像を保存するのにも使える。
操作性の面でもそこまで極端な差はないが、場合によっては気になるとも言えるのが技の切り換え操作だ。
同じ距離で使用できる技を複数持っている場合はバトル中に技の切り換えを行うのだが、スイッチ版が方向ボタンを使うのに対し、スマホ版は技アイコンをタッチする必要がある。
スマホ版は切り換えのために指を動かすと移動などの操作が一瞬途切れるため、細かい操作が必要になるような戦いでは苦労する可能性もある。
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▲切り換えはスイッチ版のほうがスムーズ(画像はスイッチ版)。とは言え覚える技の数を調整すれば問題ないとも言えるので、そこまで重大に捉える必要はない。
トレーニングを選択する際にタッチ操作のほうがカーソル移動がないぶん若干操作が速く、セリフを送ろうとボタンを連打して選択肢を間違えることもないため、育成面での操作性はスマホ版がやや優位にある。
モンスターとの遊びで発生するスパーリングに関してはボタン操作のスイッチ版のほうがプレイしやすいが、スパーリングの結果はそこまで重要ではないのでこちらも深く気にする必要はないだろう。
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▲スマホ版はバトル中のボタン配置を3タイプから選択可能。バトル中に操作がしづらいと感じることもなかくプレイできた。
操作性の好みとプレイ環境で決めるべし!
値段や基本的なプレイ感覚で大きな差が出ない『モンスターファーム2』。
スマホ版とスイッチ版で迷っていて、先ほど挙げたような操作性の違い(とくに技の切り換え)が気になる人は、自分がより快適にプレイできそうなほうを選ぶといいだろう。
操作性の違いを気にしないのであれば、スイッチとスマホ、どちらでのプレイがより手軽か、あるいはどちらの画面でプレイしたいかなどを基準にするといい。
対人戦が楽しみたいのであれば、マニュアル操作による対決が可能なスイッチ版がオススメだ。
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