『アイドルマスター シンデレラガールズ』シンデレラたちと過ごす華やかなクリスマス公演！10周年ライブツアー愛知公演1日目をレポート

延期となっていた待望の公演が開催！

2021年12月25日~26日の2日間、愛知県にある“Aichi Sky Expo”にて、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の10周年ライブツアー『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! CosmoStar Land』が開催。

本公演は当初2021年9月に開催し、ツアーのスタートを飾るはずの公演だったが、新型コロナウイルスの影響によって延期となり、今回の公演日程となった。なお、出演者が一部変更となり、福岡公演2日目に体調不良で2出られなかった木村さんがゲストで登場。

【出演者】
藍原ことみ (一ノ瀬志希役)／天野聡美 (白菊ほたる役)／大空直美 (緒方智絵里役)／金子真由美 (藤本里奈役)／関口理咲 (白雪千夜役)／福原綾香 (渋谷凛役)／青木志貴 (二宮飛鳥役)／飯田友子 (速水奏役)／洲崎綾 (新田美波役)／田辺留依 (荒木比奈役)／千菅春香 (松永涼役)／中澤ミナ (佐城雪美役)／村中知 (大和亜季役)／ルゥティン (塩見周子役)／赤﨑千夏 (日野茜役)／鈴木絵理 (堀裕子役)／集貝はな (的場梨沙役)／長野佑紀 (小関麗奈役)／原優子 (向井拓海役)／山本希望 (城ヶ崎莉嘉役)／木村珠莉(相葉夕美役)

クリスマス公演となった初日の熱いライブの模様をレポートしよう。

アイドルたちから“プロデューサー”に贈られる、ライブというプレゼント

オープニングを飾るのは、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』（以下、『デレステ』）の6周年曲“星環世界”から。“CosmoStar”にピッタリの宇宙をイメージしたトランスサウンドとラップも混じった疾走感のあるスタートとなった。

ステージは今日だけのクリスマス仕様となっており、キャスト全員が揃って「メリークリスマス！」とお祝いをしつつ、当日が誕生日となった洲崎さんにメンバーと会場から大きな拍手が送られる。キャラクターのセリフを交えた自己紹介と衣装の紹介が行われ、最初のブロックがいよいよスタート。

1曲目の“星環世界”に続いて、こちらも宇宙というイメージにピッタリの曲ということで、まずは赤﨑さん、大空さん、金子さん、洲崎さん、鈴木さん、田辺さん、長野さん、原さん、村中さん、山本さんの“無重力シャトル”が先陣を切る。テンションの上がるメロディに続いて、藍原さん、千菅さん、集貝さんの3人による“オウムアムアに幸運を”で会場のボルテージがどんどん上がる。

そして、山本さんが歌うハイテンポでノリノリの“SUPERLOVE☆”に、金子さんと原さんのユニット“ノーティギャルズ”による“Virgin Love”と熱いサウンドが続く。

一転して、飯田さん、関口さん、田辺さん、集貝さん、中澤さんのオリジナルメンバーが勢ぞろいした“君のステージ衣装、本当は…”では、疾走感がありつつも切なさを感じる歌声で会場を優しく包み込んだ。

MCは10周年を振り返るトークコーナーとなっており、“忘れられないあの出来事”ということでメンバーが語り合った。人数が多いので、ここでは一部のメンバーのコメントをピックアップして紹介する。

福原さんは、自身が演じる“渋谷凛”の声が初めてCMで流れたときを回想。当時の反響や流れた瞬間に感動で震えたことなどを振り返り、お礼の言葉を述べると会場から大きな拍手が送られた。
ルゥさんは、初めてのダンスで“お願い！シンデレラ”を練習した際、まったくできなくて苦労したことや、キャラ固有のポーズを考えたりしたことを振り返って懐かしそうに語っていた。
赤崎さんは、自身が演じる“日野茜”が“カレーメシ”のアンバサダーとなり、コラボイベントして名刺のお渡し会を行ったことを振り返り、まだライブでは歌えていない“スパイスパラダイス”をいつか披露したいとコメント。
木村さんは、ショートアニメ『シンデレラガールズ劇場』にてオリジナル劇中劇の主人公“フローラル夕美”を演じた思い出と、先日の千葉公演にてゲーム内でユニットも組んでいる“西園寺琴歌”役の安齋由香里さんが、テーマソングである“Dreaming Star”を歌ってくれた喜びも語った。

続いてのブロックは、天野さん、鈴木さん、中澤さん、長野さん、山本さんによる“BEYOND THE STARLIGHT”からスタート。こちらも宇宙と親和性があるSTARLIGHTがタイトルに含まれており、疾走感のある1曲でクールダウンした会場を一気に盛り上げる。

