『原神』★5キャラ“申鶴“や“神里綾華”がピックアップ!イベント祈願“塵世に戻りし一鶴”&“白鷺の庭”スタート
2023-03-21 19:57
2020-07-16 19:00 投稿
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原神
2020年7月20日20時よりファイナルCBT(クローズドβテスト)がスタートした、miHoYoの新作ゲーム『原神』。
本作は“テイワット”と呼ばれる幻想世界を舞台にオープンワールドが楽しめるアクションRPGとなっており、広大かつ美麗な世界を自由に冒険できる点もひとつの魅力になっている。またプレイアブルキャラが豊富で、さまざまなアクションを扱えるのも本作の魅力だ。
現在実施されているファイナルCBTをある程度プレイすることができたので、本記事にてその詳細をお届けしていこう。
ゲームの見どころ
・ハイグラフィックで描かれる広大な世界と魅力的なキャラ
・元素を利用した絶妙なプレイフィールのアクション
・冒険するたびに発見があるチャレンジの数々
・いっしょに冒険できるマルチプレイも期待大!
ファイナルCBTは、PCとプレイステーション4、スマートフォン、3つのうちいずれかのプラットフォームでプレイすることができたが、今回はスマートフォン版での所感をお届けしていく。ちなみに本作はクロスプラットフォームに対応しており、アカウントIDを複数のプラットフォームに紐付け、プレイヤーの環境に合わせてハードウェアを切り換えられるようになっている。
スマートフォンも範囲に入ったクロスプラットフォームゲームは、これまでにもいくつか見てきたが、スマートフォンでもグラフィックやプレイの感覚がほとんど損なわれないことには驚かされた! キャラクターやフィールドのグラフィックはコンシューマと比べても遜色なく、またプレイ環境もしっかり作り込まれていたのだ。
スマートフォンでも移動や攻撃をはじめ、各種メニューの操作が快適で不都合を感じる場面はなかったので、プレイ体験を理由にハードウェアを選択するということはなさそうだ。
また、本作はオープンワールド作品であるため、フィールドや町は自由に動き回れるようになっているのだが、行けるところすべてがしっかりと作り込まれていたのも印象的。ただ歩いて周囲を見渡しているだけでもファンタジーの世界に浸れたぞ。
アニメ調のキャラクターモデルがかわいらしいのもポイント!
表情も豊かで堅苦しさがないので、操作中はもちろん、ストーリーパートでの没入感も高め。モンスターのデザインもカッコよく仕上がっており、ひとつひとつに力を入れて作られていることが伺えた。
移動制限の少ないフィールドを歩き回るだけでも長時間遊べる本作だが、本作は時間経過による気候の変化などもあるため、同じ場所でも訪れるたびに新たな表情を見せてくれる。
これもまた本作の魅力であり、制作に熱量が込められていることが伺えるパートだろう。
本作では、4体のキャラクターでチームを編成して行動することになる。
オープンワールドのシステムを採用したゲームでは、プレイヤーキャラクターが固定されることが多いが、本作はどんな場面でも好きなキャラを操作できる。
キャラクターにはそれぞれ、属性や扱える武器が設定されているのだが、剣や槍、弓に大剣など武器種によってアクションが変わる点も必見。さまざまなキャラクターを使っていくことで、自分好みのひとりを探していくのも楽しそうだ。
▲装備する武器によってグラフィックも変化。ここからも細かい作り込みが伝わってくる。
▲初期プレイヤーキャラクターはオーソドックスな剣のアクション。
▲大振りで周囲の敵を薙ぎ払える大剣など、武器ごとに戦いかたが変わってくる。
扱う武器もそうだが、スキルも注目ポイント。とくにバトルではこのスキルが重要な役割を果たす。
前述の通り、本作に登場するキャラクターたちは、それぞれ扱える元素(属性)が決まっており、スキルもそれに準じたものとなっている。プレイヤーキャラクターは風の元素、序盤に仲間になるアンバーは火の元素の効果を持ったスキルが扱えた。
