日本一モンスターを生み出したCDがついに決定!?移植版『モンスターファーム』再生数ランキングベスト100を大発表

一風変わったヒットチャートをお届け！

1997年にプレイステーションで発売されて大ヒットを記録した不朽の名作『モンスターファーム』。そのスマホアプリ版が、コーエーテクモゲームスから現在配信中だ。

今回はスマホアプリ版がリリースされた11月28日から12月5日までの1週間に、ユーザーが再生したCDのランキングを100位まで大発表！

そのうちいくつかの楽曲については、実際に再生してみた結果も添えてお届けする。

『モンスターファーム』についておさらい

『モンスターファーム』を知らない人のために、ゲームの内容について簡単におさらいしておこう。

『モンスターファーム』はブリーダーとなってモンスターを育成し、数ある大会に出場して最高のブリーダーを目指す育成シミュレーションゲームだ。

強力なライバルたちとのバトルがくり広げられる大会では、モンスターの力を引き出すブリーダーの手腕が試されることになる。

モンスターの個性に合わせたトレーニングを積み重ね、絆を深めながら大会を勝ち抜いていこう。

そんな本作でモンスターたちと出会う方法が、円盤石再生。タイトル名とアーティスト名から実在のCDを検索し、再生することで新たなモンスターを生み出すことができるシステムだ。

今回はこのシステムによりモンスターを生み出したCDの中から、もっとも多く再生された100枚を紹介していく。

1位～10位

まずはもっとも再生数を集めた、トップ10から発表していこう。

1位：『紅蓮華』 / LiSA

1位を獲得したのはLiSA『紅蓮華』。アニメ『鬼滅の刃』オープニングテーマで、大みそかに放送される“第70回NHK紅白歌合戦”でも披露される予定の大ヒットソングだ。

このCDからは真っ赤な花のようなモンスター、ベニヒメソウが生まれる。

最新の楽曲からタイトルイメージ通りのモンスターが生まれるというおもしろさもあり、アプリのリリース直後からSNSを中心にモンスター情報が拡散。楽曲自体の人気も加わり、圧倒的な成績でのトップとなった。

なおこのベニヒメソウは、1997年に開催された公式イベント“モンスター甲子園”の第1回大会にて優勝を飾ったモンスター。強さや育てやすさといった、性能面での優秀さもこの結果に一役買ったようだ。

2位：『ミッドナイト・シャッフル』 / 近藤真彦

2位の近藤真彦『ミッドナイト・シャッフル』から生まれるのはギンギライガー。特定のCDからしか再生されない、いわゆるレアモンスターだ。

『ミッドナイト・シャッフル』はプレイステーション版『モンスターファーム』の時代から、レアモンスターが登場するCDとしてトップクラスの知名度を誇っていた楽曲。

移植版『モンスターファーム』では楽曲をデータベース上から検索・再生する方式になったため、スタート直後からレアモンスター再生を試してみたプレイヤーが多かったようだ。

7位：『のぶニャがの野望』 / コーエーテクモゲームス

7位にはオンラインゲーム『のぶニャがの野望』がランクイン。

このタイトルから生まれるのは、純正種のガリ。一般的なCDから生まれるものと異なり、“神の怒り”と“魔神の怒り”、2種類の強力な必殺技を覚えているのが特徴だ。

おもしろいのは、このタイトルがディスクメディア化されていないブラウザ・アプリ向けのオンラインゲームという点。

ディスクメディア化されていないタイトルからモンスターが再生できるのも、移植版『モンスターファーム』ならではの楽しみだ。

11位～30位

続いて、11位から30位を見ていこう。惜しくもトップ10には入らなかったものの、人気の楽曲が揃っている。

13位：『プラチナ』 / 坂本真綾

13位は坂本真綾が1999年にリリースしたシングル、『プラチナ』。このCDを再生すると、同名のレアモンスター“プラチナ”が生まれる。

本作ではこのように、プレイステーション版『モンスターファーム』より後にリリースされたCDからもレアモンスターが出現することがある。移植作ながら、新作同様の感覚でレアモンスター探しを楽しむことが可能だ。

