Steamなどで人気のパーティ構築型ローグライクゲーム『ビビッドナイト』スマホ版の配信日が2月17日に決定
2022-02-14 18:17
2022-02-17 18:40 投稿
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ビビッドナイト
アソビズムの新作ゲーム『ビビッドナイト』のスマートフォン版が、2022年2月17日より配信開始となった。価格は1220円(税込)。
『ビビッドナイト』は、SteamやNintendo Switchで高い人気を誇るローグライクゲーム。そんな人気作が、スマートフォンでも遊べるようになる。
宝石に変えられてしまった騎士たちを仲間にしながら、それぞれの能力を組み合わせて戦うビルドが攻略のカギを握る、パーティー構築がなによりもおもしろい本作。
難しい操作が要求されないため、携帯ゲーム機との親和性も高く、当然ながらスマートフォンで遊ぶのにも最適なタイトルとなっている。
本記事では、配信に先駆けてプレイする機会を得たアプリ版『ビビッドナイト』の魅力について詳しく紹介していこう。
ゲームの見どころ
・クセになる要素がふんだんに盛り込まれたローグライク
・予定通りに進まないからこそ楽しいパーティー構築の仕組み
まずは、本作の基本的な流れを紹介していこう。
『ビビッドナイト』は、いくつかあるダンジョンに挑み、最下層にボスの撃破を目指すローグライクゲーム。一部例外を除き装備品の持ち込みやレベルの概念がなく、毎回ダンジョン内で戦力を増やしながら進んでいくことになる。
ダンジョンは序盤は5層程度、中盤から10層や13層のものも登場してくる。
各層での目標は、探索をしながら敵を倒してつぎのフロアに進むための鍵を手に入れること。鍵を手に入れたら、つぎのフロアにつながる扉を見つけて下の階層に進んでいく。
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敵の位置がある程度把握できるので移動は簡単なのだが、ここで注意したいのがマナのシステム。一回移動をするごとにマナが1消費され、0になると戦闘時に使う味方がダメージを受けてしまうのだ。
マナは1層踏破するごとに回復するので、各フロアで移動できる回数が18~20回程度のみ。マナを回復できるアイテムも存在するが、基本的には効率のいい進めかたをしないと後が苦しくなってしまう。
できる限り最小限の移動で、フロアを探索できるルートを考えるのがプレイヤーの役割となる。
続いて、バトルシステムについても紹介していこう。
本作では、ユニットをダンジョン内で拾ってバトルで活用していく。このユニットを拾うシステムが本作のキモとなる部分で、毎回どのキャラを入手できるかはランダム。
その場その場で、手に入れたユニットで最適なパーティーを組むことが求められる。
敵と遭遇したら即座にバトルがスタートする。ちなみに、逃げることはできず、敗北した場合はその時点でゲームオーバー。ダンジョンを選ぶところからやり直しだ。
バトルはターン制で、パーティーに編成したユニットはオートで行動する。
ユニットの行動はオートだが、プレイヤーも1ターンに1回行動を起こすことが可能。
画面下部に並ぶジェムを使うと、攻撃や回復などで味方を支援できる。ボスが相手だと、特定ターンで強力な攻撃を使用してくるので、そのタイミングでダメージを軽減や無効化するジェムを使用するのが本作ではとくに重要。
プレイヤーが使用するジェムも、当然ながらダンジョン内で入手していく。自分が使うバトルコマンドを増やすようなイメージだ。
ボス戦までにどのジェムを手に入れているかで難度が変わってくるので、強力なジェムが揃うときの喜びがとにかく大きい。
ユニットやジェムは、おもにダンジョン内で出会える宝石屋、錬金術屋で手に入れることになる。
ダンジョンを進むとキーン(お金)やマテリアルというアイテムが手に入るので、これらを消費して購入していく形式。
後ほど詳しく紹介するが、本作はユニットを揃えることが何よりも重要で、ドハマりするポイントでもある。そのため、宝石屋にもたびたびお世話になるのだ。
ダンジョンを進みつつ、宝石屋などで戦力を揃え、ボスを倒してクリアーするというのが本作の一連の流れだ。
道中はトラップが仕掛けられていたり、一度キーンを手放すと後々2倍になって戻ってくるポイントなど、ランダムでイベントも発生。
毎回弱い状態から戦力を整え、最終的に強い装備やキャラを揃えて最深部にいるボスを撃破する、ローグライクの楽しみがふんだんに盛り込まれている。
そして、ダンジョンをクリアーしたら装備品などはリセットされるが、なにも残らないわけではない。
ダンジョンクリアー報酬や、道中に手に入れた“輝石”を使うと、新たなユニットやジェム、アクセサリーをアンロックできるのだ。
メニュー画面にある“白の館”では、“輝石”10個で1回新たなユニットをアンロックしていく。ちょっとしたガチャのような雰囲気だ。
1回で3つの選択肢が出るので、気になるジェムやユニットをアンロックしていく。ここでアンロックしたユニットは、次回以降ダンジョンで出現するようになるのだ。
