『FF7FS』オリジナル・サウンドトラックが各種配信サイトにてダウンロード配信スタート
2022-09-21 14:29
2021-06-04 12:00 投稿
この記事に関連するゲーム ゲーム詳細
ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー
スクウェア・エニックスより配信予定の新作タイトル『ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー』(以下、『FF7FS』)。
本作は、『ファイナルファンタジーVII』の世界を舞台にしたスマホ向けバトルロイヤル(以下、バトロワ)ゲームだ。プレイヤーはソルジャー候補生のひとりとして、ほかのソルジャー候補と戦っていくこととなる。
ミッドガルが舞台ということもあり、コルネオの館や教会など、『ファイナルファンタジーVII』シリーズ、とくに『ファイナルファンタジーVII リメイク』のプレイヤーにはなじみ深いエリアも多い。
基本的にはプレイヤー同士で戦うことになるが、エリアには倒すと経験値が獲得できるモンスターが配置されていたり、乗り物としてチョコボも登場。バトロワながら“ファイナルファンタジー”シリーズらしさも感じさせるタイトルだ。
本記事では、6月1日~8日に実施されたCBTの体験リポートをお届けしよう。
ゲームの見どころ
・魔法や近接武器も使えるバトロワ
・巨大モンスターの討伐などフィールドエネミーとの遭遇も
・銃や服装のデザイン変更、画面設定なども充実
▼『FF7FS』CBT版を生放送でプレイ!アーカイブはこちら
まずは、バトロワについて簡単に説明しておこう。
バトロワは、ひとつのフィールドを舞台に多人数で戦い、最後まで生き残ったひとり、あるいはチームが勝利となるバトルルール。
ポイントになるのは武器などの装備は一切持ち込めず、すべての試合で装備を現地調達しないといけないこと。
ランダムに配置された装備やアイテムを集め、遭遇したプレイヤーと戦い、最後まで生き抜く。課金で有利になるような、いわゆるpay to winの要素がない、平等な条件で毎回違った戦いが展開されるのがバトロワの魅力だ。
▲武器やアイテムはすべて現地調達。毎回、どんな装備が手に入るかわからないのもバトロワの醍醐味だ。
▲見事全員を倒して勝者になれば、『ファイナルファンタジー』シリーズでおなじみのファンファーレが鳴り響く。
本作の場合も、基本的なルールや流れはバトロワ系でおなじみの形。特徴的なのは、ソルジャーのスタイルを選べること。
プレイヤーはウォリアー、ソーサラー、モンク、レンジャーの4種類からひとつを選び、戦闘に参加することになる。スタイルによってバトル中に使用できるスキルや武器、恒常的に発動するパッシブ効果が異なるので、自分のプレイスタイルに合わせて選んでいくといいだろう。
【各スタイルの特徴】
・ウォリアー
機動力に優れたスタイル。移動スキル“ドッジ”を使用できるほか、攻撃の移動中にはバリアが付与されるなど、近接攻撃が扱いやすい性能になっている。
・ソーサラー
マテリア(魔法)が強化され、MPもほかのスタイルよりも増加される。マテリア主体で戦いたい人向けのスタイルだ。
・モンク
モンクはバリアの発動や、HPの自動回復効果など、耐久力に優れたスタイル。ピンチになるとパワーアップするので、生存率が高い。
・レンジャー
一定範囲内にいる敵やトラップの位置などを把握する能力を持つレンジャーは、安全かつ遠距離から一方的な襲撃も可能なスタイル。
スタイルを選択したら、いざ戦場へ。
まずは自分でヘリコプターを操縦して、降下ポイントを選んで移動していく。
▲降下ポイントを決めたら、ヘリから飛び降りて着地する。
フィールドに降り立った時点では、近接武器以外はなにも所持していない状態。まずは装備やアイテムを集め、戦いの準備をしていくことになる。
もちろん、この時点でほかのプレイヤーが近くにいるならすぐさま戦闘に移ることも可能。先に武器を取って戦うか、接近戦で決着をつけることになるだろう。
▲装備できるアイテムは、近くにいると自動的に拾ってくれる。
