『テイルズ オブ クレストリア』全世界500万DL突破!綺煌石獲得キャンペーンや属性限定ステップアップ召喚を実施中
2021-05-18 19:33
2020-05-02 00:00 投稿
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テイルズ オブ クレストリア
2020年、バンダイナムコエンターテインメントから新作スマートフォン向けアプリ『テイルズ オブ クレストリア』が配信される。本作は“スマートフォンから始める、新しい『テイルズ オブ』”をキャッチコピーとして、既存のアプリタイトルのような過去作タイトルのキャラクターやエピソードをピックアップする形ではなく、オリジナルキャラクターのストーリーをメインにした新作だ。本記事では、『テイルズ オブ』シリーズ初心者目線からのプレインインプレッションをお届けする。
⇒『テイルズ オブ』シリーズファンによるプレイインプレッション
第1作『テイルズ オブ ファンタジア』がスーパーファミコンで発売されたのが1995年、今からなんと25年前だ。異世界ファンタジーをモチーフとしたアクションRPGで、スーパーファミコンタイトルとして、オープニング主題歌や声優によるボイスが収録されるなど話題となった。現在、オリジナルタイトル、クロスオーバーなどシリーズタイトル数は50近くを数え、アニメ化や他作品とのコラボも行われるなど、バンダイナムコエンターテインメントが誇る一大ブランドとなっている。
第1作発売当時、筆者は主題歌である“夢は終わらない ~こぼれ落ちる時の雫~”をバックにゲーム画面とキャラクターボイスが流れるCMを見て感心しつつも購入までには至らなかった。
その後、学生時代に友人の薦めで『テイルズ オブ デスティニー』をプレイ。プレイステーションでリメイクされた『テイルズ オブ ファンタジア』、3作目の『テイルズ オブ エターニア』と遊び、一先ずクリアまではこぎつけた。ストーリー部分での面白さはあったものの、個人的には戦闘システムに馴染めずに疎遠になっていく。以後のシリーズで(一部のタイトルを除き)タイトル間のつながりもほぼないという事で、「興味を持った時にプレイすればいいか」と、気づけば最後にプレイしたエターニアから20年経っているのであった…。
という訳で『テイルズ オブ』シリーズに関しては、システムもほぼ忘れてしまっており、世界観にも疎い筆者が本作をプレイ。簡単な操作で楽しめたファーストインプレッションをレポートしよう。(ライター:東響希)
まずはチュートリアルとして、“クレス”の指導の元、戦闘画面での操作方法を教えてもらおう。クレスは初代作品『テイルズ オブ ファンタジア』の主人公であるが、この世界では主人公の少年“カナタ”の師匠として登場する。戦闘はいわゆるコマンド選択式のターン制バトルだ。画面右のアイコンで行動を決定する事ができるが、この段階で“カナタ”が選べるのは“通常攻撃”と術技の“魔神剣”。“魔神剣”は一度使用すると、再び使用できるようになるまで2ターン必要となる。
キャラクターも敵もそれぞれ属性を持っており、“相性が有利だと与えるダメージが増え、不利な場合は減少する”アプリゲームではおなじみの要素で、シンプルなルールなのでシリーズに詳しくない人も問題なく理解できるはず。
“クレス”の術技“鳳凰天翔脚”のような多段ヒットする攻撃をすると、敵キャラへヒット数が蓄積される。このようにヒット数に応じた倍率で味方全員の攻撃ダメージが増加していく。30ヒットでダメージ倍率40%、50ヒットを超えると80%まで増える。手ごわい相手には集中砲火でヒット数を稼いで一気にダメージを与えよう。『テイルズ オブ』シリーズでは、アクション性の高い操作でコンボを繋いでいくバトルシステムが特徴だが、こちらではコマンドアイコンをタップして操作するコマンド選択式なので、アクションが苦手な人でも簡単にコンボを繋ぐ事ができる。ただし、コンボ数は同じターンの間でしか蓄積せず、次のターンに引き継ぐことはできないので注意。あらかじめパーティーメンバーの攻撃を把握しておくと、迷わずに攻撃の流れを作れるのでパーティー編成の時などに確認しておくといいだろう。
