『バンドリ!』“ポピパ”が全国を回るファンミーティングツアーの千秋楽の模様をレポート

2019-10-09 12:15 投稿

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バンドリ! ガールズバンドパーティ!

東京公演にはメンバーが全員勢揃い

2019年10月3日、東京にある“Zepp DiverCity TOKYO”にて、『Poppin’Party Fan Meeting Tour 2019!』の東京公演『宇宙へドリーマーズGO!』が開催された。全国5ヵ所のZeppライブハウスを巡るトーク&ライブイベントで、今回の東京公演がファイナルとなる。最後を飾るイベントとして、今回は愛美(戸山香澄役)、大塚紗英(花園たえ役)、西本りみ(牛込りみ役)、大橋彩香(山吹沙綾役)、伊藤彩沙(市ヶ谷有咲役)の“ポピパ”メンバーが勢揃い。朗読劇をはじめファンミーティングのためのプログラムや、ラジオでもお馴染みのコーナートーク、さらにミニライブと盛りだくさんの内容となったイベントの模様をレポートしよう。

オープニングとなる朗読劇は、ツアーを通してのストーリーとなっており、全国各地でテーマに合わせたドラマを展開。今回が最終回となり、謎の地球外生命体の宇宙船に一人飛ばされていた“山吹沙綾”の元に北海道から転送された4人が合流。なんとか地球に戻るために試行錯誤するという内容だ。劇中でキャラクターのやり取りと共にキャスト陣が頭を撫でたり、抱き合ったりと触れ合う様子が披露される度、会場からは「Foo〜!」という歓声が上がる。最後は、全員が“Zepp DiverCity TOKYO”に辿り着いたという場面で終了し、イベントが開幕する。

 
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それぞれが自己紹介を行うと、早速最初のコーナーとなる“B.O.E ~Believe Our EKAKIUTA~”へ。こちらは、くじ引きで選ばれたメンバーが、お題に沿った即興絵描き歌を披露し、他のメンバーがその絵を描いて当てるという内容だ。1問目は西本が歌担当でお題は“都電荒川線”、2問目は大橋が歌担当でお題が“マスキング(“RAISE A SUILEN”のドラム)のお父さん”と、なかなか難易度が高く、どちらも全員不正解となる。最後の伊藤は、情感たっぷりに力強い歌声を披露し、“このメンバーが大切”、“5人じゃなきゃ”と言ったフレーズに、全員が“ポピパ”のイラストを描き始めるが、後半に“ハッピー、ラッキー、スマイル”や“儚い”など“ハロー、ハッピーワールド!”を想起するフレーズが入り、慌てて修正するメンバー。肝心の正解はというと、“ハロー、ハッピーワールド!”ではなく、そのメンバーの1人である“瀬田薫”というオチだった。

続いての“ポピパ、あのね…”は、ラジオでもお馴染みのお悩み相談コーナー。普段は“牛込りみ”がメインとなる“りみりん、あのね”というタイトルだが、今回は5人全員が答える特別仕様だ。内容もお悩み相談というよりは、メンバーに対する質問が多く寄せられた。最初は“現在、修行期間となっているポピパだが、実際にこれは頑張って修行した事とい言えば?”という質問。愛美はアドリブ力や現場対応力が身についてきたと答えると、大塚と大橋は衣装の早替えのスピードが上がったと回答する。

2問目は“今回のツアーで(ボーカル担当の愛美がいない時など)歌やパート分けはどうやって決めたのか?”という質問。大橋はドラムを叩きながら1曲歌い切るのは難しいという事情もあり、かなり調整してもらった語ると、大塚は普段、自分が歌わないパートを歌うと急に難易度が上がったとして、メンバー全員が改めてボーカル担当の愛美の有難さを実感したとの事。

3問目は“ライブ当日にやっている事はあるか?”という質問。まずは大橋は「よく食べる事」と回答し、出されたものは全部食べるという方針で最近はかなり増量してしまったと告白した。大塚はラジオ体操と回答すると、伊藤は昔の方が緊張してルーティーンを作っていたが、最近は特に何もしなくても落ち着いてライブに臨めるようになったと成長を噛みしめていた。

4問目は“今回のツアーでの思い出について”という事で、伊藤は新喜劇に挑んだエピソードをピックアップ。本場の大阪という事で念入りにリハーサルを行って臨んだという。大塚は、大橋、西本と3人で参加した福岡公演がツッコミ不在でふわふわしていたとして、やはり5人揃った方が役割分担もできていいという感想を述べた。