藍原さんがソロ曲“秘密のトワレ”のセクシーなパフォーマンスを見せると、ルゥさんのソロ曲“Private Sign”では切ないメロディと歌声で会場を魅了する。さらに、天野さんがソロ曲の“谷の底で咲く花は”で、儚くも美しい歌声に情感たっぷりのパフォーマンスを見せると、感動した“プロデューサー”たちから大きな拍手が送られる。

一旦クールダウンした会場を、赤﨑さん、大空さん、鈴木さん、村中さん、山本さんが歌う“空想探査計画”のリズミカルで優しいメロディーが盛り上げ、会場は暖かな空気に包まれる。

MCでは、再びトークテーマを上げて語り合うコーナーとなっており、“忘れられないライブの名場面”というテーマが挙げられた。こちらも、一部のコメントをピックアップして紹介する。
金子さんは、7thライブツアーの千葉公演で“セクシーギャルズ”が登場し、新曲の“Gossip Club”がサプライズ発表されたことを振り返り、“プロデューサー”の歓声と熱量に改めて感謝を伝えていた。
青木さんは、7thライブツアーの名古屋公演で披露した“EZ DO DANCE”のダンスについて、本番で踊れるか不安になっていたが、サプライズで登場したKooさんのパフォーマンスでテンションが上がり、本番がいちばん踊れていたと嬉しそうに語った。
鈴木さんは、3rdライブにて原紗友里さん（本田未央役）とふたりだけでステージ裏で待機している際に、自身が“本田未央”の“プロデューサー”であることを告白したが、出番の直前で原さんを困惑させてしまったということで、謝罪の言葉を述べた。
集貝さんは、2ndライブのBlu-rayを母からクリスマスプレゼントで買ってもらった思い出を語り、“お願い！シンデレラ”を歌うたびに自分の原点として思い出すと感慨深げに語った。

宇宙を感じさせるさまざまな楽曲でクリスマスを彩る

MC明けは、木村さんのソロ曲“花のことば”からスタート。福岡公演では、体調不良で2日目に出演できなかったため、満を持してのソロ曲を披露となった。イントロが始まった瞬間に拍手が巻き起こり、“プロデューサー”の応援に応えるように美しく華やかなパフォーマンスで盛り上げる。

宇宙がテーマのライブで、福原さんと村中さんがいるということで間違いなく本命と思っていた“さよならアンドロメダ”がここで披露。天野さんとルゥさんも加わった4人で、EDMサウンドと美しい歌声のステージで会場を魅了した。

続いては、洲崎さんの“ヴィーナスシンドローム”に、青木さんの“共鳴世界の存在論”と、立て続けに力強い歌声と高い歌唱力のパフォーマンスで会場を盛り上げていく。

天野さん、大空さん、関口さんの3人が披露するのはキュートの属性曲“アタシポンコツアンドロイド”。意外なメンバーによる楽曲で、会場からは驚きの声が漏れる。大空さんと天野さんの可愛らしさと、関口さんがタイトル通りアンドロイドを彷彿とさせるパフォーマンスを見せた。

青木さん、飯田さん、洲崎さん、中澤さんの4人はクールの属性曲“Nation Blue”で、クールな歌声と疾走感のあるパフォーマンスを披露。

続いては、赤﨑さん、集貝さん、長野さんの3人でパッションの属性曲“Orange Sapphire”。元気でノリノリのステージを見せて会場の盛り上がりは最高潮に。本来は、“プロデューサー”たちのコールがとくに盛り上がる1曲で、配信のコメント欄にもコールできない悔しさを滲ませるコメントが溢れていた。

MCでは、ライブのセットリストの振り返りが行われ、久しぶりに披露したソロ曲や初披露となったソロ曲の感想、意外なメンバーの組み合わせによる楽曲での楽しさが語られる。それぞれが、楽曲に込めた思いやパフォーマンスでとくに気を付けたところも語られる中、“花のことば”を初披露した木村さんが歌えるチャンスが得られたことに涙ながらに語ると、会場からは大きな拍手が送られていた。

最後のブロックは、藍原さん、青木さん、天野さん、飯田さん、関口さん、千菅さん、中澤さん、福原さん、ルゥさんが歌うクールの属性曲“咲いてJewel”からスタート。疾走感のある熱いステージで会場を盛り上げると、田辺さんがソロ曲の“泡沫のアイオーン”披露する。宇宙（そら）という歌詞が登場する楽曲で、ハイトーンの美しい歌声と力強いパフォーマンスに魅了される。

