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ブルセラ症に感染したバイソンを追跡!! 病を調べ知見を得る物語『theHunter:Call of the Wild』【Steamハック:猟友会03】

2021-03-26 13:43 投稿

血液サンプルを求めリンダーランド峡谷へ

Expansive Worldsの名作ハンティングゲーム『theHunter:Call of the Wild』をプレイし始めて約3ヵ月。

SteamのセールでDLCを含めて大人買いしたフリーライター・深津庵が、本サイトの企画“Steamハック”の番外編として本作の魅力をきままに語る猟友会の第3回目は、ヨーロッパバイソンの諮問機関員から下ったミッションを中心にすぐそこに迫る感染症の驚異を調査。

動物を追い回すだけのゲームじゃない、深刻なテーマも飛び出すストーリーの魅力を紹介する。

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ゲームの見どころ
●群れが病を招く!? 狩猟そっちのけの大調査
●ゲームを通じて身近に迫る感染症を学ぶ

群れが病を招く!? 狩猟そっちのけの大調査

『theHunter:Call of the Wild』という名の通り、本作の本題はハンティングである。

銃やボウガンなどを担いで動物を追い、狩猟を通じて生計を立てていくのが常であると思っている人も多いはずだ。

しかし、そうでもないのが本作の魅力。

そこに惚れてしまったのが筆者というわけ。

初期エリアの1つ、ヒルシュフェルデン保護区でとくに印象的だったがヨーロッパバイソン諮問機関のビネイ・バンダリ博士から受けるミッションだ。

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彼が属する諮問機関の活動によってバイソンの個体数が増加。当初のリンダーランドからほかの地域にまで広がり、群れが拡大した影響で病気にかかるバイソンが出現してしまう。

そこで始まるのが感染したバイソンの死骸から血液サンプルを回収するミッション“バンダリ-バイソンの調査”だ。

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対象のバイソンはリンダーランド峡谷東側、展望台から南西に下った場所で息絶えている。

そこで回収した血液から判明するのが、つぎのミッション“バンダリ-感染を食い止めろ”で描かれる“ブルセラ症”という聞き慣れない名前とその驚異だ。

はい、いま2度見しちゃったそこのあなた。

大丈夫、あの90年代によく耳にしたあれではなく、れっきとした感染症の名前だ。

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さて、詳しいこと後半で説明するとして、人間に感染した場合にはマルタ熱や波状熱などの名前で呼ばれるズーノーシス(人獣共通感染症)だということ。

そしてバイソン(ウシ)に感染すると不妊や流産、生まれたとしても子どもは衰弱死するということだ。

好き放題に狩猟できるマルチプレイとは異なり、ストーリーミッションが主軸になるシングルプレイではときに思いがけない事態が発生する。

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ゲームの世界だけの話ではない。

現実でも起こりえるものが本作では数多く描かれている。

今回登場した博士を含め登場人物にはそれぞれメインとサブ2系統のミッションがあり、依頼に応じて各エリアを探索。達成することでどんどん世界が広がっていく。

知見を得るとはまさにこのこと、シングルプレイを推したい魅力的なポイントだ。

フォントサイズの小ささが玉に瑕だが、受注内容(会話を除く)はいつでもログを読み返すことができるので必ず目を通してもらいたい。

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ゲームを通じて身近に迫る感染症を学ぶ

思わず2度見してしまった“ブルセラ”というワード。

当然、アレではないのだがそんな感染症があることを知らなかった筆者にとって、これはあまりにも強烈なパワーワードだった。

厚生労働省のサイトによれば、牛や豚、山羊や羊の感染症であり、その原因菌として挙げられているのが“Brucella abortus”や“B.suis”といったもの。

なるほど、“ブルセラ”ってのはここから来ているのだ。

■ブルセラ症|厚生労働省

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偏った知識を払拭できちゃうのも、現実とリンクする事柄の多いゲームならでは醍醐味。

覚えはないけど意味ありげ、そんなワードに出会ったら検索してみること。

狩猟のノウハウとエイム力だけでなく、日常で役立つ有益な情報も習得。そうした好奇心もハンティング生活を充実させる大切なポイントだ。

さぁて次回は“狩猟圧”という状況と動物の関係について。

これまたゲームだけの話ではなく、人間と野生動物に関係する興味深い事象だ。

本作と現実、それぞれどういった影響を与えるものなのか。

圧のかけかたがわからず右往左往した体験と合わせて追っていくぞ。

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P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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