元素は単純に敵を攻撃する属性というわけではなく、周囲にあるあらゆるものに影響を及ぼす。
たとえば草のある場所で火の元素を使用すると、周囲の草が燃え広がり周辺の敵にダメージを与えられる。また、火薬の詰まったタルに向けて火の元素を加えると、爆発を起こすギミックも。
こういった現象を本作では元素反応と呼び、さまざまな場面で活躍してくれるのだが、オープンワールドの規模感でこういったギミックが用意されているのはスゴイと言うほかないだろう。
棘が敷き詰められた水場は氷の元素で凍らせて渡り、ジャマなツタは火の元素で燃やす、動いていない装置を雷の元素で動かして先へ進むなど、謎解きに元素を利用するシーンも。
これだけでも意味があることが伝わると思うが、本作のバトルはこうした元素反応を組み合わせて戦うのが醍醐味だ。
風の属性を持つプレイヤーキャラクターの場合、燃えている場所に向かってスキルを使用すると、炎をさらに広げることが可能。バトルではこうした元素の組み合わせを戦略として利用できるようになっているのだ。
編成したキャラクターはバトル中であっても瞬時に切り換えられるようになっているので、複数の元素を合体させた攻撃をくり広げると抜群な爽快感が得られるぞ! 締切という時間的な制約がなければ、さまざまな組み合わせを試してそれらの効果を確認してみたいところだ。
▲火のついた場所で竜巻を起こし、炎の竜巻で敵を攻撃!
▲水と雷など、多彩な組み合わせで自由に戦おう!
ちなみにこうした元素反応はスキルだけでなく、天候や敵の攻撃でも発生していく。これがまた本作のおもしろいところ!
巨大な木の盾を持った敵を相手にする場合、火で盾を燃やしてから攻撃するのがセオリーになるのだが、雨が降っていると火が消えてしまうなんてことも起こるのだ。なので、バトルの際には周囲のギミックや天候なども加味した戦略が重要になってくる。状況に合わせた判断力が求められるので、バトルがマンネリになりづらいのも本作の魅力と言えるだろう。
武器ごとのアクションや元素を利用したギミック、回避コマンドなどを駆使したバトルはかなり手応えがあり、上手く立ち回れば敵とのレベル差を覆して勝利を収めることもできる。発想力が功を奏し、格上に勝利できたときの達成感は格別なので、これはぜひ多くのプレイヤーに感じてもらいたい。
広大なワールドマップを自由に移動し遊べる本作は、メインストーリーを進めるだけでなく、あたりを散策するだけでもさまざまなイベントが発生する。
▲全貌が見えないほど広いワールドマップ。周囲にあるスポットにファストトラベルもできる。
フィールド上で発生する代表的なイベントのひとつが、地脈の花だ。
この地脈の花に触れると、周囲に大量の敵が発生し、これをすべて撃破するというシームレスイベントが発生する。勝てばキャラ育成アイテムなどが手に入るので、お散歩(周囲の散策)もまた重要な要素となるのだ。
また、アイテムのほか冒険ランク(プレイヤーのレベル)を上げるための経験値も獲得できるので、フィールドでは見かけ次第積極的にチャレンジするといいかもしれない。
バトルも楽しいのだが、ただただ広い世界を探索をするのも本作の楽しみかたのひとつだ。
本作では崖や壁、木、柱など周囲の物のほとんどを掴んで登れるようになっており、行動できる範囲は見た目以上に広い。こうしたオブジェクトは、スタミナが続く限り登り続けられるため、断崖絶壁であっても余裕で登り切れることも。
こうしたアクションを使ってたどり着ける高い位置には、宝箱や重要なアイテムが落ちていることがあるので、登れそうな場所はとりあえず登っておきたくなる。
ちなみに、高い位置からジャンプすると“風の翼”という装備が展開され、滑空して移動できるので慎重に下りる手間も一切ナシ。高いところに上って、滑空しながら目的地に向かうといった移動方法も爽快だった!
▲よく見ると高い位置に何かがある……。
▲登れる場所を探し、苦労の末に辿り着くとそこには宝箱が!
▲帰りは滑空して移動。大抵の場合上空で新しい宝箱や敵を発見してしまうので、寄り道が永遠に続いていく。これもまたオープンワールドの魅力!
