『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカネ―ション)』ストーリー完結&4月30日にサービス終了へ
2024-01-23 11:49
2020-08-07 18:44 投稿
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NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)
スクウェア・エニックスが開発中のスマホアプリ『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』のクローズドβテストが、7月29日~8月5日の期間に実施された。
このアプリは言わずもがな、ヨコオタロウ氏が作る『ニーア』シリーズの最新作で、あの独特な世界観とゲーム性がどのようにスマホで展開されるのか……と、第1報が報じられたときから話題になっていたものだ。
『ニーア リィンカーネーション』のクローズドβテストが実施される……と俺に知らせてくれたのは、『ドラッグオンドラグーン』の時代からのヨコオ信者である同僚であった。彼女はすでに『ニーア リィンカーネーション』のことを調べ尽くしていて、「世界観はこんな感じになるのでは!?」、「音楽もすばらしいらしい!」、「シリーズ作品との関連を考察してみたで!」という具合に、毎日のように(妄想過多の)『ニーア』情報を俺にレポートしてきていた。そして、言いたいことを言いまくって満足すると、必ずやつぎのようにシメていたのである。
「クローズドβテスト、絶対に当てる!!! わしがやらなくて、誰がやるんや!!!」
俺も、ファミ通にいた時代から『ニーア』は激しく追いかけていた男だ。「では、オイラも!」と大喜びでクローズドβテストに応募するのに、さして時間はかからなかった。我々ふたりは、
「どちらかしか当選しなくても、恨みっこなしな!」
と互いに釘を刺し、運営からのメールを一日千秋の思いで待ち続けることになったのである。
す、すると……w
「……なんでキサマ(角満な)だけ受かって、わしは落ちてんねん!!!(怒) その権利、わしに寄越せや!!!(泣) 一生恨むど!!!!><」(同僚)
というわけで、無事に俺だけクローズドβテストに参加できることになったので、ヨダレを垂らす同僚を後目に遊びまくらせてもらいました!!w
俺は基本、本当に遊び込みたいと思っているゲームの事前情報は極力シャットアウトするので、『ニーア リィンカーネーション』についてもほとんど初見と言える。頭にあったのは、同僚がもたらしていた妄想含みの情報だけだったので、ストーリーもキャラクターもシステムも、このクローズドβテストにより初めて知らされた形だ。
そんな、生まれたてのヒヨコのような俺の目に飛び込んできたのは……胸が締め付けられるほど圧倒的な、芸術の域まで達している映像美--!
いわゆるフォトリアリティーとは対極にある、色数を抑えた落ち着きのあるグラフィックなんだけど……これが、“映える”。セピア色が基調で、見ようによってはシンプルな映像なんだけど、巧みなカメラワークと光の当てかたによって、まるでスマホの画面で動く風景画を見ているような、そんな錯覚すら覚えてしまう。仕事柄、これまで無数のアプリで遊んできたけど、画面を一瞬見ただけでこれほど心を動かされたことは、かつてなかった。間違いなく、俺がこれまでに見たスマホアプリの中でもっとも美しいゲームだわ……。
そして、美麗な世界をさらに際立たせるのが、全編に流れる音楽である。本作も、『ニーア』シリーズではおなじみの岡部啓一氏率いるMONACAの面々が楽曲を手掛けているそうだが、そのさわりが耳に触れただけで、俺は確信してしまったよ。
「あ、これは『ニーア』だ。そして『ニーア』なら、おもしろくないわけがない」
ってね。我ながら「安っぽい感想だな……」と思わなくもなかったが、感激してしまったんだから仕方ないではないか。
『ニーア リィンカーネーション』の音楽は、本当にすばらしい。いい歳こいて恥ずかしいのだが、ある場面ではちょっと本気で我慢しないと涙があふれてしまうくらい、音のひとつひとつが心にしみ込んでくる。
この絵にして、この音あり。
世界観、グラフィック、そして音楽の調和が見事で、いっそ環境ビデオにして、仕事場に一生流しておこうかな……と考えてしまう。それくらい、各要素が健全な関係を築いてゲームとして結晶している感じ。うーーーん、さっきから唸ってばっかいるんだが、本当に見事としか言いようがない……。
あまりにもステキすぎるので、βテストと言えどもやり込みまくり、世界観を深掘りしたいと思ったんだけど……このへんもさすが、『ニーア』シリーズの開発陣だ。重要な場面はことごとく、
伏字になっていて、いい感じで(?)煙に巻かれた。とりあえずわかったことは、主人公とおぼしき“白い少女”が、ゲームの舞台となる“檻”で目覚め、“ママ”と名乗る不思議な生き物をナビゲートに冒険をする……というところ。
そして、要所で出てくる“黒いカカシ”に触れることで、武器にまつわる物語(ウェポンストーリー)が始まって、そこに出てくる登場人物を操ってバトルを行うことくらいか。
バトルが、これまた楽しい。
基本的にはオートで進行し、非常にスピーディーかつスタイリッシュなアクションを眺めていればいいんだけど、任意でキャラクタースキルや武器スキルを放って戦闘を後押しすることができる。属性の相性でクリティカルな攻撃を叩き込めるようなので、強敵が現れたときはスキルの使い時が重要になりそうな気がした。
ちなみに、黒いカカシが見せるウェポンストーリーでは、その登場人物を操って戦うことになるけど、檻のアチコチにいるバリケード(?)にぶつかると、みずからが編成したパーティーメンバーを使ってのバトルに突入するからタマラナイ!
このキャラクターは、物語の進行やガチャによって手に入れることができる。
今回はクローズドβテストなので、プレミアムガチャをガンガン回すことができたw 特定の武器では、それに紐づいたキャラもいっしょに手に入るので、ガチャはかなりアツくなりそう。とりあえず★4のキャラは何体か手に入れたけど、モノによっては★3の武器でもウェポンストーリーがあったので、レアリティーに関係なくガチャは重要になりそうだなあ。
こんな感じで、檻を駆けあがりながら黒いカカシのウェポンストーリーをこなし、ガチャなどでパーティーを強化してバトルに臨む……というサイクルでゲームは進行しそう。そうすることで徐々に世界観の輪郭が見えてきて、物語は核心に突き進む……のではなかろうか。
長くなったが、クローズドβテストを遊んでみてわかったのは、以下の言葉に集約されると思う。
「これは、間違いなく『ニーア』である」
本サービスが、楽しみでならない!!
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大塚角満(おおつか・かどまん)…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。 |
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
メーカー | スクウェア・エニックス/アプリボット |
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公式サイト | https://www.jp.square-enix.com/nierreincarnation/ |
公式Twitter | https://twitter.com/NieR_JPN |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | © 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.Developed by Applibot,Inc. |
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