これをくり返すことによって、ダンジョンに潜るたびに新しいキャラを使える可能性が増えるので、マンネリ化せずに楽しめるのがいいところ。
また、一部永続して効果を発揮してくれるアイテムがアンロックされることもある。
いちばん優先してアンロックしたいのは、移動時に消費するマナの上限をアップするもの。そのほか、ゲームスピードを倍速する機能さえもアンロック要素として盛り込まれていた。
ダンジョンの数も豊富で、中盤以降はかなり手応えのある内容も増えていく。
序盤は比較的簡単なので初心者でも遊びやすいが、やり込むほどに難しくなっていくので、初心者から上級者まで幅広い人が満足できる内容になっている。
基本的なプレイサイクルは上記の通りだが、本作で特徴的な要素であるパーティー構築についてもう少し詳しく紹介していく。
ダンジョンで拾ったユニットは最初は控えに入り、特定のポイントでパーティーに加えられる。最初は1体しか出せないが、キーンを消費することで最大6枠まで拡張することが可能だ。
ユニットは一体手に入れて終わりではなく、3体集めることでアップグレードできるのがポイント。
同じユニットを3体手に入れるとアップグレードする。また、アップグレードした同ユニットが3体いればさらに強化できる仕組みだ。最大で同ユニットを9体集めることで、最大限に力を発揮してくれる。
アップグレードはダンジョンを進むうえで欠かせない機能なのだが、当然ながら狙ったユニットが手に入るとは限らない。
控えられるユニット数も限られているので、このあたりで運要素が強く絡んでくる。アップグレードを諦めて売却した瞬間、最後の1体が手に入るといった事故も日常茶飯事だ。
ちなみにユニットにはレアリティの概念もあり、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3段階に分けられている。一部ブロンズでも優秀だったりするのだが、基本的にゴールドのほうが性能がいい。
どこでブロンズのユニットを切り捨てるか、どのタイミングでゴールドのユニットが揃うかによってボス戦の難度も変わっていく。
ユニットのアップグレードと併せて重要になるのが、各キャラが持つシンボルの仕組み。これが『ビビッドナイト』においてもっとも重要なシステムとなっている。
シンボルは1ユニットにつきふたつ持っており、いわゆる属性に近いもの。パーティー内に同じシンボルを持つキャラが一定数いると、戦闘時にバフ効果が加算されるのが特徴だ。
たとえば、パープルのシンボルを持つキャラが2体パーティーにいれば、味方全体の魔法攻撃の威力がアップする。
シンボルの効果を意識してパーティーを組むのが、ボスに勝つためのポイント。
これだけ書くと同じ属性のキャラを6体編成すればいいだけと思われそうだが、それだけではない。所持しているユニットを一度アップグレードすると、パーティーに編成していなくても、そのキャラが持っていたシンボルが効果を発揮してくれるのだ。
パーティーに入れてもシナジー効果は発揮しないが、シンボルだけはほしいユニットならアップグレードだけして売却するという選択肢もある。
この仕組みを利用して、とにかく多くのユニットをアップグレードし、大量のシンボル効果を発揮させるのがバトルのキモとなる部分。ただゴールドのユニットを揃えるだけでなく、序盤からブロンズのユニットをアップグレードする重要性も高い。
最下層のボスに到達するまでに、どれだけのバフを加算できるかが勝敗を決めるといっても過言ではない。
シンボルの効果は最初は理解が難しく感じるかもしれないが、そこはまったく問題がない。序盤はシンボル効果をよく理解しなくても、あっさり勝ててしまうからだ。
ある程度プレイを進め、難度の高いダンジョンで初めてボスに勝てなくなるので、そこでシンボルの重要性に気づけるはず。
シンボルに加え、ユニットの持つスキルを組み合わせたシナジー効果なども考えるとさらに奥深さも増していく。
やればやるほどおもしろくなり、理解が深まるとドハマりする。ローグライクの楽しさが詰め込まれているのが『ビビッドナイト』の魅力だ。
後一回だけ、つぎはこのシンボルを集めてみよう。そう考えながら遊んでいると数時間没頭するほどのめり込めるので、ローグライク好きはもちろん、じっくり遊べるゲームを求めている人はぜひプレイしてみてほしい。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 1220円[税込] |
ジャンル | RPG |
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メーカー | アソビズム |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (C) 2021 Asobism Co., Ltd. All Rights Reserved. |
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