探索するエリアは、原作プレイヤーにとってはなじみ深い場所も多い。
バトロワ用に構成されたマップではあるものの、随所で『ファイナルファンタジーVII リメイク』の面影を感じられる。
探索中はアサルトライフルやショットガンなど銃器のほか、マテリアやアクセサリーなど『ファイナルファンタジー』シリーズらしい物も手に入る。
マテリアは、ファイアやブリザドなどの魔法で最大3つまでセット可能。時間経過で回復するMPを消費すれば、いつでも発動できる便利な装備だ。
マップ上にはいくつもマテリアが落ちており、同じ物を複数集めるとファイア、ファイラ、ファイガといった形で成長していく。
このマテリアが、本作のバトルをおもしろくする大きな要因になっている。
ファイアやサンダーはわかりやすく攻撃魔法になるが、そのほかにもトラップの役割を果たすグラビデや、遠くまで吹き飛ばすエアロなど一風変わった効果も扱えるのだ。
マテリアは3つまで装備できるので、複数の効果を組み合わせた戦術も作れるかもしれない。
▲地面などに設置するグラビデは、近づくと発動して範囲内にいる敵の行動を遅くする。この隙に狙われたらひとたまりもない。レアアイテムを餌にトラップを仕掛け、釣られたプレイヤーを一方的に撃って倒す使いかたが効果的だった。
▲エアロは、近づいたものを遠くに吹き飛ばす効果を持つ。自分自身がエアロの中に入って高く飛び、周囲を索敵するというテクニックを使うプレイヤーとも遭遇した。ほかのマテリアとの組み合わせ次第で、多彩な使いかたができそうだ。
また、最初から近接攻撃用の武器を持っているのも本作の特徴。各スタイルごとに近接用の武器を持っており、これらの武器は消耗することなく最初から最後まで使うことができる。
とくにウォリアーの近接攻撃が強力で、攻撃時に前方にバリアを張るため、ある程度銃弾を防げるうえ、その威力も高く数発当てれば撃破まで持ち込める。銃の場合はリロードが入るのだが、この最中に近接攻撃を当てるとリロードを止めることができる。
バトロワにおいてなかなか近接戦に持ち込むことも少ないかもしれないが、いざというときにこういったテクニックを活かせるのがおもしろいところだ。
ソルジャー候補生ということで身体能力も高く、ある程度の高さの崖や壁ならウォールランで登れるのもポイント。
建物の上に登って敵を索敵したり、崖上に身を潜めてスナイパーライフルで撃つなど、活動範囲が広いぶん選べる戦術も多くなる。
マップ上には乗り物も落ちており、バイクで戦場を突っ切るような動きかたも可能。
エリアが広いぶん、遠い場所に移動するときはチョコボやバイク、クルマを使用して移動していくのが効率的だ。ちなみに、バイクやチョコボに乗っていると専用の攻撃アクションを起こせるものの、ダメージとしては微々たるもの。あくまで目の前に敵がいた際、軽くダメージを与える程度の性能になっていた。
そのほか、細かなルールなどはバトロワ系ではおなじみのものがほとんど。
ランダムで補給物資が送られてくる定番のシステムも導入されており、神羅からレアアイテムが転送されてくる。敵が集まってくる危険性も高いが、補給物資にはレア装備や、召喚獣イフリートが入っていることもあるので、近くに転送されてきたら入手を狙いたい。
本作の大きな特徴として、ほかのプレイヤーとはべつに、フィールド上にはさまざまなモンスターが生息している。
これらのモンスターを倒すとポーションなどのアイテムが手に入るほか、経験値を稼いでプレイヤーレベルをアップさせ、HPを増加させることも可能。
攻撃力などは変わらないが耐久面での安全性が高まるので、近くに敵プレイヤーがいないならモンスター狩りをしてレベリングをするのもひとつの手だ。
▲小型モンスターとの戦闘時は、銃声を鳴らさないように近接武器で戦うのがオススメ。
フィールドが広大なぶん、終盤までほとんど敵と遭遇することなく進んでしまうこともあるのがバトロワだが、本作の場合はモンスター狩りをする機会にもなるので退屈しなくて済む。
高所でスナイパーライフルを覗き、索敵しつつモンスターを処理していくなど、状況に応じてプレイスタイルを変えてみるのもいいだろう。
▲だれとも遭遇しないときは、見つかりにくい岩場で伏せてモンスター狩りに勤しむ。
