『逆転オセロニア』オルトロス(マナ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE127】

2022-06-04 19:00 投稿

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逆転オセロニア

久々のオルトロスはまさかのマナ仕様!

ドーモ、世界のザキヤマです。

皆さん、マナデッキ使ってますか? 初登場したのは今年の1月と約半年くらいなのでまだ新しいデッキタイプですが、先日の“マナデッキコレクション”や、3月カップ戦“リヤンドラゴーネ杯”の報酬キャラであるジブリルのおかげで、一線級ではないものの徐々に戦えるようになっている印象です。

そんな中で、今回紹介する“[奔騰する激情]オルトロス”は、マナデッキにかなり貢献してくれているな、と感じています。

オルトロス魔獣オルトロス

その前に余談も含めての注釈なのですが、オルトロスというキャラクター自体は、図鑑NO.452とものすごく初期から登場しています。

その後、2020年10月に日常バージョンがイベント入手で追加されたもののちょっと控えめだったので、満を持して一線級の性能での実装になったと言えます。キャラとしてとにかくかわいいので、新バージョンに諸手を挙げて喜んだ人もいるのではないでしょうか。

そんなオルトロス、こうしてテキストにするとややこしいのですが、「女の子の名前がオルトロス」で、「獣のほうもオルトロス」と名称は同じです。

これは元ネタになったギリシャ神話において、オルトロスが「頭をふたつ持った犬」とされていることから、「同名のコンビ」というキャラ付けに発展したと思われます。

とはいえ、今回紹介するオルトロス(女の子)に関しては、召喚駒のオルトロス(獣)が非常に重要なため、女の子のほうをオルトロス、犬のほうを魔獣オルトロスと呼称していきます。

なお原典でのオルトロスは、テュポーンとエキドナの子どもですが、本来ゼウスと敵対しているテュポーンのバックグラウンドにアレンジが加えられていることも含めると、『オセロニア』内での関係性は薄そうです。

IMG_4501IMG_4500

▲神話上ではオルトロスの両親であるふたり。エキドナのフレーバーでは今後テュポーンと何かしら接点ができそうな雰囲気も。そしてテュポーンの設定には明確に“マナ”という記述があるため、もしかしたらマナデッキの強力な一員として再登場するかも?

本題ですが今回のオルトロス、「波動ダメージ800&600回復&マナ合計10生成の魔獣オルトロス×2召喚」、「魔獣オルトロスがコンボでマナ5生成&波動ダメージ700&500回復」できるのがめちゃくちゃ優秀です。

マナスキル特有の複合効果なのでパっと見だとわかりにくいのですが、「とりあえず場に出せば一瞬でマナ20を確保できる」スピード感は非常に助かりますね。

スキル

▲魔獣オルトロスは駒としては初実装。スキル名もかわいくてホッコリします。

マナデッキは、「回復しつつマナを溜めて防御無視ダメージを与える」という要素自体は強いのですが、リーダーでマナを生成(マナライズ)できるミーザとチャオディ(進化・コスト15)は1ターンに作れるマナが5のみ。

これにエーテル(波動ダメージ&回復&マナ生成)を組み合わせてバトルを進めていくわけですが、編成制限のきびしさとデッキパワーから環境入りが難しく、押し切られてしまうことが大半でした。

さらにマナデッキのアタッカーは、一定数マナが溜まらないとスキルを発動できないことも多かったので、一気に20マナを生成できるオルトロスの優秀さがなおのこと際立ちます。

順当に考えれば、マナライズリーダーを組み合わればマナ生成を加速できることは当然なのですが……ここでひとつの閃きが浮かびました。

「もういっそ、オルトロスをリーダーにすれば何とかしてくれるのでは?」と。

デッキ4

▲最初期に比べると、そのほかのメンバーもずいぶんアップデートされた感があります。

これがまあ、思った以上にマナが足りますね……! というのも、少なくとも現時点でのマナデッキの勝ち筋のひとつは、「回復しつつマナを白黒80溜めてロレットで防御無視6000ダメージを与える」ことにあります。

そしてロレットを筆頭に決定力の高いマナアタッカーの多数が、波動しか持たずマナデッキの構成要件を満たせないので、マナを過剰供給する恩恵はあまり多くありません。

なので、マナ数条件がある他キャラのスキルさえ安定して発動させられるならば、マナライズリーダーより立ち回りの幅は圧倒的に広くなるんですよね。

フィニッシュ

▲うまいこと回れれば、マナライズリーダーなしでもロレットを最大倍率まで持っていくことが可能!

コンボ

▲マナ40の条件こそありますが、オルトロス本人の最大4000波動コンボもしっかり優秀。

魔獣オルトロスはコンボに波動&回復&マナ生成効果があるので、複数回使えればわりと有利に戦うことが可能です。あと個人的に召喚キャラは大好きなので、単純に使っていて楽しいですね。

とはいえ、もちろん問題もありまして……。マナ生成のスピードとHP管理の問題から、このデッキは魔獣オルトロスのコンボを最低1回、できれば2回以上は使えないときびしい状態になります。

ただ、オルトロスの召喚の仕様が「ひっくり返したあとの自分の駒でキャラ駒でない駒にランダムで2つ」、つまり闘化ヨシノや同タイプのため、出目が悪いと進行的に魔獣オルトロスのコンボを使えなくなってしまうんですよね。あと、先攻の場合は初手から打つとスキルでの回復を活かせずもったいない状況に陥ります。

出目

▲これはよいほうの出目ですが、運が悪いとC3とD3に出現し、つぎのターンでまとめて返されることもあり得ます。手駒巡りによりますが、後攻時は初手で使うと出るマスを指定できて安全です。

とはいえ、このあたりの「上振れを狙うか確実を期すか」という選択肢の幅こそが使っていておもしろいポイント。

ほかのデッキタイプに比べるとマナデッキ自体のピースがまだまだ足りていないこともあり、勝率としては本当に低空飛行ですが、発展途上のデッキを「ああでもない、こうでもない」といじっている時期はなんだかんだ楽しいですね。

マナデッキは、超駒・強駒発の優秀なキャラパワーを持つものや、楔における糸雪、閃撃でのニルスといった「君、コスト15なの?」というレベルの強力なA駒が出て来てからが本格始動と思われますが、独自性の強いプレイ感はやはり大きな魅力。

オルトロスをリーダーに据えると、これまでのマナデッキとはまた違った楽しみを味わえますので、手に入った人はぜひお試しあれ!

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld

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逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/Othellonia_info
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