劇場版モンストの終幕まで公開に!『ルシファー 絶望の夜明け』オンライン試写会(後編)リポート

2020-06-15 12:09 投稿

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モンスターストライク

『モンスト』映画総集編の後半パート40分を限定配信

2020年6月14日、ミクシィのXFLAGスタジオは、『モンストアニメTV』公式YouTubeチャンネルにて“劇場版モンスト『ルシファー 絶望の夜明け~スペシャル編集版・後編~』オンライン試写会”を開催した。

6月に映画館にて公開予定だった劇場版『モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け』を先行上映会用に編集し、そのスペシャル映像の後半パートを配信する本イベント。視聴者に大きな衝撃を与えた前半パートからの流れを受け、結末に至るドラマチックな物語が語られた。

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⇒劇場版アニメ『ルシファー 絶望の夜明け』公式サイト
⇒モンストアニメTV公式YouTubeチャンネル

軽妙なトークから全貌が明らかになる後編へ

オンライン試写会の後編は、前編から引き続いてスペシャル映像の配信前後にトークコーナーを実施。XFLAGの中の人・りえっくすさんが司会進行を務め、スペシャルゲストを交えたリモート式での開催となった。ゲストは、ルシファー役の日笠陽子さんと、劇場版の主題歌『英雄の歌』を担当されたオーイシマサヨシさん。

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▲オンライン試写会後編のトークコーナーには、日笠陽子さん(画面左下)、オーイシマサヨシさん(画面右下)、りえっくすさん(画面上)の3人が参加。2日目とあって出だしからリラックスした様子だった。

そのトークコーナーは、オーイシさんのメガネや衣装をいじる話題からスタート。前編を振り返る質問に対して、「内容がシリアスで、これからどうなるのか続きが気になりますよね。早くルシファーの真意が知りたくなります」と日笠さん。オーイシさんは「前編はどんどん重要なキャラクターがいなくなり、そのうえ主題歌も流れなかったので残念でしたが、ただただパンドラがかわいかったですね(笑)」とコメントした。

“これまでの『モンストアニメ』と、今回の劇場版で演技を変えていることはあるのか?”といった質問では、日笠さんは「ルシファーは“友や仲間を守る”という一貫した信念を持っているので、最初から演技は変えていません」とコメント。続けて「“堕天の王”としてのダークな面や、クールな性格を表現するため、演技を抑え目にしていました。微妙な感情の変化についても演技やセリフではなく、CGを作ってくださるスタッフの皆さんの技術を信じて、表情の変化で表現してもらっています」と語った。

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▲本シリーズでは、キャラクターのアップのシーンも多いので、ぜひルシファーの細かな表情にも注目したい。

オーイシさんは、主題歌『英雄の歌』を作るうえで意識したことについて「制作サイドからいただいたキーワードは“信じる”というもので、これをもとにして気持ちを入れて曲を作っていきました」と、曲作りの出発点を解説。そのうえで「(物語の内容に沿って)“世界を救う”と主題を大きくしたら、曲が作れなくなってしまったんです。そこで、最初から世界を救うとはせずに、まず身近な人を守る。それがやがて世界を守ることになる……といったイメージが沸き、冒頭部分の歌詞に繋がっています」と楽曲完成までのプロセスも紹介した。

最後に、後編に期待することとして、日笠さんは「カエサルが語る“真実”が気になります。カエサルはただおもしろがっているわけではなく、その行動の裏には深い考えがあるのではないかと思っています」と返答。ここでトークコーナーが時間切れとなり、駆け足でオーイシさんが「作中で主題歌が流れることを祈っています!」と答え、後編の配信が開始された。

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▲ルシファーの狙いは何か。後半パートの出だしでカエサルの口から、衝撃の真実が語られることになる。

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▲すべてを知り、動揺するアーサー。彼女が下した決断とは……。