また、バトル中には突然ボス討伐の司令が飛んでくることも。これは必ず発生するわけではなく、ランダムで起こるイベントのようだ。
いつほかのプレイヤーに襲撃されるのかわからない危険な状態。すでに安全地帯にも入っているのだが、神羅からの命令とあらば仕方がない。ということで発見したクルマを使って、指定の場所まで向かうことに。
指定された場所に向かうと、待ち受けていたのはガードスコーピオン。
ほかのモンスターとは比べものにならないHPに、ミサイル攻撃など強力な技も使用してくるボスと戦う羽目に。
ボスを倒せば間違いなくレアアイテムが手に入るはずなのだが、HPが高く銃を撃ってもなかなか倒しきれない。
敵の攻撃も厄介で、広範囲に広がるミサイルに当たると一気にHPが削れてしまった。遮蔽物を盾にポーションで回復し、少しずつHPを削っていく様はアクションRPGを彷彿とさせる。
しかし、本作はRPGではなくバトロワ。長時間ボスとの戦闘を続けていると、左側からは足音が、右側からは銃声が聞こえてくる。
残念ながら敵の敵は味方、とはならず、ボスとの戦闘中に横からスナイパーライフルで射抜かれる事態に。
▲目の前のボスだけでなく、左右からプレイヤーに囲まれて絶体絶命……!
慌ててポーションを飲むも間に合わず、後少しでボスを倒せるというタイミングでの敗退となってしまった。
ボスの居場所は全プレイヤーに通達されるので、当然ながらプレイヤー間の争いも起こりやすい。いつ、どのタイミングでボスとの戦いに入るのかが重要になるだろう。
その苦労に見合うアイテムが手に入るのかは確かめることができなかったが、指令が来たときにはぜひ討伐に向かってみてほしい。
バトロワでは定番の要素である、武器・キャラスキンなどの要素は当然本作にも盛り込まれていた。
使用する武器や、バイクやヘリコプターのデザインも変更できるようだ。ちなみに変更できるのはデザインのみで、武器性能などは一切変わらない。
ショップではキャラクターの服やエモート、アクセサリーの類も販売。チャレンジを達成すると手に入るギルを消費することで購入ができた。
確認できた範囲では軍用コートやタークスの服などが販売されていたが、今後原作キャラクターの武器や衣装が登場することにも期待したい。
『FF7FS』は定番のシステムに独自要素を取り入れ、ひとつのバトロワゲームとして見ても完成度の高いタイトルになっていた。原作をプレイしていない人でもまったく問題なく遊べるので、バトロワ好きの人にもオススメしたい。
もちろん、随所に『ファイナルファンタジー』シリーズらしさを感じる要素が盛り込まれているので、ファンの人ならなお楽しめること間違いナシ!
また、設定画面も細かく調整できる点が好印象。照準が合うと自動的に射撃をする自動射撃など、アシスト機能も充実しているので初心者でもプレイしやすかった。
今後はコントローラの対応も予定されているので、スマホでの操作が難しいという人でも安心してプレイできるタイトルになるだろう。
▼『FF7FS』CBT版を生放送でプレイ!アーカイブはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
メーカー | スクウェア・エニックス/エイチーム |
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公式サイト | https://www.jp.square-enix.com/ffvii_fs/ |
公式Twitter | https://twitter.com/FFVII_FS_JP |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | © 1997, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.Powered by Ateam Inc.CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA |
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