【いまさら聞けないあのゲーム#13】数字に沿ってドット絵を作るピクロス!『ピクロジパズル』&『イラロジ999』

2021-01-20 17:00 投稿

地味に止まらなくなるゲーム

“いまさら聞けないあのゲーム”、第13回!

今回はデジタルだけでなく雑誌のパズルコーナーなどアナログでもおなじみ、ピクロスのゲームを紹介します!

ピックアップしたのは、コナミの歴代名作をモチーフにしている『ピクロジパズル 名作ゲームでおえかきパズル!』と、とにかくクイズが豊富な『イラロジ999 ノノグラム ロジック』の2本。

それでは、まずはピクロスというジャンルについて軽くご紹介~!

ピクロスとは

ピクロスは、縦と横に用意された数字のヒントをもとに、マス目を塗りつぶしていき、ドット絵のようにイラストを完成させるパズルです。

イラストロジック、ののぐらむ、お絵描きロジックなどとも呼ばれているジャンルですね!

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▲画像は『イラロジ999』より。ジャンル名自体も有名ですが、この画面を見れば「ああ、それね」となるはず!(ヤングな世代はそうでもなかったり……?)

ののぐらむ、という呼び名だけほかのジャンル名とは質が違う感じがしますが、こちらはイラストレーター・いしだのんさんがイギリスの雑誌にパズルを掲載した際に、名前の“のん”からNONOGRAMという名が付いたとか何とか!

今回はピクロスという呼びかたで統一しますが、ピクロスのルールはいたってシンプルです。

縦、横に記されているヒントの数字に従い、過不足なくマス目を塗りつぶしていけばオーケー!

このあたりは各アプリのチュートリアルの説明がわかりやすいので、『ピクロジパズル』のチュートリアルをそのままズドン!

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描かれている数字の数だけ連続して塗る、ヒントに複数の数字がある場合は塗るマスの間隔を1マス以上開ける、以上!

と、シンプルかつシンプルなルールなので、以前に紹介した類似ジャンルの数独よりも遊びやすい、かも……?

初心者用の5×5マスの問題なんかは簡単すぎるぐらいですが、10×10、15×15とマス目が増えていくに従い、どこを塗ってどこを開けるのか、というのを迷うようになってきます。

梱包材のプチプチを潰すような、無心に遊べるシンプルさとパズルらしく悩む部分がいい具合に合体しており、電車を待つ数分などの隙間時間に遊ぶには持ってこいのジャンルと言えるでしょう!

ってことで、そんなピクロスを遊べる2作品を見ていきましょう!

音アリで遊ぶべし!『ピクロジパズル 名作ゲームでおえかきパズル!』

コナミからリリースされている『ピクロジパズル 名作ゲームでおえかきパズル!』は、『ボンバーマン』、『グラディウス』、『がんばれゴエモン』、『ときめきメモリアル』などなど、数え上げたらキリがないコナミの名作をモチーフにしたピクロスを楽しめるアプリです。

アプリの紹介文によればなんと100タイトル以上が収録されているとのことで、ファミコン、スーファミ世代にとっては懐かしさのオンパレードとなる、はず!

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出題はランダム形式となっていますが、問題をスタートする際にどのタイトルからの出題なのかは教えてくれます。

最初のうちは5×5の簡単なものが出題されていきますが、いくつかピクロスを完成させると、次第にマス目の数も増えていきます。

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▲パズルを解いていくと挑戦の枠が増加し、ひとつのパズルを中断して別のパズルに挑戦することもできるようになります。

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▲完成させたイラストはコレクションに追加されていき、ドット絵にマッチしたひらがなとカタカナの紹介文を読むことができます。

基本的にパズルは1問につきひとつの絵が完成するようになっていますが、出題時にランダムで出現する中ボスパズルや、一定数パズルを解くと3時間ごとに挑戦できるようになるボスパズルでは、複数のパズルを解くことでひとつの大きな絵を作ることになります。

15×15のパズル1枚でもキャラクターなどは分かりやすく描かれていますが、さらに多くのマスを使う中ボス、ボスパズルではより細かく描かれたイラストを楽しむことができます。