今回配信されたト『ルシファー 絶望の夜明け~スペシャル編集版・後編~』は、物語の後半から終盤にかけての40分間を、そのまま配信しているため、前日配信の前半部分と合わせれば、物語の全容をほぼ把握することができる。

息もつかせぬアクションシーンの連続だった前編とうってかわり、後編ではじっくりと物語を見せる展開が中心となった。ルシファー、アーサー、オラゴン、ビナーなどの主要登場人物の心の動きや、秘められた思惑が交錯し、ドラマがくり広げられていく。それぞれの人物の決断、行動、そしてその結末は、視聴者の心を激しく揺り動かしたことだろう。

後編で筆者が気になったキャラクターはカエサル。モンストアニメ『エンド・オブ・ザ・ワールド』でも活躍したカエサルは、享楽的な観点で行動し、善や悪といった価値観は持っていない。味方にしても信頼できず、敵にすると手に負えない。そんな厄介な存在でありながら、どこか憎めない。劇場版を見る際は、『モンストアニメ』界随一のクセ者であるカエサルの行動にも注目してもらいたい。


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▲どちらの陣営にとっても、敵とも味方ともつかぬ行動を続けるカエサル。彼が終盤にかけて重要なキーパーソンとなる。

感涙のエンディング! 最後まで物語を見届けたゲスト陣のトークが再開

オーイシさんの歌う主題歌『英雄の歌』が流れるなか、物語はエンディングを迎えた。再びゲストを交えたトークとなったが、前日のりえっくすさんに続き、この日は日笠さんの目に涙が。

「泣いちゃいました。『モンストアニメ』のルシファー編開始から2年以上も演じ続けてきたルシファーの物語が劇場版でひととおりの結末を迎え、想うところがありました」と日笠さん。いろいろなことを思い出しながら最後のシーンを見たとき、胸にこみあげるものがあったようだ。

オーイシさんも「やはり主題歌が流れるとうれしいですね」と語りつつ、「ノア編と劇場版の主題歌を担当させていただいた僕にもカタルシス(感情移入による共感と浄化)を感じるものがありますから、ずっと作品に関わってきたキャストさんや制作の皆さん、『モンストアニメ』を見続けてきた視聴者の皆さんはさらに強いカタルシスを感じたのではないかと思います」と感想を述べた。

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前日のトークコーナーにて水樹奈々さんが語っていた通り、今回のスペシャル編集版ではカットされているシーンもあり、物語を最初から最後まで観ることで受ける印象も変わってくるはず。今回の配信を見た人も、ぜひ劇場に足を運んで“完全版”を視聴してほしい。

また、劇場版の前日譚となる『モンストアニメ』のシリーズは、Youtubeチャンネル『モンストアニメTV』にて配信中。劇場版の登場キャラクターや世界観は『ルシファー 反逆の堕天使』や『エンド・オブ・ザ・ワールド』から引き継がれているので、映画公開前にチェックしておけば、より本編が楽しめるはずだ。

ゲームでも劇場版のキャラクターが登場

本家であるゲームの『モンスターストライク』では、6月15日12時より、劇場版作品をモチーフとしたキャラクターが登場する新イベント“ルシファー 絶望の夜明け 映画公開決定記念”が開催される。

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同イベントでは、ルシファー&カエサル、アーサー&ソロモン、ノア&パンドラといった主要キャラクターたちがガチャ限定モンスターとして登場。また、作中に登場した“悪しき天聖”たちから、ゲブラー、コクマー、ネツァク、ホドが降臨モンスターとして出現する。

かねてから『モンスト』をプレイしているユーザーはもちろん、『モンストアニメ』や今回の『ルシファー 絶望の夜明け』オンライン試写会を見て興味を持った人も、ぜひプレイを!

▼新イベント“ルシファー 絶望の夜明け 映画公開決定記念”の詳細はこちら

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モンスターストライク

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルアクション
メーカーMIXI
公式サイトhttps://www.monster-strike.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/monst_mixi
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