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D_CIDE TRAUMEREI(ディーサイドトロイメライ)
ゲームの設定を振り返りつつ、戦闘シーンや新キャラも紹介!
2021年6月22日、サムザップ・ブシロード・ドリコムの三社共同によるメディアミックスプロジェクト、『D_CIDE TRAUMEREI(ディーサイドトロイメライ)』のプロジェクト新情報大発表会が開催された。
今年3月にプロジェクトが初解禁された発表会では、ゲームシステムやストーリー、キャラクターの紹介をはじめ、メディアミックス展開の発表やアニメに関する情報など、幅広く展開するプロジェクトの内容が明かされた。
| サムザップ・ブシロード・ドリコムによる新プロジェクト『D_CIDE TRAUMEREI(ディーサイドトロイメライ)』が始動!豪華ゲスト陣も登壇した発表会の模様をレポート |
今回はアニメ放映を間近に控えたタイミングでのイベントということで、ゲストとして声優陣と各社の代表が登壇する豪華な内容となった。
【出演者(敬称略)】
菅沼久義(古堅蘭堂役)/佐倉薫(天海える役)/紡木吏佐(橙田ありや役)/高野麻里佳(伊吹咲愛莉役)/堀江瞬(伏辺或斗役)
松澤千晶(司会)/桑田栄顕(株式会社サムザップ 代表取締役)/内藤裕紀(株式会社ドリコム 代表取締役社長)/木谷高明(株式会社ブシロード 代表取締役会長)/中山雅弘(株式会社ブシロード プロデューサー)
司会を担当する松澤さんと、株式会社ブシロードのプロデューサー・中山雅弘氏の進行のもと、まずはキャスト陣5名が登壇して作品の内容に改めて触れられていく。
そもそもタイトルの“D_CIDE”とは何なのか。中山氏によれば“D”は、滅する、抗うをという意味を込めた“CIDE”、そして“TRAUMEREI”は「夢見る、夢見心地で現実感が分からなく状態”という意味を持っているとのこと。本作については事前にも発表されているが、近代神話の“クトゥルフ神話”を原案となっている。
既にゲーム版の収録は進行中で、佐倉さんは自身が演じる“天海える”と“古堅蘭堂”と不信感のある出会いをしており、そこからさまざま物語が展開されることが語られた。クトゥルフらしい退廃的な部分や恐怖も感じる内容になっているとのこと。
菅沼さんも出会いのシーンについては強烈な印象が残っているとのことで、オープニングから驚かされる展開になるようだ。
その他、物語のイントロダクションや舞台となる“由良島”が紹介される。菅沼さんからは「昼間は本当に素敵なところなんですけどねー……」と意味深な発言も。
▲本日初効果となったPV。キャスト陣も大いに盛り上がった。
プレイアブルキャラクターは全部で18名を予定。今回は、その中から何人かピックアップして紹介された。
登壇している紡木さんが演じる“橙田ありや”。彼女は高校一年生で“古堅蘭堂”の幼馴染。運動神経抜群でダンスが得意なアイドル少女で、実家が神社で退魔の力を持つキャラクター。菅沼さんと紡木さんによれば、アイドルを目指してYouTuberのようなことをやっているらしい。
神谷浩史さんが演じる“大寝屋周一”は、由良島の大手企業・大寝屋グループの御曹司。文武両道、冷静沈着なキャラクターだが、“古堅蘭堂”のことに関しては「見境がなくなる」という意味深な紹介文だ。
発表会の終盤では神谷さんからのビデオレターも公開され、ゲームに主人公、蘭堂を演じる菅沼久義さんへの期待を込めたメッセージが伝えられた。
中村悠一さん演じる“三浦無弦”は美術教師。普段はやる気がないが、生徒思いで本気を出すとすごいという‟ズルいキャラ”とのこと。
杉田智和さんが演じる“栄多凌久”は変態、と言い切られる癖のあるキャラクター。プロフィールが読み上げられると会場からは失笑が漏れた。
プレイアブル以外の新キャラクター3人も公開された。
愛美さんが演じる“亀梨風音”は、由良島にあるカフェ“アストロロギア”の店長だ。店ではオカルトアイテムが販売されており、時には店を閉めて買い出しに行ったりすることもあるようだ。
ビデオメッセージを寄せた愛美さんは、セリフの雰囲気が神秘的で愛美さん自身も非常に気になる存在だと語った。
岩田光央さんが演じる“月野澄人”は、“古堅蘭堂”が通う海神学園の教師。気がやさしく穏やかな性格で人気があるが、一部の生徒からは見下されているようだ。
