みんなが作ったVR空間を探索!! 誰でも参加できるバーチャルSNS 『cluster』の世界へ

多彩なデバイスで楽しめる手軽なVR空間

クラスターが開発・運営するバーチャルSNS『cluster』は、誰でもVR空間を制作＆それを公開できるプラットフォーム。

最近ではポケモンによる期間限定イベント“ポケモンバーチャルフェスト”を開催するなど、いまVRファンの中でも大きな注目を集めている。

本記事ではいま（2020年9月3日現在）体験できる個人開発作品の中で印象的だったコンテンツを紹介していく。

気ままに探索する癒やし空間

■お散歩用のエルフ島

このワールドの特徴は黄昏の異世界、ちょっとまぶしすぎる気はするけど幻想的で眺めもいい。

小さな島だが絶景が多く、たくさんスクショを撮りたくなる魅力的な空間だ。

■大衆食堂-黒松飯店

黒猫が店主の大衆食堂を中心に店裏にある日記を届けるといった遊びも用意されている。

昼と夜を切り換える時計や割ることのできるスイカなど探索し甲斐のある商店街だ。

■銭洗弁天VR -桜-

神奈川県鎌倉市にある銭洗弁財天宇賀福神社を、フォトグラメトリという技術を使って再現。ストリートビューを見ているような感覚と言えばわかりやすいだろうか。

自宅でのんびり境内全域を探索できるというもの。

画質が少々荒いが雰囲気を味わうには十分だろう。

ゾクッとしちゃう恐怖空間

■奈落β – 迷宮監獄

監獄のどこかにある処刑室、そこに設置された電気椅子を探して彷徨うホラー空間だ。

電気椅子はあくまでも目標の1つ、基本的にはどこを探索しても問題はない。

ただ歩くだけなのに怖くなってしまう独特の世界観だった。

■暗黒迷宮

ライトとわずかな灯りを頼りに薄暗い迷宮をさまよう脱出ゲーム。

針山の上を渡ったりジャンプで崖を飛び越えたりと、シンプルながらも思わず慎重な操作を意識しちゃう場面も多く夢中になれた。

手に汗握るドキドキの対戦空間

■Midnight Royale

夜間の森林エリアを舞台にライフルを持ったプレイヤー同士が戦う対戦型のシューティングゲーム。

スコープを覗き解除すると撃ってしまう点、覗いているときのエイムが困難な点は残念だがミニゲームとしては十分楽しめた。

■SOCIALEAGUE SOCCER

ハンマーガンという武器使って互いのゴールにボールを叩き込む3対3の対戦ゲーム。

対戦系はプレイヤーが揃わなければ成立しないのが最大の難点だが、観客席からサポートアイテムを支援できるなど、盛り上がれる要素は十分ある。

【最後に】

バーチャルSNS『cluster』はPCブラウザ、Oculus RiftやOculus Rift S、HTC VIVEやHTC VIVE Proといった本格的なVRデバイスだけでなく、同社が提供するスマートフォンアプリでも手軽に楽しめる。

現在公開中の『ソードアート・オンライン』に関連した“SAO アリシゼーション WoU”や先月末で終了した“ポケモンバーチャルフェスト”といった大手IP作品。

さらに、渋谷区公認の“バーチャル渋谷”や岐阜県飛騨市が関わる公式仮想空間“バーチャルカミオカラボ”など、数々のコンテンツが公開されている。

今回紹介できたのはごく一部。

ぜひ、当アプリをインストールしてお気に入りのVR空間を探してほしい。

P.N.深津庵
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