『アイドルマスター シンデレラガールズ』クール属性のセンターアイドル・渋谷凛を紹介！

先日、『アイドルマスター シンデレラガールズ』にて、“渋谷凛”を演じる福原綾香さんが結婚を発表した。今回は、お祝いの意味を込めて同アイドルを詳しく紹介しよう。

「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」

東京都出身の15歳。一見、不愛想で警戒心も強く、冷たい印象があるが、根はやさしく真面目で努力家なアイドル。年齢と比較してもかなり落ち着いた見た目をしており、口数も決して多くはなく、冷静沈着でツッコミ役に回ることが多い。しかし、いざという時には負けん気が強く何事にも全力でぶつかっていく根性も発揮し、何かに挑戦したり、勝負どころではかなり熱くなるタイプである。実家は花屋を営んでおり、店を手伝っているため、花を選ぶセンスや花言葉に関する知識も持っている。また、動物好きな面も持っており、飼い犬のハナコの散歩が日課である。

アイドルになったきっかけはある意味王道で、プロデューサーに路上でスカウトされたことから。最初は、興味がないと断っていたものの、何度もスカウトしてくるプロデューサーに根負けする。一方で、やりたいこともなく、漫然と過ごしている現状に焦燥感のようなものもあり、一緒に何かを見つけようというプロデューサーの言葉に耳を傾けることになった。

一度覚悟を決めると、最後までやり通す気概を持っており、アイドルになると決めたからにはレッスンにも前向きに取り組み、アイドルに必要なことを真剣に学んでいく。それゆえ、些細なミスも気になってしまう完璧主義な面も見せる。普段、感情的になることは少ないものの、一緒にユニットを組んでいる“new generations”の“島村卯月”、“本田未央”や、“Triad Primus”のメンバーである“北条加蓮”、“神谷奈緒”の前では本音で向き合い、ぶつかることもしばしば。しかし、それを乗り越えて、ユニットの絆と共にアイドルとしての“渋谷凛”の成長にも繋がっていく。

TVアニメ版『アイドルマスター シンデレラガールズ』では、物語の中心となる『シンデレラプロジェクト』の14名のメンバーの一人として登場。ある意味メインヒロイン的立場となる“島村卯月”に続き、プロデューサーにスカウトされる。当初は頑なに拒否をしていたが、店員と客と言う立場で偶然出会っていた“島村卯月”に説得され心が揺れ動く。そして、アイドルを目指して笑顔で夢を語る姿に惹かれプロジェクトの参加を了承した。
先述した“new generations”としてユニットデビューを飾るが、物語の後半に登場する“Triad Primus”のメンバー入りにより、“島村卯月”や“本田未央”との関係性においても終盤を牽引する大きなエピソードとなっている。

その他のアイドルとの関係性としては、“森久保乃々”とのエピソードもある。“第5回シンデレラガール総選挙”の結果から、ゲーム内ラジオの『シャイニーナンバーズ』を担当する“森久保乃々”のサポート役として出演。ネガティブで小動物のように怯える“乃々”を励まし、最後まで仕事ができるよう、保護者のように年下の後輩アイドルを見守る先輩の姿を見せる。
その後、“森久保乃々”が参加したユニット“individuals”のイベントでも先輩ポジションで登場したり、“さよならアンドロメダ”という楽曲ではユニットを組むなど、関係性の深まりを見せる。

『アイドルマスター シンデレラガールズ』というコンテンツにおいて、“渋谷凛”のソロ曲『Never say never』は一番最初に発売されたCDだ。モバゲー版の『アイドルマスター シンデレラガールズ』を初期から支え、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』でも重要な役割を担っている。また、本家『アイドルマスター』の劇場版作品で2014年に公開された『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ！』のエンディングでもカメオ出演を果たしており、その後アニメ化された『アイドルマスター シンデレラガールズ』と世界観の繋がりを感じさせてくれる存在である。