『ハガモバ』完全新作オリジナルストーリー“白銀の号哭”がボイスドラマで登場。本日(1/5)第1話が公開
2024-01-05 18:10
2022-03-31 18:00 投稿
この記事に関連するゲームゲーム詳細
鋼の錬金術師 MOBILE
スクウェア・エニックスより2022年夏に配信予定の『鋼の錬金術師 MOBILE』(以下、『ハガモバ』)。
3月31日から開始されるクローズドβテストに先駆け、本作をプレイする機会が得られたので、本稿では先行プレイで見えた本作の内容や魅力をお届けしていく。
※掲載画像は全て開発中のものとなります。画像、内容ともに実装時は異なる場合があります
原作となるマンガに始まり小説、アニメ、映画、ゲームなどなどあらゆるメディアで展開してきた『鋼の錬金術師』(以下、『ハガレン』)。
2021年7月には作品生誕から20周年を迎え、その20周年プロジェクトの一環として開発されたのが今回紹介する『ハガモバ』だ。
人気作品の、しかも20周年プロジェクトのゲームとなれば気になるのはその再現度だが、そこは心配ご無用のクオリティ。
ストーリーは、いわゆる紙芝居型と言われる、背景絵に立ち絵のキャラが順番にカットインする形式とは異なり、3Dのモデルがガッツリ動く。さらにそれをよく動くカメラワークで様々な角度から捉えて見せてくれるので、アニメを見てるかのよう。
と思いきや、「ドドドドド」といったオノマトペのテキストや、強調線が浮かび上がってくるといったマンガ原作ならではの演出も取り入れられているので、動いているマンガを読んでいるようでもある。
不思議な感覚だが、とにかく見てるだけで楽しい! どうしても単調になりがちなストーリーも、これなら飽きることなくどこまでも読み進めていけそうだ。
名シーンではやはりテンションが上がってしまう。
また、ゲームを起動した直後のダウンロード画面はエドワードとアルフォンスが故郷の家を焼いたシーン、ゲームをスタートする画面は物語冒頭の「持って行かれた……!!」のシーンなど、いちいちグッとくる画面を見せてくれるのもニクいところ。
原作のシーンを使うだけでなく、メインストーリーの選択画面が新聞風になっていたり、メインメニューでは旅路を行くエルリック兄弟が列車に乗っている様子を描くなど、本作独自の見せかたでも『ハガレン』らしさを出している。
ファンならところどころに感じられる『ハガレン』らしさだけでもかなり楽しめるだろう。
メインストーリーでは原作の物語をなぞっていく本作だが、一方でオリジナルストーリーが見られるサイドストーリーも存在する。
サイドストーリーの1話は原作にも登場したバルドとの列車での戦いで始まるが、その後はなんとバルドと彼が率いる過激派“青の団”の再起に焦点が当たる。
ほかにも、サイドストーリーではロゼやヨキ中尉といったメインストーリーでも登場するキャラクターたちのその後を見ることができ、原作で描かれなかった物語が楽しめる。
原作、アニメファンは作品を楽しんだ当時を懐かしむことができ、新規層にとっての原作やアニメへの入り口ともなり得る本作。
筆者も『ハガレン』は連載当時から月刊少年ガンガンで読んでいたため、さぁどんなものかと思ってプレイを始めたが、いざプレイしてみると懐かしさや再現度ににやけっぱなしだった。
原作もので大きな比重を占める原作再現というポイントについては、原作ファンから見ても十分に満足できるクオリティと言えるだろう。
原作再現の面から見た『ハガモバ』を伝えたところで、今度はゲーム性を見ていこう。
本作はジャンルで言えばタクティカルRPGとなっており、マス目で区切られたマップのなかで味方ユニットを動かし敵を全滅させるなどの勝利条件を目指していくことになる。
各キャラクターは通常攻撃に加えてスキルによる範囲攻撃や回復、味方をかばう防御などを行うことができる。
基本システムはわかりやすく、攻撃対象をタップすれば移動と攻撃を一括で行えるなど操作もシンプルでスムーズだ。
各種システムについてはゲーム序盤のチュートリアルや、スペシャルクエストの“国家資格試験”で丁寧に解説してくれるので、タクティカルRPGに慣れていないプレイヤーでも戸惑わずにプレイできるだろう。
ユニットとして動かせるキャラクターの幅も広く、エルリック兄弟やマスタング大佐などアームストロング少佐といった軍部のメンバーはもちろん、ラストやグラトニーなどのホムンクルス、さらにはヨキ中尉やロゼといった戦闘に加わること自体意外なメンバーも登場する。
原作での立場に関わらず多くのキャラクターが登場するので、自分だけのドリームチームを作るだけでも楽しめそうだ。
より取り見取りなので誰を出撃させるか迷ってしまうところだが、本作では各キャラクターに“勢力”が設定されており、こちらもパーティー編成に戦略性を与えている。
