
印象が大逆転!! 世界が広がるハンティング生活始めてみました『theHunter:Call of the Wild』【Steamハック:猟友記01】
2021-02-04 15:46 投稿
令和から始める名作ハンティング
南アルプスのふもとに広がる国立公園やシベリア大陸を連想させる凍える大地など、広大なフィールドを舞台に本格的な狩猟を楽しめるPCのハンティングゲーム『theHunter:Call of the Wild』がリリースされて早4年。
2019年6月のアップデートで公式による待望の日本語化が行われ、さらには度々開催されるSteamセールの効果もあり、ひとまず購入してみたというユーザーも増えている。
しかし、実際にプレイしてみると評判のわりに“何が楽しいのかわからない”と投げ出してしまうケースも多いようだ。
実際、筆者・深津庵もその典型。
2021年の新年早々に購入、プレイ初日に心が折れかけたのだが、“3つの気づき”をきっかけにこの世界の見え方が180度変わったのだ。
そのポイントは何だったのか?
本サイトで始まった“Steamハック企画”の番外編として、筆者なりのプレイスタイル、本作の魅力を各フィールドを順に旅しながら紹介。
第1回目の今回は180度印象が変わったポイントをお届けするぞ。
ゲームの見どころ
●残弾なんて気にしない!! 便利な無料ライフル弾
●各地の特徴を活かした魅惑のストーリーモード
●最初に購入!! 移動が楽になるDLCのバギー
残弾なんて気にしない!! 便利な無料ライフル弾
本作にはライフルやショットガンなど大きく分けて4系統の武器があり、武器種ごとの熟練度を上げることで新たな武器をアンロック。獲物を仕留めることができれば経験値と報酬金を獲得できるという仕組みだ。
つまりこれ、失敗してばかりだと武器や弾を購入するための資金が得られずお先真っ暗、目の前のか弱い動物以上に震え上がる最悪の環境だと思い込んでいたのだが……。
そう、全プレイヤーに支給される初期ライフ“レンジャー.243”にのみ装填できる“ソフトポイント弾”は無料で何度でも入手できるのだ。
貫通力が低いので骨や肉質の厚い部位に当たると致命傷を与えられないこともあるが、無料であれば乱射したってお財布は無傷。
もうこのセットだあるだけで心は晴れやか。
「あ、このゲーム最高じゃん」
手のひらを返すように本作への印象が好転した最初の瞬間だった。
また、初期フィールド“ヒルシュフェルデン保護区”に、射撃場(無料DLC)を追加できる。
場所は全体マップ右側にある島の西側、比較的スタート地点から近いのでエイムの練習にぜひ役立ててほしい。
各地の特徴を活かした魅惑のストーリーモード
狩りに特化したプレイスタイルもいいけど、それだけでは単調になりがち。
すぐに飽きそうだと感じている方にオススメしたいのが、眼前に広がる美しい世界の成り立ちを学べるストーリーモードだ。
正直、本作をプレイするまでリアルハンティングを売りにした特化型のゲームだと思っていた。
それがどうだ、怪しい組織の存在を追ってみたり、ときにはビッグフットに関連した奇妙な事案に挑んだりと、各フィールドごとに興味深いストーリーが展開。
数奇な人生を歩んできた人々を描く小説を読んでいる気分を味わえるのだ。
これが想像の斜め上をいくおもしろさ。
しかも、ストーリーを進めることでも経験値や報酬金を獲得。各ポイントをめぐりながらスポットを開放していく一石二鳥のフィールドワークが楽しめるのだ。
“こういうゲームだったの!?”
思いがけない発見と驚きの連続、本作をプレイするならソロモードでのみ体験できるメインとサブ2種類のミッションはやらなきゃ損だぞ。
最初に購入!! 移動が楽になるDLCのバギー
本作には新フィールドや武器など多彩なダウンロードコンテンツが存在する。
その中でも最初に購入してほしいのが、“theHunter: Call of the Wild – ATV SABER 4X4”というDLCだ。
このDLCに対するSteamの評価は賛否両論、それでも強く推したいほどATV“バギー”の存在が筆者には重要だった。
各アウトポストを開放すればファストトラベルが可能になるが、それを発見するためには広大なフィールドを駆け回らなければならない。
そんなストレスもバギーがあれば即解消。
ストアのマイナス評価には“壊れるからダメ”といったコメントもあるが、アウトポストの倉庫を介せば何度でも再利用できる。
以上が初見で筆者が感じた本作へのモヤモヤを解消した“3つの気づき”だ。
今後は、初期マップ“ヒルシュフェルデン保護区”から順に各フィールドの特徴やストーリー。筆者が所属するDiscordコミュニティ“おとなのファミコン部屋”内に設立した猟友会メンバーたちとの日常など、時間を忘れて遊んでしまう本作の魅力と活動を書き記していく。
“興味はあったけど悩んでいる”、“よく分からず投げ出しちゃった”という新米ハンターさん。
これ、もしかすると永遠と楽しめる魅惑の世界かもしれませんよ!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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