強く耐え忍ぶ精神力の持ち主という紹介だったが、キャスト陣や松澤さんからは抑圧された境遇から“ウィアード”になってしまうのでは、と心配する声も上がった。
銀河万丈さんが演じる“大寝屋周慈”は、大寝屋財閥の会長で“大寝屋周一”の父親である。
息子を跡取りにするために厳しく接しており、親子関係は希薄で、普段は家に帰らず、別邸で生活しているとのこと。
キャラクターに関する紹介が終わると、クローズドβテストの日程が発表された。
6月24日~7月20日が応募期間となっており、7月21日に当落発表。ios、Androidでそれぞれ2,500名ずつが選ばれ、7月29日~8月2日にかけて行われる予定だ。
アニメのオープニング映像やPVも公開!放映直前のTVアニメは期待大
続いては、アニメに関する新情報が発表された。先日解禁されたPV映像の放映と、改めてストーリーのイントロダクションも紹介された。
さらに今回は新たにアニメのキャラクターも公開された。
陶山章央さんが演じる“織田純平”は主人公“織田龍平”の兄。幼い“織田龍平”の前で何者かに襲われて命を落としてしまう。
2人の関係性について聞かれた“伏辺或斗”を演じる堀江さんからは、“伏辺或斗”も欠落した部分を持っているので、兄をなくした“織田龍平”と心の隙間を補い合っているように感じたとの話が語られた。作品への理解が深い堀江さんに対し、中山氏からも感嘆の声が上がった。
松岡禎丞さんが演じる“村瀬良判”は、主人公“織田龍平”と同じ高校の2年生で、物知りかつ冷静沈着な性格のため男女問わず人気のあるカリスマ性の持ち主。裏表のない“織田龍平”と気が楽だという理由から交流のあるキャラクターだ。
1人の時間を大切にしており、友達と遊ぶことも少ないという少し影のある雰囲気も漂わせている。
今回は、サンジゲンが手掛けるアニメのオープニングアニメーションも初公開に。東京事変が手掛ける『獣の理』の楽曲をバックに、渋谷の街をキャラクターが飛び交う。
サンジゲンが手掛ける3Dアニメーション。キャスト陣も興奮した様子でそれぞれの感想を語っていた。
アニメのオフレコ時のエピソードを訊かれると、高野さんは、1話から社会問題なども盛り込まれたストーリーでハードな展開に驚かされたというエピソードに触れた。“織田龍平”の覚醒だけでなく、周りで起きる様々な出来事にも注目してほしいと語る。堀江さんは、1話を観てもらえばこの物語の描きたいことや方向性が伝わってくる内容になっているので、ぜひ観てほしいと続けた。
さらに、エンディングテーマをブシロードが展開するDJプロジェクト“D4DJ”の“燐舞曲”が担当することが発表された。
▲各テレビ局の放送情報と配信サイトの情報も解禁されたのでこちらもチェックしよう。
また、今回のイベント開催記念としてTwitterキャンペーンを開催中。公式Twitterをフォローして該当するツイートをリツイートすると、アニメのポスターが抽選で2名にプレゼントされる。
最後に、各キャスト陣とプロジェクトを展開する三社の代表からのメッセージを掲載。
堀江さん:人は誰しもままならない事情を抱えて生きていると思うんですけど、僕や視聴者の皆様、道ですれ違う人にもドラマがあって、この作品では一筋縄じゃいかないままならない状況が克明に描かれています。そんなところまでアニメでやっていいの?っていうぐらい、痛々しくまざまざと表現されていて。この作品を観ていただいた時に、人生の光明というか糸口が得られる作品になっていると思います。アニメ、ゲームと合わせてお楽しみください。
高野さん:私が演じる愛莉ちゃんは、とても大人っぽい恰好をしてるんですが、普段は眼鏡をかけて高校生活を送っていてちょっと違う雰囲気なんですね。あれ、思ってたのと違うと思うかもしれません(笑)深読みできるところがたくさんあって楽しんでもらえる作品になっています。堀江さんも言っていましたが、こんなにアニメでやっていいんだ!と驚かされるほどの作品になってますので、最後まで楽しんでいただければと思います。
紡木さん:改めて、ゲームやアニメの情報を観させてもらって世界観の壮大さに驚かされます。探れば探るほど色々なものが仕込まれた魅力のある作品で、映像、音楽、シナリオ、キャスト陣の皆様と本当に隙がないほど本気度が伺える完成度です。7月10日から放送されるアニメと、ゲームの方もよろしくお願いします。私も楽しみです!
