『北斗リバイブ』あれもこれも全部聞いちゃう2周年の超拡大版!プロデューサー岩本氏とディレクター藤田氏に炎の直撃インタビュー!( 4 / 4 )

2021-10-22 18:00 投稿

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北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

令和の北斗伝説

―― “令和の北斗伝説”というワードがこれまでも度々出ていまして、このあたりの夢や理念というものを、岩本さんから詳しくお伺いしてよろしいでしょうか?

岩本 この『北斗リバイブ』のコンセプトを作ってる時代に話はさかのぼるんですけど、ポスターにも描かれているフードを被った人物が、北斗神拳が途絶えた時代にもう1度それを蘇らせようとしているという設定なんですね。

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▲ゲームのスタート画面に使用されているイラストにも、ロゴの下部にそのフードを被った人物が描かれている。

岩本 そのときに「原作のストーリーが終わったら新しい物語がスタートするんですか?」というご質問もこれまでいただいたのですが、「そういうのができたらいいね」という夢を原先生とも語りながらこのゲームを立ち上げました。でもまずは一旦“原作追体験”というものに振り切ってやってきたのがスタートで、2周年でラオウの昇天までいって、今後修羅の国編にいくのでしょうけど、やっぱり原作には終わりがあるんです。先ほども言いましたが『北斗リバイブ』を軸にコミュニティができてきていますし、『北斗』について語りたいという人がたくさん集まった場所になったと思うんですね。そういったユーザーさんを含めた顔ぶれで、いまのこの時代に北斗神拳が蘇ったらこうなんじゃないか、なんてことを話しなが……これ夢ですよ?本当に夢ですけど、たとえばそこに原先生がいらして、「そのアイデアおもしろいね」なんて言ってパッとラフとか描いてくれたりして。

―― それは実現したらすごいですね!

岩本 たとえば女性の伝承者がいたかもしれないねなんて話があったら、それをまた原先生が描いてくれたりとか、僕はそういうところに夢があると思ってるし、それをやっていきたいと思ってるんですよね。有言実行じゃないですけど、そういうのをやっていきたいと言い続けることってどこかでパワーになると思うし、そこにユーザーさんが乗ってきてくれることって、僕たちの後押しにもなりますし、開発していくことへの力になったりしますので、そういうのも含めて夢なんですけどね。

―― ゲームだけにとどまらない北斗を軸にした大きな構想を描いているということなんですね。僕も北斗ファンとして楽しみです。

岩本 ひたすらやるぞと言い続けることが僕の仕事かなと思ってます。

今後の『北斗リバイブ』について

―― 北斗の世界観を広げていくというお話が出ていたと思いますが、これは『金翼のガルダ』などの外伝イベントを指しているのでしょうか?

藤田 はい、それもそうですね。外伝って本編では描かれていなかったけど、じつはこういうことがあったよというお話が多いので、そういうのもちゃんと再現していくことで、『北斗の拳』の世界を漏れなく網羅していきたいというところがまず1番ですね。そこから岩本が言っていました“令和の北斗伝説”に繋げられるようにしていきたいです。

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▲10月17日より外伝イベントが開催。『金翼のガルダ〜南斗五車星前史〜』は、オリジナルキャラクターを主人公としたスピンオフ作品だ。

―― では今回その足掛かりとして『金翼のガルダ』の外伝イベントが開催されるということなんですね。公式生放送でも触れていましたが、新たなPvEコンテンツや先ほどもお話しに出ました天覇の塔の今後についてはいかがでしょう?

藤田 PvEは考えていまして、やっぱり対人が苦手な方っていて、僕もその気持ちはよくわかるんですね。『北斗リバイブ』の大きな楽しさのひとつに“成長実感”があると思うんです。好きなキャラクターを成長させて、そのキャラクターが存分に活躍できる場所があるってことが楽しいゲームだと思うので、それを感じられるものを絶対に入れたいと思ってます。天覇の塔の件でも言いましたが、ゴリ押しで進められるのはやっぱり楽しくないと思うので、戦略というものが所々に入っていて、いろいろなキャラクターが活きてくるコンテンツにしたいなと思っています。

―― ここに経絡解放の意図が繋がってくるんですよね。

藤田 はい、まさにそうなんですけど、調整がかなりたいへんだなというのが所感としてありまして、こちらはしばらくお時間をいただければと思います。

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▲現時点での天覇の塔 最上階146-5に到達しているプレイヤーは、JP版にて1900名とのこと。(2021年10月時点)いつかくる改修、拡張に備えて皆さんも最上階を目指してみてはいかがだろうか。

―― コラボについてはいかがでしょうか?すでに『蒼天の拳』コラボについてはレターの方でも触れられていましたが。

藤田 『蒼天』コラボに関しては原先生の方からも第2弾期待してますとおっしゃっていただいてますし、ユーザーさんからの声も多いので絶対に開催しなきゃいけない思ってまして、近々皆さんに遊んでいただけると思います。前回霊王のところまでやりましたが、まだまだ『蒼天の拳』にも魅力的なキャラクターたくさんいますので、今回もしっかり生きざまとかカッコよさを描けたらいいなと思ってますね。

―― ちなみにほかのタイトルとのコラボは予定があるんですか?

藤田 『北斗』との親和性の高いタイトルを見付けようと現在いくつかの中から選定中といった段階ですね。ただここからしばらくは北斗の世界を拡張していくというところに力を入れていきたいと思ってます。

―― なるほど、北斗の世界を広げるという部分ですね。ではまずは『蒼天の拳』コラボと、広がっていく北斗の世界観に期待したいと思います。

3周年へ向けて

―― それでは最後になります。ちょっと気の早い話になるかもしれませんが、3周年に向けての意気込みを聞かせてください。

岩本 そうですね、3周年といいましても、先ほどの僕の話しでいうと富士山の何合目だよということになりますし、3年目、そして3周年はただの通過点だと思うんですよ。『北斗』ということで、それこそ7周年を見据えるような大きなタイトルにしていこうと思ってます。とはいえしっかり足元は固めないといけませんから、藤田を始めとする開発運営陣といっしょに、皆さまからのご指摘を受けつつ、今回もお話しにでましたバランスの件もそうですし、しっかりやっていこうと思ってますので、これからもよろしくお願い致します。

藤田 ユーザーさんの声を聞くという部分にさらに力を入れていきたいというのがあります。これまでは提供していくことがメッセージなると思ってたところがあるんですが、それだけでは伝わらないこともあると思うので、今後はユーザーさんとコミュニケーションを取る機会を増やしていって、皆さんに寄り添う形で運営していきたいという風に心から思っています。やはり北斗が好きでこのゲームをやってる方が多いと思うので、そういった方の“好き”という気持ちをぶつけられるゲームにしていきたいですね。ご期待いただいた分だけそれに応えられるように、開発一同やっていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します。

―― 本日はおふたりの熱い想いを語っていただきまして、ありがとうございました!今後とも『北斗リバイブ』に期待しております!

北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG
メーカーセガ
公式サイトhttps://hokuto-revive.sega.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/hokuto_revive
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