『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2021-11-27 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。開催中のオセロニア探求(冥界に蠢く者)で設定まわりが深掘りされ始めたこともあり、考察熱が再燃してきました。
今回ご紹介するのはネルガル(2018年12月初登場)。どちらかと言えば、役割被りのキャラもいる吸収の進化よりも、カウンター駒を最大2枚召喚する闘化のほうが、独自性からなじみ深い人が多いかもしれませんね。
「そろそろ召喚の仕様、“返した駒”じゃなくて“返した後の駒”でもいいのでは(いわゆるロスカ式)」と思わなくもないのですが、デッキHPは年々増加傾向にあるので、コンボ自体は意外と最近の環境にもマッチしているのかな? とも感じます。
今回は性能的なところではなく、紹介や考察寄りになりますが、よろしければお付き合いいただけると幸いです。
※キャラクターに対する設定上の考察は、あくまで個人的な感想であり、公式の情報ではありません
唐突ですが、『オセロニア』には当初フレーバーテキストがありませんでした。ルキアやヴァイセといったかつてのクラスマッチ報酬、リッチやアルカードなど最初に選べる駒、そして最初期のいわゆる御三家(ヴィクトリア、アズリエル、レグス)には後から追加された形ですね。
コラボ系や季節駒にはけっこう早い段階から記載があったのですが、安定して載るようになり始めたのは2019年ゴールデンウィーク周辺の超駒パレード(オルスティン、シェイド、コノエ)あたりからのようです。
なので、現状でもフレーバーがないキャラクターについては、以下のように妄想していくことになります。
・該当キャラのボイスを聞く
・スキル名を確認
・関連性がありそうなキャラボイスを聞く&フレーバーを見る(あれば)
・原典と思しき神話などを調べる
最近だと、季節駒として再登場すればフレーバーが漏れなく付いてくるので何の問題もないのですが、ネルガルの場合は未実装。そのうえ、彼女はひとりで完結しているようなキャラクターではないうえ、何かと物騒な“匂わせ”が多すぎるんですよね……。
『オセロニア』のネルガルを端的に言うなれば、「気ままなスパイ」。口調こそおどけた調子なのですが、進化のほうは独り言を聞かれた結果「殺さなといけなくなる」とかのたまうので、殺し屋としての側面もあるのかもしれません。
一人称は“ぼくちゃん”。一見したところ蠱惑的なルックスということもあり、刺さるところにはやたら深く刺さりそうなギャップも合わせ持っています。僕は大好きです。
そして、ネルガルを語るうえで避けて通れないのがネガ・エレシュキガルの存在。
このネガ・エレシュキガル、ふだんはネルガルが携えている棺桶に入っている(封印されている?)状態。闘化のスキルで召喚する時「そんじゃガチャリとご開帳〜♪」と言っているのはこれを指していると思われます。
とはいえ、いわゆるお供とか召喚獣といった括りではないようで、それはネルガルとネガ・エレシュキガルのスキル名“封印されし冥界の女神”、“貶められし女神”からも一目瞭然。
ネルガル曰く「言うことを聞いていれば元の姿に戻してあげるよ! やったのは自分だけど(意訳)」ということなので、元は真っ当に女神の姿だったものの、何らかの理由でネルガルが異形化させたことが伺えます。
原典であるメソポタミア神話から引っ張ってきますと、エレシュキガルはれっきとした冥界の女神。そしてネルガルに至ってはエレシュキガルの夫だったりします。『オセロニア』ではそもそもネルガルの性別が違うため同列では語れませんが、なんというかこう……すごく不穏な雰囲気しかしません。
そして『オセロニア』での冥界と言えば、ハデス様とペルセポネ様が治める地。こちらはギリシャ神話由来なので本来つながりはないのですが、共通の世界観に同一名称の場所がほかにあるとは考えにくいので、あくまで同じものと仮定しておきます。
ちなみにスパイであるネルガルのクライアントは、みんな大好きベルゼブブ。季節駒ではウェディングドレスで花嫁コンテストに出たり、仮装してワインで酔っ払ったりと陽キャなOLみたいですが、やっぱり魔王なので暗めの仕事もさばいているようですね。
そんなベルゼブブのことを、ネルガルは「いちばんうるさいクライアントのひとり」と表しているので、依頼先が異なる仕事をフリーで掛け持ちしていることは想像できます。
ただ、そうなるとかなりマズい話になってきます。他国の要人を好き勝手に連れ回したうえに異形化させてるわけですから、優しいハデス様でなくても冥界サイドからすれば全面戦争レベルです。
これがベルゼブブの指示によるものか、ネルガルの独断によるものかは不明ですが、個人的にはネルガルの愉快犯的な性格から後者を推したいところ。前者だとしたら、あくまでベルゼブブの指示は「人質としてさらってこい」だったのが、ネルガルの趣味で変貌させた、とかでしょうか。
それにしても、オセロニア探求で日常的にわりとホッコリしていることが強調されたからこそ、この“冥界”が同一のものだとすると、ネルガル周辺の話は一層エグさが際立ちますね……。
なお、エレシュキガル由来のキャラクターとして、『オセロニア』にはイシュタルがいます。
ただ、少なくともイシュタルのフレーバーからはエレシュキガルとの関係性を示唆するものはなかったので、『オセロニア』では無関係の可能性もあり得ます。さらに当の本人のエレシュキガルは自分語りができない状態なので、このあたりの経緯は季節駒かオセロニア探求に期待ですね。
そして前述の通り、ネガ・エレシュキガルはまともに喋れてはいないのですが、じつはセリフを逆再生すると……。かなりホラー寄りなので掲載は避けますが、気になった人は「オセロニア ネルガル 逆再生」で検索してみてください。
ちなみに“ネガ”というのは、ネガティブの略ですが、写真の“ネガフィルム”などから“反転”を連想することも可能。性質・存在が反転したという意味と、セリフの逆再生を示唆するダブルミーニングなのでしょう。これには運営さんの仕込みにホント脱帽しました……。
【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】
文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld)
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