佐倉さん:本当に壮大で謎が謎を呼ぶ物語なんですけど、プレイしていただいた方はどこか共感できる場所があると思います。悲しみ、辛さ、くやしさなどネガティブなところもありますが、物語を通して勇気を持つことの大切さや生きるために頑張る方法がわかるようなストーリーにもなっていますので、ぜひプレイしてほしいです。アニメの方もまもなくオンエアしますので、よろしくお願いいたします。
菅沼さん:このプロジェクトは本当に大きなプロジェクトなので、現在進行形で頑張らなければとピリッとした緊張感で取り組んでいます。まずは7月からアニメが始まるので、何を伝えたい作品なのかというのはわかると思います。アニメの舞台は渋谷で、我々ゲームの方の舞台は由良島で別の場所ですが、1つの大きな繋がりがありますので、アニメとゲームの両方を楽しんでいただければと思います。
桑田氏(株式会社サムザップ 代表取締役):このプロジェクトは、数年前にドリコムさんのグループ会社になったBlasTrainさんから頂いた企画でした。非常にいいもので、これはなんとか形にしたいと思っていたところ、ブシロードさんも興味を持たれているというお話もあって一緒にやることになりました。かなり時間をかけて仕込んできた企画だったので感慨もひとしおです。ドリコムさんの方でもバックアップしていただいて、ゲームもしっかりと形になってきました。私個人としても、会社としてもいいものが出来ていると持っているので、アニメの方を観ていただいてゲームも楽しんでいただければと思います。
内藤氏(株式会社ドリコム 代表取締役社長):桑田氏の方からお話があったように、BlasTrainがこの企画を持っていたことを知ってから、数々のヒットを世に送り出しているブシロードさんと、ゲームで多くのヒットを出しているサムザップさんのご協力いただき、期待感のあるプロジェクトになりました。まずはアニメの方がお届けできるということで、少しでも多くのお客様に知っていただいたうえで、ゲームの方にもぜひ参加していただければと思っております。
木谷氏(株式会社ブシロード 代表取締役会長):最初に企画書を拝見したとき、あのメインビジュアルのクジラのインパクトから、非常に絵がきれいで世界観も面白くてワクワクさせられました。今までのブシロード作品とは違ったテイストですが、桑田さんや内藤さんのような素晴らしいパートナーもいるので、ぜひ取り組んでみたいという話になりました。我々はアニメやメディアミックスの方を担当するということで参加しておりますが、今日のオープニング映像を観て、あの綺麗な絵が動いていることに感動しました。まずはアニメが先陣を切って、それからゲームに繋げて素晴らしい作品に仕上げられるよう皆様と頑張っていきます。ご支援ご指導の方引き続きよろしくお願いします。本当に素晴らしい作品に関われて感謝しております。
なおイベントについては、YouTube公式チャンネルにてアーカイブが確認できるので詳細はこちらをチェックしよう。
⇒公式チャンネルのアーカイブはこちら
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