ほかにも、メインストーリーとは一切かかわらないクエストがあったりと、探索するほどに楽しさは増していく。
下の画像は、道中で見つけた3重の結界に守られた宝を取得するクエスト。こういったクエストでは周囲のギミックを動かして結界を解除する謎解きや、シンプルに敵を殲滅するイベントが発生する。
謎を解き、敵を倒して結界を解除すると超レアアイテムが手に入ったりするので、冒険する喜びに満ちたワールドマップが用意されているという表現もできるだろう。
ただ、オープンワールドの例に漏れず本作でも“寄り道が楽しすぎてメインストーリーが進まない”という現象が発生する。これはオープンワールドゲームあるあるであり、筆者の意思が薄弱だからではない。寄り道の魅力はかくも強し。メインストーリーを進めたいと思ったら、寄り道の誘惑に勝てるよう心を強く持とう!(?)
ある程度プレイヤーランクが上がると、ほかのプレイヤーといっしょに遊ぶマルチプレイも開放される。
マルチプレイは特定のクエストに挑戦する人を募集する形式ではなく、オンライン状態のプレイヤーの世界にそのまま遊びにいく形。ID検索もできるので、フレンドといっしょに好きなように遊べるぞ。
▲マルチプレイの項目に入ると、現在オンラインのプレイヤーが表示される。加入申請をして、許可が出るとそのプレイヤーの世界に遊びにいける。
▲マルチプレイ中は4人で1チームを運用していく。ふたりで遊ぶ場合は、ひとり2キャラまで選べる仕組みだ。
マルチプレイではふだんと違い、プレイヤーの数だけバトルメンバーが増えるので、共闘がメチャクチャ盛り上がる!
キャラクターを切り換えずにスピーディーに元素反応を起こせるので、強い一体感を感じられるうえ、各キャラのスキルが同時に発動すると画面もド派手になるので、脳汁溢れること間違いなし! 本作のマルチプレイにおけるバトルは、かなり気持ちよい体験が得られる内容になっていた。
▲味方の風攻撃に火の元素を混ぜて攻撃!
マルチプレイ中はチャットやスタンプも使用できるので、コミュニケーションも取りやすくなっている。
クエストをクリアーしたらその時点で解散というシステムではないので、仲間と「どのクエストに行く?」、「あそこの敵に挑戦したい」とワイワイ相談しながら『原神』の世界を自由に冒険できるのも魅力的だ。正式版がリリースされたら、ぜひともフレンドといっしょにプレイしたい。間違いなく楽しい!
また公式ツイートによれば、まだまだ続くファイナルCBTの中でマルチプレイ限定の新イベントも用意されているとのことなので、こちらも楽しみにしておきたい!
【新イベント&新機能】
今回のファイナルCBTで新イベント「元素クルーシブル」と新機能「元素共鳴」を実装しました。
▼イベント参加条件
・冒険ランク16以上
・序章の第二幕「涙のない明日のため」をクリア
・モンドのティマイオスのところで任務「錬金術、大突破?」をクリア#原神 #Genshin pic.twitter.com/LJ8dRNR3GT— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) July 2, 2020
ほかにも素材を集めて料理をしたり、武器を作ったりとやり込み要素も充実している本作。語り尽くせないほどに多彩な要素があり、20時間ほどプレイしたがすべてのコンテンツに触れることができなかったほどだ。
マルチプレイが可能になるまでの道のりが長かったり、特定の目的を持ったプレイヤーとマッチングできないなど課題も残ってはいるものの、全体のクオリティは非常に高かった。ローカライズもしっかりとしており、プレイしていて日本語に違和感が出る場面もなかったので、ストーリーにも没入できる。
スマートフォンで遊べるタイトルとは思えないほどのボリュームとクオリティになっているので、正式にリリースされたらぜひ一度プレイしてみてほしい。
▲フィールドで集めた素材を使って武器などを作れる。
▲キャラクターが手に入るイベントも開催されていた。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
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公式サイト | https://genshin.mihoyo.com/ja |
公式Twitter | https://twitter.com/Genshin_7 |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (C) miHoYo |
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