戦闘中にOL(オーバーリミッツ)ゲージを溜めると“秘奥義”が使えるようになる。戦闘中、敵に対して有利属性での攻撃やクリティカルダメージ、とどめを刺すなどで蓄積されていく。発動すると大ダメージを与えることができ、爽快な気分が味わえた。
チュートリアルが終了するとホーム画面へ。まずはガシャ要素である“召喚”で仲間を獲得する。初回のみ、特定のラインナップから好きな3Dキャラクターモデル付きのメモリアストーンを1つだけ選ぶことができる。ここでは筆者が知っている数少ない主人公キャラ“クレス”のSSRを選択。主人公“カナタ”の師匠役としても登場しているので師弟コンビのパーティーを作ってみた。さらに、チケットや“綺煌石”による“召喚”では “メモリアストーン”を入手することができ、SR、SSRのメモリアストーンからはキャラクターが具現化し仲間になってくれる。筆者は運よく10連ガシャでベルベットのSSRもゲット。かなり強力なパーティー編成となった。
戦闘に参加できるのは4人までで、さらに戦闘不能になった場合に交代するメンバーを2人まで設定可能だ。また、キャラクターにはメモリアストーンを装備することができる。様々な効果が付与されるので、キャラクターの能力を見ながら装備しよう。
いよいよストーリーモードをプレイ。各ストーリーはAPと呼ばれるポイントを消費することでプレイできる。序盤はAPを使い切る前にレベルが上がって回復するので、止まらずにどんどんストーリーを進められたぞ。
修道士のひとり息子として孤児たちの面倒を見ながら過ごす“カナタ”の視点で描かれるストーリーは、完全オリジナル。“クレス”と共に剣の稽古をしていた“カナタ”の元に村で強盗傷害事件が起こった事が伝えられる。悪戯好きの孤児の少年、“ナッシュ”が犯人ではないかと村人から疑われるが、「悪戯はしても、誰かを傷つける事はしない」と“ナッシュ”をかばう“カナタ”は村へと急ぐ。無事、真犯人を突き止めた後、“カナタ”の父親である“コーディ”から“ミゼラ”の里親が決まった事を告げられる。
各ストーリーではバトルが発生(一部テキストのみのストーリーもあり)、クリアする事で次のストーリーへ進む事ができる。敵一団との戦闘を“WAVE”といい、3回戦闘がある場合は“3WAVE”となる。
クリアする事で、“ガルド”と呼ばれる通貨や経験値、アイテムを獲得できる。ゲームの基本的な進め方はクエストのクリア→報酬の獲得→キャラクターの成長の3つを繰り返しながら進めていく。
また、ストーリーやバトルでボーナスが貰える“ミッション”も設定されている。ウィークリーやフリーのミッションをクリアすると様々なボーナスが貰えるので、ゲームを進めながらミッションも意識するとガルドや“綺煌石”をさらに獲得できるぞ。
『テイルズ オブ』シリーズではお馴染みのアイコンによる会話シーンが楽しめる“スキット”もバトル中や幕間シーンで登場する。本編に関わるような重要な会話ではないが、キャラクターたちの関係性や性格など垣間見られる。様々なシリーズのキャラクターが1つの世界でクロスオーバーするため、本作のオリジナルキャラクターとの会話はもちろん、別タイトルのキャラクター同士が新しい世界観の中でどのようなやりとりをするのか、ファンも期待するところではないだろうか。
メインストーリーを1章分進めた時点で“クレス”をメインとした “外伝ストーリー クレス編”が遊べるようになる。これは、メインストーリーでは描かれないカナタ達の旅の裏で起きていることをクレスの視点から描いた物語となっている。クレスの外伝ではシリーズキャラクターである、“エミル”と“マルタ”、 “ミント”が登場。だが、どのキャラクターも本作オリジナルの設定となっており、『テイルズ オブ ファンタジア』では共に旅をしていた“クレス”と“ミント”が初対面の状態であるなど関係性も変化していた。このようにもともとのシリーズ作品を知らなくても問題なく読み進めることができる新規ユーザーが入り込みやすい設計で、また『テイルズ オブ』シリーズを長くプレイしているユーザーもIFの世界ならではのキャラクターたちの新たな活躍や関係性が楽しめる内容だ。
ストーリーを進めることでキャラクターモデルのドレスアップや、キャラクターの経験値アップアイテムとガルドが大量に獲得できるクエストなど、徐々に新しい機能が解放される。都度、チュートリアルが表示される親切設計で、わからない場合はメニュー→ヘルプで各システムの詳細などもチェックできるので、わからなくなってしまった場合でも安心だ。
