【新作】リモートワーク中に怪現象!? 通訳者を襲う恐怖のムービーアドベンチャー『Night Book』

2021-09-18 13:00 投稿

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Night Book(ナイトブック)

私生活を覗き見る好奇心と恐怖の狭間へ

通訳の仕事をしている主人公ロラリンのもとに、“1冊の書籍”に関する商談とその通訳の依頼が舞い込む。

この世に3冊しかないという“カンナー語”で書き記された古代の書籍を購入したい依頼者。

本物か否か、カンナー語を知るロラリンは通訳中にその一文を朗読してしまうのだが……。

本記事で紹介する『Night Book』は、リモートワークで通訳を進めるロラリンが奇妙な出来ごとに巻き込まれていく様子を追っていくムービーアドベンチャー。

問題の書籍はなんのために存在しているのか。

ロラリンの身に迫るさまざまな恐怖から目が離せなくなるぞ。

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ゲームの見どころ
●選択肢が物語を動かすムービー体験
●短すぎる無料版とその先の展開

選択肢が物語を動かすムービー体験

通訳の仕事を始めたばかりで少し緊張気味のロラリン。

彼女はリモートワーク中、何度も背後から鳴り響く音に気を取られてしまう。

取引先の相手もその様子を気にかけ、大切な打ち合わせも思うように進まない。

本作は特殊な家庭環境の中で仕事に奮闘するロラリンを中心に、少しずつ崩壊していく日常を実写で描くインタラクティブスリラーだ。

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ロラリンがしきりに背後を気にする理由、それは部屋に閉じこもって出てこない父親の奇行だ。

ドアに頭を叩きつけたり何かに怯えて独り言をくり返す。

悪霊にでも取り憑かれたように見える父親曰く、身ごもっているロラリンを危険にさらさないためであり、この状況をもたらしているのは“赤ちゃんの父親”にあるらしい。

冒頭から複雑で奇っ怪な事態が続々と発生。選択肢によって変化していく物語にどんどんハマっていくのだ。

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短すぎる無料版とその先の展開

App Storeには書かれていないが本作は体験版であり、最後までプレイするには610円でアンロックする必要がある。

また、主軸となる“古代の書物”や怪奇現象といった展開も体験版では味わえない。

とても興味深いゲームなのに、そのきっかけすら触れられないのはとても残念だ。

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App Storeの低評価はおもに“体験版と書いてない”“課金しないと遊べない”というものばかり。

体験版だけではどうにも購入に踏み切れない人もいるだろうが、610円という価格もSteam版に比べたら半額以下とリーズナブル。

その先の展開を少し知っていれば、とても手を出しやすい価格設定だと思う。

15あるエンディングが多少パターン化されている点は残念だが、それでも十分楽しめるストーリーだったぞ。

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P.N.深津庵
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Night Book(ナイトブック)

対応機種iOS
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルアドベンチャー
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