23位：『Lemon』 / 米津玄師

23位には、米津玄師の『Lemon』がランクイン。YouTubeでの公式ミュージックビデオの再生回数が5億回に届こうかという、近年の大ヒットソングだ。

『プラチナ』では曲名そのままのモンスターが生まれたが、この曲を再生して生まれるモンスターは……。

lemonじゃなくmelon。ちょっと惜しい。

31位～50位

31位から50位のランキングは以下の通り。

33位：『女々しくて』 / ゴールデンボンバー
46位：『君の名は。』 /RADWIMPS

33位はゴールデンボンバーの『女々しくて』。このCDからはレアモンスターのクマドリーが生まれる。

これは名前からも分かる通り、隈取を施されたモンスター。近くで見てみると、まるでゴールデンボンバーの樽美酒研二のメイクを思わせるデザインだ。

また世界的ヒットを飛ばした映画『君の名は。』のサントラからはガリ系のレアモンスター、アマノガワが生まれる。

こちらはマントに星空が描かれたデザインが特徴的なモンスター。このモンスターを再生して、映画の山場となるシーンを思い出した人も多いだろう。

これら2体のように、メンバーの見た目や映画の内容といった細かいネタまで網羅しているのがニクいところ。

細かい部分まで拾ってくれる信頼感があるからこそ、「もしかしたらこんなつながりでモンスターが出るかも……」と、さまざまなCDを試してみたくなるのだ。

51位～100位

残る50位から100位のランキングを一気に見ていこう。

80位：『ワールドアドバンスド大戦略 作戦ファイル』 / セガ

ファミ通Appの『モンスターファーム』関連記事でもたびたび紹介した『ワールドアドバンスド大戦略 作戦ファイル』が80位にランクイン。レアモンスターのタンクが出現するタイトルということで、一定の人気を誇っているようだ。

プレイステーション版『モンスターファーム』ではこの作品のCD-ROMがタンクを生み出すおそらく唯一の手段となっていたが、今回のランキングで35位に入った藍井エイル『MEMORIA』をはじめ、ほかのCDからも再生されるようになっている。以下のCDでも確認できたため、タンクを育てたい人はぜひ参考にしてほしい。

94位：『NIPPON』 / 椎名林檎

椎名林檎の『NIPPON』は、NHKでサッカー関連番組のテーマソングとして使用されていた楽曲。このCDからは、レアモンスターのヴィゴールが生まれる。

プレイステーション版では出現元のゲームソフトが希少だったため、レア中のレアという扱いだったヴィゴールだが、本作では再生できるCDが増加。Superflyの『Mind Travel』など、サッカー応援ソングが収録されたCDでの出現が確認されている。

ぜひ実際にお試しを！

スペースの都合で今回は一部をピックアップして紹介するにとどめたが、ランキング内にはこのほかにもレアモンスターの出るCDや小ネタが仕込まれたCDが多数存在している。

こうした特殊なCDを見つけ出すのも、本作の楽しみのひとつ。人気の理由が気になるタイトルがあれば、ぜひ実際に再生して確かめてみてほしい。

そして12月19日にはNintendo Switch版もついに配信スタート。大画面でプレイしてみたいという人はこちらも要チェックだ！

モンスターファーム

対応機種	iOS／Android
価格	1960円［税込］

このゲームの詳細を見る

• アプリを AppStore から
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ジャンル	シミュレーション
メーカー	コーエーテクモゲームス
公式サイト	https://www.gamecity.ne.jp/mf1/
公式Twitter	https://twitter.com/monsterfarm_kt
配信日	配信中
コピーライト	©1997-2019 コーエーテクモゲームス All rights reserved.