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▲中ボスパズルは4個、ボスパズルは16個のパズルで構成。出題がランダムなので、一気に完成させるというよりもプレイを続けるなかで達成する目標のひとつ、といったイメージです。

そして本作で何と言っても見逃せないのが、BGMです。

100を超えるタイトルから出題されるとあって、見た目にも懐かしさを味わえる本作ですが、出題ジャンルごとにBGMも変化し、耳でも懐かしさを味わえます。

マスを塗りつぶしたりする際のSEも、いわゆるピコピコ音になっており、当時のサウンドが懐かしい人やピコピコ音が好きな人にとってはかなりの癒しアプリ、と言えるでしょう。

BGMは本作を紹介しているコナミ公式チャンネルの動画でも確認できるので、まずはこちらをご確認あれ!

そのほかの細かい点で言えば、塗りつぶし0の列があった場合は最初から×が記入されている、ヒントにあるマス目を塗りつぶした列は空白になっているマスに×が入る、といった部分も親切です。

その際に鳴るSEもまた気持ちのいい音になっているので、本作をプレイする際はぜひとも音アリで遊んでいただきたい!

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その名の通り999問、どころではない『イラロジ999 ノノグラム ロジック』

続いて紹介する『イラロジ999 ノノグラム ロジック』は、版権ものではなく一般的なイラストのピクロスが楽しめるアプリです。

999、とタイトルにある通り用意されているピクロスは999問……、どころか3000問を優に超えています。

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▲執筆時点でノーマルモードだけでも3232問。すさまじい数です。

本作のパズルはイラストのジャンルごとに分けられており、5×5のシンプルなものから30×30というかなり大きなパズルまでが数多く用意されています。

パズルは自由に選んで挑戦できるので、ある程度ピクロスに慣れていて最初からある程度むずかしい問題を解きたい、という人にもオススメです。

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▲30×30マスは圧巻のマス数。連続塗りする際にはなぞったマスの数がやや大きい数字で表示されます。

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▲設定から十字キー操作に変更することも可能。

本作には、1問でイラストを完成させるノーマルモードと複数のパズルで1枚の大きな絵を完成させるビッグモードが用意されています(執筆時点でビッグモードは1339問)。

こちらも操作説明を見た直後から、挑戦することができ、自由に進めることができるので、大きな絵を一気に完成させたい、という人は本作を遊んでみるのもいいでしょう。

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▲全体でどんな絵になっているのかを予想しながら解いていくのもおもしろいかも?

イラストが版権ものではないぶん地味と言えば地味ですが、有限でありながらほぼ無限に遊べるボリュームを備えた本作。

ピクロスが好きな人はもちろん、簡単なパズルを遊んでみたい、という人も試しにプレイされてみてはいかがでしょうか?

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今週の気になるアレ

ってことで、今回はピクロスでしたよ!

数独もそうなんですけど、暇つぶしで遊ぼうと思って始めたら案外熱中しちゃって、もはやパズルを解くために時間作っちゃってるんじゃないか、ぐらいになってしまうのがおもしろくも恐ろしいジャンルなんですよね~。

それはさておき、先日やっとクリアーしましたよ『メガテンIII』! プレイ時間は50時間ちょいだってのに3ヵ月近くかかってしまうとは……!

仲魔が生きてても主人公が死んだら即ゲームオーバーというシビアな設定、そして道中に出現する悪魔がまあまあな頻度で確率即死技をかましてくるという恐怖コンボで何度か悲劇を見ましたが、やはりおもしろかったですね!

次回は時間を空けずに一気にクリアーしたい!

というわけで、『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』、スタートしました!

こっちもこっちで、クリティカル攻撃が確率で手足や頭の消失につながるクリティカル・ゴアがあったりとエグいはエグいんですが、ほどよく全滅しながら楽しくプレイを進めております!

果たしてクリアーはいつになるやら……?

そんなこんなでこのへんで! 待たれよ、次回ッ!

【“いまさら聞けないあのゲーム”まとめはこちら】

文/しゃれこうべ村田(@SRSWiterM

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