TVアニメ『FGO -絶対魔獣戦線バビロニア-』は連続2クール全21話で放送！豪華キャスト11名が登壇した先行上映会リポート

ファン待望のTVアニメは10月5日から順次放送開始

2019年9月24日、TVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の先行上映会が都内にて実施された。

先行上映会ではアプリ内で配信された“Episode 0 Initium Iter（アニメ0話）”、アニメ1話、2話が公開。

さらに、上映会の後には11名のキャストが登壇し、0~2話収録時のエピソードなどを語ってくれた。本記事では、新たに発表されたTVアニメの最新情報と、キャストトークの様子を紹介していこう。

テレビアニメは2019年10月～2020年3月まで約半年間放送！

10月より順次放送が開始される本作だが、連続2クール・全21話で放送・配信されることが新たに発表された。

2019年10月から2020年3月まで約半年をかけ、『FGO』第一部において最長シナリオである第七特異点の物語が描かれる。

「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」は2019年10月より連続2クール・全21話で放送・配信いたします！
2020年3月まで、ぜひ第七特異点の冒険を藤丸・マシュと共に楽しみましょう！
放送局の詳細は⇒https://t.co/6vGTVaEuno#FGO #バビロニア #FGO_ep7 pic.twitter.com/WCdRtFRrIG

— 【公式】Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- (@FGOAP_ep7) September 24, 2019

さらに、Blu-ray&DVD全5巻の発売も決定！　第1巻は2020年1月29日に発売され、以降毎月1巻ずつ販売されていく。

また、10月5日の放送・配信直前にAbemaTVにて“Fate/Grand Order –絶対魔獣戦線バビロニア-　レイシフト直前SP”が配信されることも発表された。

フォウくんの名セリフはファンも絶賛！キャストトーク振り返り

先行上映会では、第2話までの公開のほかオープニング・エンディング映像も本邦初公開。オープニングムービーが流れ終わった後にはキャスト11名が登壇し、収録現場でのエピソードや演じる上でのこだわりなどを語ってくれた。

“FGOfes2019”で初公開となった“Episode 0 Initium Iter”について、鈴村健一さんは「泣くでしょ、泣かせにいきました」と当時を振り返る。ロマニ・アーキマンを演じる上で、彼が背負うものが垣間見える瞬間を意識していたという。高橋李依さんは“Episode 0 Initium Iter”内で長い時間が経過していることに触れ、時間が経過することによるマシュ・キリエライトの変化を意識していたそうだ。

第一部の主題歌でもある『色彩』が流れたシーンでは、坂本真綾さんが「『FGO』が世に出るよりも前に用意していた曲なので、こんなに長く愛される曲になってよかった」と語る。物語とリンクしていく『色彩』の歌詞が、マシュ・キリエライトの目線で見届けていくシーンは感動的だったと振り返った。

今回初公開となった第一話のアフレコは、「0話があったことで助走したところから始められた」と島﨑信長さん。映像で魔獣を食い止める絶対魔獣戦線が見られたことで、あらためてウルクのすごさを実感できたと熱く語ってくれた。

第一話で登場したイシュタルは、演じた植田佳奈さんも「上から目線で女神っぽい」と評される自由奔放ぶり。「コロコロ表情が変わるので呼吸する間もなくて、息があがりました」と独特な収録を冗談交じりに振り返った。また、カルデア内のスタッフやレイシフトの描写についても触れ、キャスト数名が「ムニエル…！」と興奮した様子を見せるなど、今作は『FGO』ファンにもうれしい内容になっていることがトークからも垣間見えた。

第二話から登場するマーリンを演じる上で意識した点について聞かれると、櫻井孝宏さんは「マーリンはふわふわした人なので、自分もそういう気持ちで臨んでいる」とコメント。「わからないことは島崎君が教えてくれるので、フォローしてもらいながらやってる」と、収録中もキャスト同士で『FGO』について熱く語っていることが窺えた。

アナ役の浅川悠さんは「見知った人たちばかりの現場なので、ふだんと違う声で演じるのが新鮮」とコメント。ほかのサーヴァントといっしょにいるシーンも多いため、これまであまり演じてこなかった役柄を新鮮な気持ちで演じられているそうだ。

これまでも『Fate』シリーズで登場してきたギルガメッシュと本作での違いについて聞かれると、関智一さんは「意識はしていないけど、描かれかたがこれまでと違うので自然と演技も変わる」と語る。笑うシーンも多いそうで、「いろいろな目線で見下しながら笑っている」とギルガメッシュらしいコメントを残し、会場を盛り上げた。

ギルガメッシュの傍にいることが多いシドゥリを演じる内山夕実さんは、『Fate』シリーズという大きなコンテンツに対するプレッシャーを感じつつも、役柄が決まった時は夢のような感覚だったと当時を振り返る。「プレッシャーを感じながら、自分なりにシドゥリを演じています」とのこと。

一話、二話ともに登場しているエルキドゥについて質問が飛び出すと、エルキドゥ役の小林ゆうさんは「二話までだと話せることが少ない」と『FGO』ファンを思いながらも、「エルキドゥもギルガメッシュも大切に思っているので、とにかく頑張って演じています」と語ってくれた。

今回、フォウとして出演している川澄綾子さんは、「アニメになってからフォウくんがすごくかわいい」とコメントし、「毎回どうやってかわいくしようか考えて演じています」と演技へのこだわりを話す。実際に二話で飛び出した「マーリンシスベシフォーウ！」のセリフについては、島﨑信長さんが「絶妙でした」と絶賛していた。

島﨑信長さんは「二話時点だと話せないことも多いので、またどこかの機会でネタバレを気にせず話したい」とまだまだ語り足りない様子。登場するサーヴァントもアニメでその魅力を再確認できることに触れ、「第一部をクリアーした人にとって幸せなアニメになると思います」と話す。アニメのド迫力な映像クオリティについても触れ、「『FGO』をプレイしていない人もアニメから興味を持っていただけたらうれしいです」とコメントし、トークイベントを締めくくった。

ⒸTYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT