7月24日の『モンスターファーム』誕生日を記念して、スマホ移植版が期間限定50%OFFセール開催!
2023-07-21 14:56
2020-09-17 00:00 投稿
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モンスターファーム2
好きなモンスターはカスミの西川くんです。
2020年9月17日、Nintendo Switch、iOS、Androidにて発売される『モンスターファーム2』。本作は1999年にテクモ(現・コーエーテクモゲームス)より、プレイステーション向けに発売された、同タイトルの移植作品。オリジナルの魅力はそのままに、さまざまな部分が改善されているほか、いま風に遊びやすく調整が加えられています。
本記事では、事前に移植版『モンスターファーム2』を遊んでみてのリポートをお届けしていきます!
本作の舞台は、円盤に眠ったモンスターを再生し、バトルさせることが大流行している世界。プレイヤーは新人ブリーダーとして大会に挑んでいき、最高称号である“名人”を目指します。
『モンスターファーム』シリーズの大きな特徴と言えば、好きなCDを読み込ませることで、モンスターを“再生”できること。もちろんスマートフォンなどではCDは読み込めません。本作では、独自に用意されたCDリストを検索し、再生することでモンスターを呼び出せます。
用意されているCDは古いものから、最近のものまでに対応。さらに、一部ゲームタイトルもそのまま収録されているようです。その結果、呼び出せるモンスターは前作『モンスターファーム』の約200種を超え、400種類以上!
自分が初めて買ったCDや、いちばん好きな歌……。「あの楽曲を再生したら、どんなモンスターが出るんだろう!?」とワクワクしながらモンスターを再生する瞬間もまた、本作ならではの魅力です。移植版でもその楽しみを、しっかりと楽しめるようになっていました。
今回筆者は、テクモ関連のゲームで再生しようとしましたが、どれもレア度の高いモンスターと紐づいているようで、あえなく断念……。
ご存知の方も多いかと思いますが、とある一部のCDからは、そのタイトルや内容に関連したモンスターが再生されるようになっています。そして、そういったモンスターたちは総じて特別な種類のモンスターとなっているのですが、レア度の高いモンスターは、ブリーダーランクを上げていかないと再生できない仕様なのです。
というわけでコーエーテクモゲームスのコーエー側にシフトチェンジし、大好きな戦艦バトルゲーム『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー』で再生に挑んでみたところ、スエゾー×ナーガのノリゾーが出現……。
く、黒いしね! “鋼鉄”は“くろがね”って読みますしね!
なお、基本的なモンスターはマーケットから無料でもらうことも可能ですが、本作をやるからにはぜひ円盤再生でモンスターを呼び出してほしいところ! ちなみに、前作の移植版で育てたモンスターがいる場合は、石盤再生と呼ばれる方法で呼び出すことも可能です(ハード間をまたぐのは不可。同一ハードのデータ間でのみ可能です。)
モンスターの再生が済んだら、ゲーム時間の大半を占めるモンスターの育成へ。モンスターはさまざまなパラメーターを持っており、トレーニングを通じて各パラメーターが成長し、ドンドン強くなっていきます。
トレーニングは能力が少しだけ上がり、疲労度も少しだけ上がる軽度なトレーニングと、能力上昇値が大きい変わりに何かしらの能力が少し下がり、疲労度の蓄積も大きい重度のトレーニングに分かれています。
また、モンスターたちには疲労度のほかにストレスという具体的な状況が表示されないものもあるので、育成では休息やストレスのケアも重要です。これらはアイテムや休息コマンドで回復させられるので、モンスターの様子を見ながらトレーニングを積み重ねていきましょう。
モンスターに合わせてどの能力を伸ばしていくのか? いつ休息するのか? お金をやりくりしながらうまく回復アイテムを食べさせていくのかなど、このマネージメントがおもしろいところ。トレーニングも必ず成功するわけではないので、その結果に一喜一憂しながらモンスターがコツコツと強くなっていく様を実感できるのがとても楽しいんです。
パラメーターだけでなく、モンスターたちはそれぞれ技を持っています。技は最初から覚えているもののほか、お金を払ってより強力なトレーニングが行える“修行”に参加させることで習得するものもあります。
モンスターが育ってきたら、大会に出ていよいよバトル! 大会に出ないと基本的にお金を稼げないので、序盤はどんどんチャレンジするのがオススメです。バトルは自動的に動いてくれるモードと、自分で命令して操作するモードの2種類に分かれています。
大会はルールがいくつか用意されていて、勝ち抜き戦のトーナメントや、全モンスターと戦う総当たり戦などさまざま。勝敗は相手の体力をゼロするか、タイムアップ時の残存体力を比較して、相手よりも残存の割合が上回ったモンスターの勝利となります。
バトルで重要となるのが、“ガッツ”の数値。これは基本的になにもせずにいると時間経過で溜まっていくもので、技の発動時に消費されるものです。溜まっていく速度はモンスターによって異なりますが、ガッツを溜めるほどに命中率、回避率、技のダメージや防御力が上がるので、ガッツを溜めてから攻撃したほうが当てやすく、威力も高くなるというわけです。
しかしガッツを溜めるだけでは、もちろん勝てません。攻撃を食らうとガッツが下がったりするので、ただ溜めればいいというわけではないのです。相手の状況、残り時間、間合いなどを検討しつつ、最適なタイミングで技を使い、確実に相手体力を減らしていくことが重要なのです!
ちなみに忠誠度というステータスが低すぎると、技を出そうとしたタイミングでモンスターが“意味不明”という状態になり、技も出せず、相手からの攻撃が当たりやすくなる、不利な状況が生まれてしまいます。ただ、忠誠度は育成をしていれば自然と上がりますし、大会での対戦相手も似たような状況なので、最初は気にせず大会に出たほうがいいかもしれません。
大会に優勝すれば賞金が貰えるだけでなく、パラメーターが上がったり、ストレスが下がったりといいこと尽くめ。ただ、もし大会中にKOされてしまうと、ケガをしてしまったり、最悪そのまま死んでしまうなんてことも……。ピンチになった際、逆転を狙うのか、おとなしく棄権するのかというのも、おもしろい駆け引きのひとつになっています。
以上が、ゲームの基本サイクル。育成と大会出場をくり返し、ブリーダーランクを上げていきましょう! モンスターの寿命が近づけば引退させ、新たなモンスターを育成。ランクが上がればどんどん強いモンスターも再生できるようになるので、より上位を目指せるようになります。
またインターネットからモンスターをダウンロードし、ほかのプレイヤーが育てたモンスターと対戦することも可能です。さらに、前作同様に大会機能が付いているので、モンスターを登録するだけで公式大会にも参加できちゃいます。決勝トーナメントにいけば、あなたのモンスターが実況付きの動画に出演できるかも……!?
さて、ここまでに紹介した要素はオリジナルの『モンスターファーム2』とほぼ変わらない内容となりましたが……。本作はオリジナル版にはない追加要素があるほか、当時あった不具合などが修正されているため、より遊びやすくなっているのです。公式サイトにて“原作との違い50”という項目があるのですが、その中からおもな変更点をピックアップして紹介しましょう。
トーレニングのひとつ“プール”は、丈夫さを大きく上げ、ライフを少し上げる効果があります。ただ、じつはオリジナル版ではその表記通りではなく、丈夫さを少し上げ、ライフを大きく上げる効果になっていたのです。それが今回、正常なトレーニング効果になったということです。この効果を逆に利用した育成方法もあったので、もしかしたら玄人ブリーダーにとっては、イチから育成方針を見直す必要があるかも!?
オリジナル版では、トレーニング内容を決定した後、プレイヤーはモンスターの頑張りを眺めるだけというシステムになっていましたが、本作ではオプション機能でトレーニングの倍速再生が可能になっています。キュートなモンスターの仕草を見たいときはオフに、手早くトレーニングしたいときはオンにするといいでしょう。細かな点ですが、うれしい要素でした!
本作はセーブスロットに、任意でセーブ&ロードが可能。スロットはいくつか用意されていて、追加課金でセーブスロットを追加解放することも可能です。また、オートセーブ枠も新たに用意されており、たとえば「セーブし忘れちゃった!」、「急に電話が来てアプリが落ちちゃった」なんて場合にも対応しています。これで、いつでも安心してプレイできますね!
オリジナル版ではプレイステーションの周辺機器・ポケットステーション(メモリーカード型の携帯ゲーム機)にデータを落とし込むことで、ミニゲーム“アルバイト”が遊べました。本作ではゲーム内にポケットステーションの画面を再現することで、かつてポケットステーションで遊べていたアルバイトが楽しめるようになっています。
稼げるお金は微々たるものですが、限定アイテムなどが手に入ることもある要素なので、ぜひ利用してみましょう。当時ポケットステーションを持っていなかったプレイヤーにとってもうれしい要素ですね!
ヘンガー種のモンスター・プロトメサイアー。オリジナル版では、プロトメサイアーを再生できるCDを読み込ませると、なんとゲームがフリーズしてしまったのです(修正版では再生不可に)。前作にも登場していたモンスターなだけあって、使いたいブリーダーも多かったことでしょう……。しかし移植版では、しっかりとプロトメサイアーが呼び出せるようになっています!
隠し種のひとつであるバジャールは、覚えられるはずの技が覚えられなかったり、特定の場所でモデルがえらいことになったりと、オリジナル版ではバグの宝庫みたいな存在でした(苦笑)。ですが今回はそのあたりもしっかりと直っているので、何も気にせず存分にバジャールを育成できますよ!
ハム種のひとつ、ヴァージアハピ。オリジナル版ではガッツの回復速度が異常なまでに早く、ガッツが一瞬で満タンまで溜まるため、作中最強とまで言われたモンスターでした。その最強ぶりを証明するのように、過去開催された公式大会で唯一の出場停止モンスターに認定されたほどです。
初期に覚えている技が“オナラ”であったことから、オナラを連発してくる“ヘコキ兎”、“ヘコキ魔”としても恐れられていたヴァージアハピですが、その本作ではガッツ回復速度が正常になっています。
修行に行くと、ときどきノラモンという強力なモンスターと出会うことがあります。オリジナル版では、ただ戦うだけの存在だったのですが、なんと本作ではついに育成できるようになったのです。さらに、ゲーム後半に登場するシロゾーや、シロモッチーといった特殊なモンスターも育成可能になっています。
ほかにもまだまだ変更点はあるのですが、全要素を紹介し切るわけにもいかないので、今回は割愛。それくらい、本作がリファインされているということです。シリーズファンから最高傑作との呼び声も高い『モンスターファーム2』が、さらにブラッシュアップされて現代に蘇りました。これから初めて遊ぶ人も、シリーズファンも間違いなく楽しめるでしょう!
(文・西川くん)
対応機種 | iOS/Android |
---|---|
価格 | 2820円[税込](アプリ内課金あり) |
メーカー | コーエーテクモゲームス |
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公式サイト | https://www.gamecity.ne.jp/mf2/ |
公式Twitter | https://twitter.com/monsterfarm_kt |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | ©コーエーテクモゲームス All rights reserved. |
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