【角満の『ウマ娘』日記 第32回】あのレースの向こうに……! サイレンススズカ編、その4!

2021-04-21 20:00 投稿

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ウマ娘 プリティーダービー

◆がんばって書く!

最近、忙しすぎて記事を書く時間を捻出できない……!!

できることなら俺も……!!

1

近年の競馬史においては指折りの快速馬! 2011年の最優秀短距離馬にして育成ウマ娘として登場したカレンチャンのこととかさ!!

2

サポートカードガチャに新たに加わったSSRユキノビジンとSRニシノフラワーのこととか書きたかった!!!

しかし、ただでさえ時間がないのに加えて、いま俺は愛しのサイレンススズカ物語を綴っている真っ最中……!

このストーリーの衝撃の展開を書き切るまでは……ほかのことに触れるわけにはいかない!!

というわけで、サイレンススズカの怒涛の大逃げの如くスピードアップして残りの話を投下していきたいと思います!

◆物語も中盤に

つい先日、現実世界の中央競馬では、クラシック第1弾の皐月賞が行われたばかりだ。

群馬県出身の俺は個人的に、200万県民すべてが暗記している上州人の聖書『上毛かるた』にも詠われている“アサマノイタズラ”を密かに応援していたんだけどね(※このかるたの“あ”が、「浅間のいたずら 鬼の押し出し」なのだよ)。

結果は……残念ながらしんがりの、16着に轟沈(((( ;゚Д゚)))

いやでも、先行策をとって前半は好位をキープできたこともあって、実況で2回くらい名前をコールされてちょっとだけ満足したけどね……。つぎは……ぜひがんばってくれアサマノイタズラ!!><

そんな皐月賞のトライアルとなる“弥生賞”に、我がサイレンススズカが打って出ることになった。

このローテーションは……リアルなサイレンススズカのそれとまったく同じである。

新馬戦で7馬身差の圧勝劇を演じ、

「今年のクラシック、もうサイレンススズカで決まりだろ!!ww」

と、俺とその競馬仲間、さらには日本中の多くの競馬ファンに印象付けたサイレンススズカは、弥生賞でも高評価の2番人気に支持されていた。

でも、新馬戦のぶっちぎり勝利にすっかり魅せられていた俺は2番人気すら不満で、

「過小評価だろ……! まず間違いなく、この馬はダービーくらいまで無敗で突き進むと思うわ!」

と反発。その背景には明らかに、同じ逃げ馬で無敗のままダービーを制した“心のナンバーワンホース”、ミホノブルボンがいたのは間違いない。

この快速馬だったら、ミホノブルボンが果たせなかった“逃げ馬による無敗の三冠制覇”を成し遂げてくれるのではなかろうか……?

当時はそこまで考えていたと思う。

ウマ娘に話を戻すと、この弥生賞では……!

3

おおお!!! アイネスフウジンやメジロライアンといった名馬を抑えて、堂々の1番人気!! これはもしや……このあたりから史実を覆す活躍をしてくれるのでは!!?

そんな期待をしながら見守ったレースだったんだけど……。

結果は……(((( ;゚Д゚)))

4

げ……。さ、3着……(((( ;゚Д゚)))

しかも、スクショのタイミングが悪かったのか、いまにも曇天に吸い込まれて天に連れ去られてしまうかのような、写りの悪い1枚に……(((( ;゚Д゚)))

このとき、俺の脳裏を支配したのは、サイレンススズカを待ち構える恐ろしい未来の出来事である。

弥生賞は1番人気に支持されながらも、まるで史実をトレースするかのように3着に敗れた。まあ、実際のサイレンススズカはこのレースで8着だったので歴史は変わっている……ととらえることもできるんだけど、やっぱり、

“勝てなかった”

という事実が俺の心を縛り付ける。そしてサイレンススズカも、

5

え……!! さ、皐月賞回避って、あなた……(((( ;゚Д゚)))

じつはリアルなサイレンススズカも弥生賞で8着に沈んだため、皐月賞への優先出走権獲得に失敗。裏のローテーションに回ってダービーを目指すことを余儀なくされている。それと似た状況に踏み込んでしまっていることが、俺の不安をますます助長させるのであるよ……。

そんな、ある種の恐怖を抱えたまま、ウマ娘的ローテーションにのっとって次走の神戸新聞杯に臨む。

6

当然のように、リアルなサイレンススズカもこのレースには出場しているのだが、単勝2.1倍の1番人気に支持されながらも結果は2着(1着はウマ娘にもいるマチカネフクキタルだった)。さらに、ここから3レースにわたって凡走をくり返してしまうという“暗黒期”に入るのである。

ここまでの流れを見るに、ウマ娘のサイレンススズカは史実を追うのかもしれない。でも、そうなると、ますます……。

「最後の目標になっている天皇賞秋は……やっぱり……」

絶望的な未来が、首をもたげてくるのだ。

「いや、でも!!」

これまでの育成を考えるに、『ウマ娘 プリティーダービー』のストーリーは絶妙に史実をからめてきながらも、いざと言うときには大ナタを振るって、ある種理想的な展開に持っていく傾向が強いと確信できる。これがなければ、ハルウララは一生未勝利のままなんだしねw

「悲嘆するのはまだ早い……! どこかで必ず、未来を変える力が働くはずだ……!!」

そう信じて臨んだ、神戸新聞杯。

7

マチカネフクキタルやオグリキャップなど、歴戦の名馬を向こうに回して、我がサイレンススズカは1番人気だ。

そして、レースも……!!

8

序盤から他ウマ娘に影も踏まさず、先頭を突っ走るサイレンススズカ! そのスピードは後半になっても衰えず……!

9

最後の直線へ!!!

ここでも先頭をキープしているってことは……!! もちろん!!

10

“先頭の景色は譲らない…!”発動ぉぉぉおおお!!!><

これによりリードをさらに広げて……!

11

うおおおお!!! これぞまさに、サイレンススズカがぶっちぎったあまたのレースのゴール前の風景!!! 走っているのは少女なのに、マジで馬に見えてくる不思議!!!ww

結果!

12

史実をひっくり返して、神戸新聞杯を制覇だぁぁああああ!!!

よしよし!! これで未来はわからなくなったぞ!!

リアルでは負けたレースもねじ伏せられるなら、あの不幸な事故すらも、きっと……!

そしてレース後、サイレンススズカとこんな会話が交わされる。

13

やはり、最終目標は天皇賞秋か……!

未来と戦う、サイレンススズカの物語は続く。

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大塚角満

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。

ウマ娘 プリティーダービー

対応機種iOS/Android/ブラウザ
価格無料(アプリ内課金あり)
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メーカーサイゲームス
公式サイトhttps://umamusume.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/uma_musu
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