Google検索AR機能に“昆虫”が仲間入り! 3Dで大きく表現された昆虫たちと触れ合うまでの流れや使い心地を紹介
2020-08-08 15:00 投稿
3D表示可能な昆虫は8月7日正午現在、23種類
Google Japan Blogにて、Google検索のAR機能に関する新情報が公開されていました。
⇒Google Japan Blog(7月29日の記事)はこちら
発表によると、今回AR機能に追加されたのは“昆虫”。先日公開された恐竜をテーマにしたAR機能は、そのサイズ感を存分に味わうには外に出なければいけませんでしたが、“昆虫”ならば自宅にいながらでも、じっくり十分な観察が楽しめそうですね!
コロナ禍で外出が制限されているいまだからこそ、データの世界で23種類(2020年8月7日正午確認時)の昆虫と触れ合ってみてはいかがでしょうか。
■ARで3D表示可能な23種類の昆虫
テントウムシ、カブトムシ亜科、ヘラクレスオオカブト、アトラスオオカブト、ヨーロッパミヤマクワガタ、オオクワガタ、ミヤマクワガタ、Leiodidae、Julodimorpha、ホタル、ルリボシカミキリ、チョウ、モルフォチョウ属、ヨナグニサン、カマキリ、バッタ、トンボ亜目、スズメバチ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、周期ゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ
ということで、本稿ではGoogle検索に新たに実装された昆虫をテーマとしたAR機能について、その使いかたから実際に体験してみたリポートまでを紹介していきます!
【※※※!注意!※※※】
これ以降、昆虫の写真が「これでもか!」と出るうえ、昆虫の腹側などの画像も記事中で使用しているので、苦手な方はブラウザバックを推奨します。
AR機能で“昆虫”を見るまでのもっともシンプルな流れ
・その1:Googleアプリの検索欄に“昆虫”と入力し、検索(iOSの場合:上記リスト内にある昆虫名での検索を推奨)
・その2;検索結果の画面を下にスクロールし、“3D表示”をタップ
・その3
-Androidの場合:3D表示中の昆虫の下部にある“周囲のスペースに表示する”を押し、ARモードを起動する。
・その3
-iOSの場合:画面上部のボタンを“AR”にしてARモードを起動したうえで、ARを表示する平面(地面)をカメラ内に捉える。
“昆虫”ARの触り心地
ここからは上記手順で表示した昆虫について触れていきます。
前回は恐竜ということで見上げるような巨大な生物を取り扱っていましたが、今回は人間よりも小さい……油断していると見過ごしてしまうような生物たちを取り扱っています。なので、表示サイズの比率を100%にしてしまうと、小さくて見えません!
上の画像を見てもらえばわかると思いますが、100%にすると本当に豆粒みたいなサイズになってしまい、観察どころではなくなってしまいます(汗)。少々邪道かもしれませんが、ARでほかの風景と合わせる場合は等倍にしないことをオススメします。
大事なことなので2回言います。今回のAR機能を使って昆虫観察をするなら【一部の昆虫は拡大表示推奨】です。
もちろん、実際のサイズ感を知りたいという場合は100%表示でもいいのですが、観察の醍醐味は細部まで確認することですからね!
それと今回の昆虫に関してもグラフィックの作り込みは凄まじく、“周囲のスペースに表示する”前、3Dグラフィックを確認する段階(iOSでは、3D表示ボタンをタップした後に“オブジェクト表示”をタップ)では、モデルを自由に回転させて細部まで観察できるので、図鑑を見ているようなおもしろさも得られるようになっています。
「昆虫の脚の付け根ってどうなってるのかな?」という疑問も本機能を用いればチェック可能です。
加えて、セミなどの鳴き声(?)を出すタイプの昆虫たちの3Dデータに至っては、彼らを表示した画面でメディア音量をあげれば、その鳴き声を聞くこともできるようになっています。目で見るだけでなく耳でも楽しめるので、その鳴き声から昆虫を当てるクイズなども出来そうですね!
■昆虫AR機能を使っていろいろ撮影してみた
“昆虫 AR ! 夏休みフォトコンテスト”が8月31日まで開催中
先に紹介したブログ記事上にて、フォトコンテストに関する情報も紹介されています。
こちらは、本AR機能を用いて、想像力豊かな写真を撮影。その後、Twitterにて“#Google昆虫ARフォトコンテスト”のハッシュタグをつけて投稿することにより、応募が完了となるコンテストです。
コンテストの開催期間は【2020年7月29日~8月31日】。本AR機能をより深く楽しむためのイベントとなっていますので、実際にAR機能に触れてみて、おもしろい写真が撮れそうだと思ったら、ぜひフォトコンテストに参加してみてください! 優秀作品に選ばれれば、Google Pixel端末がプレゼントされるとのことなので、これを狙ってみるのもいいでしょう。
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