個人的には過去の『テイルズ オブ』シリーズ作品に関する情報が満載の『テイルズ オブ ヒストリー』がオススメだ。各タイトルの紹介やTVアニメ作品の紹介、キャラクター図鑑や年表が収録されており、過去作を知らない人でもシリーズの概要を追うことができるので非常に便利なメニューとなっている。
序盤をプレイしてみて、初回のみ“召喚”で1人は強力な仲間を手に入れることができるので、戦闘ではとくに詰まらずにサクサクプレイする事ができた。難しい操作もなく、シリーズお馴染みのアクションRPG操作が苦手な人でも簡単にプレイできる内容となっている。
メインストーリーは序盤から急転直下にハードな内容となり、目まぐるしく展開するシナリオが気になってガンガン進めていった。“ビジョンオーブ”というアイテムの所持が義務づけられ、罪を犯した様子を他人によって公開されてしまう可能性をはらんでいる。罪を犯した人間に対し大衆が裁きを下す世界観で、理由が何であっても、誤解があっても公平に判断されずに、多数決によって犯罪者扱いとなるところは現代のSNS社会を彷彿とさせる。序盤ののどかな村人たちとやり取りから一転、犯罪者となってしまった後の差別的な扱いなど、主人公たちに感情移入すると何とも言えない憤りが湧いてくる展開だ。運命に翻弄され悪のレッテルを張られた主人公たちのピカレスクロマンとも言える内容で、どのような逆転劇を見せるのかワクワクさせられる。
メインストーリーは豪華声優陣によるフルボイスとなっており、無邪気な明るさから大きな困難に直面し苦悩する“カナタ”の心情の変化、そして“カナタ”に見せる可愛らしさと胸に秘めた激情を感じさせる“ミゼラ”の人間性、キャラクターの特徴が声だけで伝わってくる見事な演技も必聴だ。ストーリー中は2人に共通する一途ゆえの危うさが見え隠れし、明るい場面でも「一体、この後どうなってしまうんだ?」というハラハラが付きまとうシナリオにどんどん引き込まれていった。一方、“クレス”と“ミラ”、“ベルベット”など既存キャラクターの新規ボイスやオリジナルストーリーを体験できるところは、古参ファンにとって嬉しい部分だろう。
外伝ストーリーについても、“クレス外伝”だけでもかなりのボリュームがあったが、現状シリーズキャラクターである“リオン”と“ベルベット”の外伝があることも告知されており、今後、他にも外伝ストーリーが実装されていくと考えると、相当に濃い内容でかなり長く遊べるタイトルになると思われる。シリーズのファンにとっては期待値がさらに上昇するところではないだろうか。個人的には“ミラ”と“ベルベット”のバディペアのストーリーがどうなるのか楽しみなところだ。
キャッチコピーにもあるように、“新しい『テイルズ オブ』”としてここからシリーズやキャラクターを知って、過去のタイトルに触れてみるというのも面白いのではないだろうか。
気になる本編の内容についても触れられている最新PVも公開中なので、ぜひこちらもチェックしよう。
⇒『テイルズ オブ』シリーズファンによるプレイインプレッション
©いのまたむつみ ©藤島康介 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
※画面は開発中のものです。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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メーカー | バンダイナムコエンターテインメント |
公式サイト | https://crestoria.tales-ch.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/to_crestoria |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | (c)いのまたむつみ (c)藤島康介 (c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. |
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