ダンサーのパフォーマンスによるロングイントロで始まったのは、飯田さんのソロ曲“Hotel Moonside”だ。今回はなんと、ヘッドセットによるパフォーマンスで、歌だけでなくキレのあるダンスで完璧なステージを魅せ、会場から大きな拍手が巻き起こった。

村中さんのソロ曲、“弾丸サバイバー”で、パワー全開の熱いパフォーマンスで会場が戦場と化したところで、金子さん、集貝さん、長野さん、原さんの4人が“EVIL LIVE”を披露。釘バットや鉄パイプを携え、感情を爆発させるかのようなパフォーマンスに会場のボルテージを一気にぶち上げる。

関口さん、千菅さん、福原さんの3人のユニット“Sirius Chord”が熱唱するのは“Drastic Melody”。力強さに加えて、荒々しさを感じる激しいステージを見せ会場を圧倒。立て続けに熱いロックサウンドが披露されたセットリストでボルテージは最高潮に。

アンコール前のラストは、全員が歌う“Stage Bye Stage”でエンディングへと向かうライブを演出。笑顔が溢れる表情と楽し気な歌声を披露し、キャスト陣が一旦退場する。

続いて、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の歴史を振り返る特別なMVと新情報が公開。新情報の詳細は以下の記事を参照していただきたい。

『アイドルマスター シンデレラガールズ』×沖縄都市モノレール“ゆいレール”コラボが決定！10周年ライブツアー愛知公演1日目で発表された新情報まとめ

最後の挨拶では、延期を経て迎えた公演だったがキャストが揃って披露できたことやスタッフと“プロデューサー”への感謝の言葉が語られる。また、クリスマス公演ができたというポジティブなコメントも挙がり、今後の展望や期待も語られると会場からは大きな拍手が送られる。

ラストは全員が歌う“お願い！シンデレラ”が披露され、福原さんのコールに合わせた「アイマスですよ！アイマス！」でライブは幕を閉じた。

『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! CosmoStar Land』に相応しく、宇宙を感じさせるメロディ、歌詞、テーマなどが含まれた楽曲が盛り込まれたセットリストで大いに盛り上がる公演となった。また、約4ヵ月の延期となってしまったが、12月25日開催ということで、クリスマスを意識した特別なステージの装飾や、福岡公演でソロ曲が披露できなかった木村さんのゲスト出演など、“プロデューサー”にとって嬉しいプレゼントとなるライブだった。

【セットリスト】
01.星環世界：THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
02.無重力シャトル：赤﨑千夏・大空直美・金子真由美・洲崎綾・鈴木絵理・田辺留依・長野佑紀・原優子・村中知・山本希望
03.オウムアムアに幸運を（Short Outro Ver.）：藍原ことみ・千菅春香・集貝はな
04.SUPERLOVE☆：山本希望
05.Virgin Love：金子真由美・原優子
06.君のステージ衣装、本当は…（Long Intro Ver.）：飯田友子・関口理咲・田辺留依・集貝はな・中澤ミナ
07.BEYOND THE STARLIGHT（Long Intro Ver.）：天野聡美・鈴木絵理・中澤ミナ・長野佑紀・山本希望
08.秘密のトワレ：藍原ことみ
09.Private Sign：ルゥティン
10.谷の底で咲く花は：天野聡美
11.空想探査計画：赤﨑千夏・大空直美・鈴木絵理・村中知・山本希望
12.花のことば：木村珠莉
13.さよならアンドロメダ：天野聡美・福原綾香・村中知・ルゥティン
14.ヴィーナスシンドローム（Long Intro Ver.）：洲崎綾
15.共鳴世界の存在論：青木志貴
16.アタシポンコツアンドロイド：天野聡美・大空直美・関口理咲
17.Nation Blue：青木志貴・飯田友子・洲崎綾・中澤ミナ
18.Orange Sapphire：赤﨑千夏・集貝はな・長野佑紀
19.咲いてJewel（Long Intro Ver.）：藍原ことみ・青木志貴・天野聡美・飯田友子・関口理咲・千菅春香・中澤ミナ・福原綾香・ルゥティン
20.泡沫のアイオーン（Long Intro Ver.）：田辺留依
21.Hotel Moonside（Dance ShowCase Ver.）：飯田友子
22.弾丸サバイバー（Long Intro Ver.）：村中知
23.EVIL LIVE：金子真由美・集貝はな・長野佑紀・原優子
24.Drastic Melody（Long Intro Ver.）：関口理咲・千菅春香・福原綾香
25.Stage Bye Stage：THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
26.EVERLASTING：THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
27.お願い！シンデレラ：THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

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