同じ勢力に属しているユニットを一定人数編成すると勢力ボーナスで全ユニットにバフがかかり、またある程度育成を進めると、通常攻撃を行う際に同勢力ユニットが追加で攻撃を行う“連携攻撃”も発動するようになる。
もちろん勢力がバラバラのキャラクターでパーティーを組んでも問題はないが、勢力を考慮すれば戦闘をより有利に進めることができるため、プレイ時にはここもひとつの悩みどころになるだろう。
『ハガモバ』における育成要素は、キャラクターのレベルと覚醒ランク、潜在能力、そして記憶印影と呼ばれる4つがメインとなる。
レベルは10レベルごとに素材を使って上限解放を行う必要があるが、クエストで得られる経験値や素材を使った経験値でレベルを上げていくという流れは一般的なものだ。
覚醒ランクは上昇させることで基礎能力やステータスの成長率、そして特性の効果が上昇するもの。
レベルの上限を開放していくと潜在能力を開放し、能力の底上げなどが可能になる。
本作の育成でユニークなのはこの潜在能力で、一部の能力はふたつあるうちから片方を選択することになる。
選択内容によってスキルの特性が変化するため、同じユニットでもプレイヤーによって性能が変わってくるというわけだ。
4つ目の育成要素となる記憶印影は、いわゆる装備のようなもの。
各キャラクターは3種の記憶印影を装備することができ、記憶印影によって補強される能力が変化する。
記憶印影自体の強化もできるため、各キャラクターの長所を伸ばしたり短所を補ったりと、能力の調整に使う部分となるだろう。
『ハガモバ』のメインコンテンツとなるのは、原作の物語を楽しむメインストーリーと、オリジナル展開も体験できるサイドストーリーのふたつ。
しかしこれ以外にも、経験値素材等の収集クエストや、時間経過で各種素材が獲得できる“大陸遊歴”、ほかのユーザーとの非同期PvPが楽しめる“軍部演習”、特殊ルールのなかで連戦に挑む“国境線の深淵”など、ゲーム性をメインにしたコンテンツも豊富に用意されている。
とくに軍部演習はターン制が通常と異なり、1ユニットの行動ごとにターンが入れ替わるユニークなバトルになっている。タクティカルRPGのなかでも珍しいタイプのバトルと言えるだろう。
各種コンテンツはゲームの進行に沿って開放されていくが、基本的にはミッションで示される順番でメインやサイドのストーリーを進めていけばいいので、プレイしていて迷うこともない。
ゲームになれている人もそうでない人も、スムーズに『ハガレン』の世界を楽しめるはずだ。
オートバトルもあるので、「細かいことはわからん!」という人はバトルの様子を眺めるプレイスタイルで遊ぶのもいい。
今回プレイした範囲では原作の4巻のあたりまでがプレイ可能となっていたが、初回起動時には物語終盤のクライマックスシーンもチラ見せされていた。
多少シーンをカットするとしても、物語を最後まで描くとすればメインストーリーだけでもそれなりのボリュームになることが予想される。
その点を考えると、本作は20周年プロジェクトにふさわしく長期間プレイできる作品になりそうだ。
本作の配信時期は2022年夏予定。クローズドβテストに参加する方も、今回は逃してしまった方も『ハガレン』ファンはぜひとも注目してほしい。現在事前登録も受付中だ。
対応機種 | iOS/Android |
---|
メーカー | スクウェア・エニックス |
---|---|
公式サイト | https://www.jp.square-enix.com/hagane-mobile/ |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | Ⓒ 2021 荒川弘/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. |
過去12時間のPV数が高いニュース記事
過去24時間のPV数が高い攻略記事
ツイート数が多い記事
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧
【#コンパス】9月“A.D.D.F.強襲部隊≡9・C≡”シーズン中間発表!全ヒーロー使用率&勝率ランキング
『三國志 真戦』リニューアルを記念した楽曲“新戦”を公開。“戦国ロックの貴公子”大西洋平氏が作詞・作曲・歌唱を担当
『三國志 真戦』同盟兵器“工兵車”が新しく登場するアップデートを実施。リニューアル版をより深く理解できる先行体験動画も公開
【#コンパス】上方修正を受けたステリアが総合首位を獲得!全ヒーロー使用率&勝率ランキング
『グラポケ』リリース100日記念イベントが開幕。バニーガールとカジノディーラーがコンセプトの新衣装&新レジェンドキャラ“カイルム”、“サルキナ”が実装【グランサガポケット】