カメラマンに転身!? ヒルシュフェルデン猟区で潜む快感と忍耐力を鍛える『theHunter:Call of the Wild』【Steamハック:猟友会02】

2021-02-25 16:30 投稿

銃を置きカメラを構える狩猟ライフ

パソコン版を中心に世界中のコアプレイヤーに愛されている名作ハンティングゲーム『theHunter:Call of the Wild』がリリースされてから4年後の2021年。

あれこれ大変だった1年を乗り越えて迎えた正月休み

“せめてゲームの中でくらい観光したい!!”

そんな想いとセールをきっかけにこの美しき世界に飛び込んだフリーライター・深津庵は見事に大ハマリ。本サイトの新企画“Steamハック”の番外編として始まったのがこの猟友会だ。

第2弾になる今回からは初期エリアの1つ、ヒルシュフェルデン猟区を中心に筆者が魅了されたポイントを回想していく。

“ハンターからカメラマンに転身”

厄介なミッションに苦戦しながらも夢中になれた狩猟以外の醍醐味を紹介するぞ。

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急がば回れ!? 忍耐力を鍛えるダマジカとの駆け引き

初期マップの1つ、ヒルシュフェルデン猟区は全体的に緩やか。

前回紹介した“レンジャー.243”を中心に多くの動物をハンティングできるエリアだ。

2021年のいまになってデビューした筆者は、追加マップを含むDLCも片っ端から購入。所属するDiscordのゲームコミュニティ“おとなのファミコン部屋”メンバーと相談した上、サムネの雰囲気と金策に向いているらしいDLCマップの1つ、“シルバーリッジ・ピークス”を選択して三が日をそこで満喫。

アウトポストや狩猟スタンドなどをすべて開放、ストーリーも終わらせた後にたどり着いたのがこの初期エリアである。

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順序がめちゃくちゃ、古参ハンターに怒られそうだが、多彩なDLCが出揃った環境で始めた後続プレイヤーなのでそこは許してほしい。

っと、予防線と言うなの前置きを済ませたところで本題だ。

本作には各エリアにちなんだストーリーがあり、それを追いながらハンティングのいろはを学んでいける。

そこに魅力を感じていた筆者を翻弄したのが、“イェーガー・鹿と海”というミッションだ。

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ペータースハイン南東部にあるケーニヒスベルク湖を背景にダマジカの写真を撮るのがミッションの目標。

依頼人のゲルリンデ・イェーガーはダマジカの個体群や習性を追う専門家で、製作中の本に掲載する写真を撮ってこいというわけだ。

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ゲーム内のカメラ(Pキー)を使って撮影するだけの簡単なお仕事、場所もすぐ特定できたしダマジカの足跡もある。

そこに対象が訪れる時間を示す“ニードゾーン”もちゃんと調べ、匂いを感知されないよう風向きにも注意。シカ用の呼び笛も装備して張り込みの開始だ。

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身を隠す便利なアイテムもあるけど、できれば自力で成功させたい。

プレイヤーの声がゲーム内に届くことはないけど、通話中の会話も自然と小声になってくる。

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本作をプレイする上で筆者が大切にしているのは、“ゲームの世界の没入すること”だ。

銃を撃つなんてことは非現実的だが、大自然を散策したり今回のように隠れるといった体験は現実的で想像がしやすい。

しかし、このミッションはどうにも判定がシビア

条件を満たしているであろうショットも片っ端からノーカウントという日々が1週間も続く。

なるほどこれが仕事上、自分も気にかけている“撮れ高”なのだ。

イェーガーからすれば、“そんな写真は掲載できない”と突き返しているに違いない。

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最終的にイェーガーを満足させることができたのは、チャレンジ開始から約3週間目のこと。

もちろん連日プレイしていたわけではなく、2日に1度3時間くらいのペースだ。

正直、これでいいなら2週間前に撮ったやつのほうがよかったじゃん。

それくらいの曖昧な判定だったが、何よりも身を潜めて獲物を待つ体験と達成感に大満足

これもまた、本作がプレイヤーを選ぶと言われる大きな要因だが、だからこそ筆者は夢中になれているのだと再確認できた瞬間でもあった。

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時間を共有できる仲間のいるコミュニティの存在

モニターから聞こえてくる動物の鳴き声や足音を環境音かわりに執筆、射程内に獲物が入れば仕事を中断して狙い撃つ。

最近では仕事のお供にも役立っている本作だが、それをより楽しく感じさせてくれているのがコミュニティの存在だ。

じっと隠れて獲物を待つには正直言って限度がある。

それを解消してくれるのがメンバーとの他愛もない雑談なのだ。

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登録しているメンバーの職業は多種多様、住んでいる場所も違えば海外の方もいる。

年齢も25才から上は50代まで、本当に幅広い層が雑多な話をしているので飽きることはない。

そんなコミュニティの中で、本作のライブを見ていた誰かがふと“釣りと同じ”“待つことも大切だね”っとそんな助言をしてくれた。

言い得て妙とはこのこと。

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その言葉が本作とどう向き合うのが自分にとってベストなのか、プレイ開始から約2ヵ月半経ったいまも心の底から楽しめている大きなポイントになっている。

さぁ、いつの日かそんなコミュニティにゲーマーなマタギさんが参入しないかなぁ。

それでは次回もヒルシュフェルデン猟区を中心に、筆者の目線で夢中になれる魅力を綴っていきます。

下記にコミュニティへのリンクを設けておくので、規約を確認の上、ぜひ参加をご検討ください。

ぜひ、引き続きよろしくお願いしますね!!

■おとなのファミコン部屋はこちら

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P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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