最後は“元気になれるポピパのおすすめの曲は?”という質問が上がる。伊藤が“Light Delight”、大橋が“ティアドロップス”、愛美が“Hello!Wink!”や“What’s the POPIPA!?”を推薦した。

新喜劇にも挑戦した関西組が本領発揮

続いてのコーナーは、“ぽっぴん即興劇♪”。3人ずつの2チームに分かれて(つまり、1人だけ2回即興劇に参加する事になる)シチュエーションとそれぞれが演じるキャラクターをくじで決定。さらに、3人がそれぞれが引いたお題のセリフを言ったところで即興劇は終了するという内容。偶然にも大阪公演で新喜劇も演じた愛美、伊藤、西本の3人が最初に挑戦する事になった。“キラドキ歯科医院”という歯科医院を舞台に愛美が歯科助手、伊藤が歯科医、西本が患者を演じる。関西組が本領を発揮し、ボケやツッコミも織り交ぜ笑いを取りつつも、しっかりとお題のセリフをクリアして会場からも大きな拍手が起こる。こうなると、2組目の大塚、大橋、そしてダブルヘッダーとなった愛美のハードルが一気に上がってしまった。お台場の某ショッピングモールという設定で、愛美が警備員、大塚が店員、大橋が観光客を演じる。大塚と大橋が自分の設定に振り回され、お題のセリフと舞台設定があまり噛み合っていない事も祟って、強引にお題のセリフを入れてなんとか終わらせたが、伊藤から“チームワークが…”とツッコミを受けていた。

最後のコーナーは“ファンミのテーマソングを作ろう!”だ。今回のツアーでは各公演でテーマソングを作っていたが、今回は総まとめになるような歌詞を考えようという事でスタートした。各地の公演タイトルに対するアンサーを歌詞に混ぜ、その場で観客から募集した歌詞や合いの手、ラップパートも盛り込むなど、コミカルな歌詞だがツアーの集大成となる歌が完成した。なんと今回のテーマソングはライブ録音を行い、後ほど公式サイトにアップされるという事でリハーサル、本番と2回行われトークパートは終了。いよいよライブパートへと移る。

舞台転換の間には先日行われた『NO GIRL NO CRY』や『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』の舞台裏の映像も流れ、徐々に会場のボルテージが高まっていく。

ライブパートの最初を飾るのは『BanG Dream!』のオリジナル楽曲としてお馴染みの“Yes! BanG_Dream!”だ。Aメロの「バンドリ!」や、サビ前の「5!4!321!バンドリ!レッツゴー!」など、力強いコールで会場が一気にトップギアとなる。続いて、「やっぱりポピパは5人いないと始まりません!」という愛美の言葉に続けて“ 前へススメ”を披露。パート分けの歌唱ではメンバー毎のカラーの照明でステージが彩られるエモーショナルな演出に魅了され、次の“ Time Lapse”へ。2曲続けて、静かなイントロから一気に激しいロックサウンドに繋がる緩急の激しい曲だ。Aメロ、間奏に挟まれる「oh oh…」という力強いコールがさらにステージを盛り上げる。最後は、今回の東京公演のテーマにもなっている“ Dreamers Go!”だ。ラストという事で、イントロから「ハイ!ハイ!」とコールが起こり、1コーラスのクラップや、サビ前での「Dreamers Go!」など観客も精一杯のコールを送り、ライブパートは終了した。

続いては新情報解禁という事で、7th☆LIVEの映像パッケージの発売が告知され会場が盛り上がる。パッケージの仕様や価格については別途、まとめてあるのでこちらを参照していただきたい。

イベントの発表内容はこちら

最後の感想として、伊藤は去年も相当走り抜けた感があったが、今年も夏から秋にかけてはイベントづくめで去年を超えたのではと達成感を滲ませる。愛美は、今回はファンミーティングツアーだったが、いつかライブの全国ツアーをやってみたいと語ると会場からは大きな歓声が上がり、イベントは終了した。

【出演】
・愛美(戸山香澄役)
・大塚紗英(花園たえ役)
・西本りみ(牛込りみ役)
・大橋彩香(山吹沙綾役)
・伊藤彩沙(市ヶ谷有咲役)
【セットリスト】
M1. Yes! BanG_Dream!
M2. 前へススメ!
M3. Time Lapse
M4. Dreamers Go!

 
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©BanG Dream! Project ©Craft Egg Inc. ©bushiroad All Rights Reserved.
Photo:Satoshi Hata

バンドリ! ガールズバンドパーティ!

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルリズムアクション
メーカーブシロード
公式サイトhttp://bang-dream.bushimo.jp/
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