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『城とドラゴン』などを手がけた森山尋氏が開発中の新作について独占インタビュー!
2020-10-02 19:20 投稿
PICTOYの新作に迫る!
ファミ通App編集部は、『ドラゴンリーグ』や『城とドラゴン』などを企画開発した森山尋氏が、PICTOYで新作を開発中との情報をキャッチ。
今回、森山氏にオンラインインタビューを実施し、開発中の新作ゲームに内容に関するお話を聞くことができたので、本記事でその内容をお届けする。
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▲アソビズム退社後、PICTOYの代表となった森山尋氏(文中:森山)。今回のインタビューは、オンラインで実施した。
メンバー4人でPICTOY始動!
―アソビズムを退社され、株式会社PICTOY設立されましたが、どのような思いから”PICTOY”という社名になったのかお聞かせください。
森山 元々PICTOYという会社は登記していたのですが、4月末に僕が退社して、そこから本格的に動き出しました。”PICTOY”は、PICTUREとTOYの造語で、映像とおもちゃでおもしろいことをやれないかというところから名付けました。
じつは、僕が企画やディレクションをした『いきものづくり クリエイトーイ』という作品の開発ネームが“PICTOY”だったんですよ。
※『いきものづくり クリエイトーイ』:森山氏が手がけた、お絵かき感覚でいろいろな形を組み合わせ、自分だけのキャラクターを作って遊ぶニンテンドー3DS用ソフト。
PICTOYのロゴをクリエイトーイで作った笑 pic.twitter.com/4JwqUuR0YG
— 森山尋 (@picmory) August 25, 2020
―思い入れのあるタイトルを社名にされたんですね。4月末といえば、ちょうどコロナ禍だったと思うのですが、開発の進め方に影響はなかったのでしょうか?
森山 ちょうどその頃にシェアオフィスを借りたんですよ。みんなで「開発頑張るぞ!」となっていた時に、コロナ禍になってしまったので、開発会議なども結局オンラインになってしまいました(笑)
ただ、みんな昔から仕事をしてきた仲間なので、オンラインになってもあまり影響はありませんでしたね。
―昔からの開発陣でゲーム制作しているんですね。ちなみに開発人数はどのくらいなのでしょうか?
森山 4人です。僕とデザイナーとプログラマーがふたりです。少人数で仲がいいこともあって、オンライン会議は、いつも最初の3~40分は雑談してから始まってます。
PICTOYの新作は対戦ありのスマホゲーム!
―現在開発中の新作についてお伺いしたいのですが、PICTOYで開発中の新作はスマホゲームでしょうか?
森山 そうですね。まずは自分たちが1番慣れているスマホゲームになると思います。
ほかのプラットフォームも検討していますが、スマホがうまくいけば考えるという段階です。スマホと据え置きでは、タッチとコントローラーという操作面が変わってきてしまいますからね。
―森山さんは、手がける作品ごとに違う遊びを提供してきていますが、今作も新しいジャンルとなるのでしょうか?
森山 はい。これまで、『ドラゴンポーカー』(カードゲーム)、『城とドラゴン』(リアルタイムラインバトル)、『ガンビット』(3Dのリアルタイムアクション)など、毎回作ったことのない遊びのゲームを作ってきました。
今作もこれまでやってきたことのない遊びを楽しんでいただける作品になると思います。
―森山さんのTwitterやInstagramなどで何点か開発画面が公開されています。見た目は『城とドラゴン』に近いのかなと思うのですが、ジャンルやゲーム性はどのようなものなのでしょうか?
異性にモテモテの弓隊の入隊倍率は93倍、選ばれしエリート。
敵やリンゴから彼女のハートまであらゆるものを撃ち抜く!#新作 #開発画面 #PICTOY pic.twitter.com/XrJSHS78A2— 森山尋 (@picmory) September 19, 2020
森山 確かに見た目は『城ドラ』に似ていますが、ゲーム性は異なります。ジャンルは……難しいですね(笑)
僕がジャンルに詳しくないというのもありますが、特定のジャンルのゲームを作るというよりは、自分たちがおもしろいと思うものを作ろうとしています。
―なるほど。ではバトル部分についてですが、本作は1対1のバトルになるのでしょうか?
森山 そうですね。その要素はありますが、詳しくは秘密です。
―メインターゲットとして考えているユーザー層はどのあたりですか?
森山 決めているわけではないですけど、いつも僕が作るタイトルは子どもたちや女性、おじさんには人気です(笑)
ターゲットを決めて作るというよりは、自分たちがおもしろいと思うものを好き勝手に楽しく作っています。
―‟自分たちがおもしろいもの”とのことですが、森山さんがゲームをおもしろいと思ったきっかけ、原点みたいなものは何なのでしょうか?
森山 これは、ゲームってすごいと思った経験になりますが、『大航海時代』というゲームをプレイしたときに、食糧などの物資もなくなってピンチに陥ってしまったんです。
そのとき、ふと思い立って学校で使っていた世界地図を広げて、現在地(ゲーム内)の近くを見てみると、小さな島がありました。まさかと思いつつも緯度と経度を調べて、ゲーム内で行ってみたら本当にその島があったんですよ。
ゲームの世界にリアルの世界が再現されていて、‟すごい”と思いましたね。ゲーム内だけでなく、画面の外の体験をデザインすることになったきっかけかもしれません。
-ゲームそのものだけでなく、ユーザーがゲーム外でどのような体験をするかも大事にされているんですね。ユーザーの体験というお話ですと、今作ではTwitterでキャラクター名の募集もしていますよね?
みんなのセンスで名前をつけてくださいpart2笑#ゲーム #新作 #開発画面 #PICTOY pic.twitter.com/3qjZKbo5bd— 森山尋 (@picmory) September 23, 2020
森山 新たな試みとしてやっています。開発段階でユーザーに意見を求めるというのは、ゲームを作っていると中々できないし、やっているところもほとんどないですよね。
今回はユーザーといっしょに作っていくというのもおもしろいかなと思い、チャレンジしています。
メインビジュアル初公開!
―新作の今後についてお伺いさせてください。現在、開発の進捗度合いでいうとどのくらいでしょうか?
森山 今は20%くらいですかね。少し前にα版ができたので、つぎのフェーズを年末くらいに終わらせたいと思っています。
―タイトル名などは決まっているのでしょうか?
森山 ほぼ決まっていますが、タイトル名からどんなゲームかわかってしまうので秘密にさせてください。
―配信時期はいつごろを予定になりそうでしょうか?
森山 まずは、自分たちが楽しいように作っているので明確にはお答えできないのですが、来年くらいを目安に考えています。いまの時点では、かなり手ごたえを感じています。
今回、ファミ通Appさんにお声がけいただいたので、特別にメインビジュアルを用意させていただきました。
―おお!メインビジュアルは初出しですよね。ありがとうございます!
森山 気になっているゲーム性の部分は、メインビジュアルからはわからないと思いますが、雰囲気を感じ取ってもらえたらと思います。
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▲見た目は『城とドラゴン』に似ている。城やキャラクターは2Dで描かれている。
―どんなゲームなのか続報も楽しみにしています!ありがとうございました!
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