『逆転オセロニア』ピクセル（エイプリル）ガルム/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE203】

これぞ令和のコインカース！

ドーモ、世界のザキヤマです。今年のエイプリルイベントも大変楽しませていただきました。今回はピクセルキャラの中から、個人的に感慨深かったガルムをご紹介していきます。

今年のエイプリルフールイベントは、「リリース前に仕込んでいた隠しバージョンが起動した」という立て付けだったこともあり、新キャラも初期メンツがモチーフ。

『逆転オセロニア』エイプリルフール（2024）/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE202】

流石に8年前の性能ではなく近年風にアップデートされていたものの、キャラによって実装当初のエッセンスが盛り込まれていました。これをもっとも色濃く体現していたのが、ピクセル・ガルムだったように思います。

ガルムと言えば固定ダメージ罠の闘化のイメージが根付いていそうですが、そもそもの実装は2016年。リリースから間もなく登場した超駒です。

最大の特徴はコインカース系のスキルですね。自駒3枚以上と条件は重めですが（当時は召喚キャラ不在）、あの頃の総HPを考えると、手出しで1枚300はハイスペックだったように記憶しています。

もはや懐かしすぎるので改めて解説しますが、コインカースとは、相手の駒数を参照して特殊ダメージを与えるスキルの通称です。

ちなみに自分の駒数を参照する特殊はコインブリスですが、どちらもリリース時から存在するスキル。最初期の駒はスキル・コンボ名がキャラ違いで共通していることも多く、名称が浸透しやすかった背景もありました。

ちなみに当時の環境でどちらが使いやすかったのかと言えば、体感的にはブリス系でしたね……。スキル発動時にまとめて返せば、殴り＆枚数依存のダメージも伸ばせるのでお手軽でした。

逆にカース系は発動時に返すほどメリットを活かせなくなるため、積極的にダメージを狙いにくい仕様。ただ『オセロニア』の根幹である“逆転”に紐付けるならば、盤面不利な際にダメージを大幅に伸ばせるため、あって然るべきスキルだったと思います。

なお、S駒にブリス・カース系が最後に実装されたのは以下（ピクセル・ガルムは除外）。

どちらもいまとなってはレアスキルですが、ここだけ見るとガルムも含めて季節駒に付く傾向にあるのかもしれませんね。

とは言え盤面の駒総数を参照するオルス系のほうが安定しやすいこともあってか、ブリス・カース系は徐々に廃れていくことに。加えてカース系（とくにコンボ）は控えめな性能が大半でした。

なおS駒ではないので先の紹介でいったん省きましたが、図鑑NO.6640という、わりと最近の駒であるビフロン（闘化）もカース系コンボを所持。メジャーどころと比較してみましょう。

どうしても比較対象がビフロン以外古めになりますが、大半のS駒よりA駒のビフロンのほうがダメージは高め。環境との兼ね合いで見直しが入った、と考えることが妥当でしょう。

以上を踏まえたうえで、ピクセル・ガルムのコンボをご覧ください。

そうです、昔からカース系コンボに求めていたのはこのレベルの破壊力なんですよ！

1枚あたりの数値の高さから、本来のカース系のコンセプトであろう、不利な状況からの逆転にも貢献。従来のカース系コンボの不遇さを覆した点はもちろん、ガルムらしい特徴を受け継いでくれたこともうれしかったですね。

進行次第で相手の虚を突くほどの大ダメージに期待できるので、手に入れた人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。それではまた！

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

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