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【ポケGO夏の特別企画】季節をテーマにGOスナップショットで自由研究【教えて! なお先生】

2019-08-21 14:45 投稿

なお先生が考えるポケモンのいる生活

『ポケモンGO』にGOスナップショットが実装されてはや半年。

最近ではロケット団やそのボスであるサカキが写り込むなど、ポケモンとの思い出づくりはもちろん、さまざまな仕掛けでGOスナップショットはユーザーの注目を集めている。

そこで今回はGOスナップショットといえばあの人。

ユーザーエクスペリエンスデザイナーであるNianticの石塚尚之氏こと“なお先生”に、夏をテーマに先生自身が心がけているポケモンたちとのふれあいと撮影のコツを教えてもらうぞ!!

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夏にしか撮影できない大切な思い出

今回のテーマは夏。子どもたちはいま夏休みの真っ只中。帰省する家族や旅行に行くカップルなど、多くのかたが夏を感じるさまざまなものに触れているだろう。

そこで、なお先生には“夏休みの宿題”と題してこの第2弾を提案。夏にしか撮影できない大切な思い出の1枚をGOスナップショットで残すためのコツを、先日終了した『ポケモンGO』Fest 横浜 2019の初日に伺ってきた。

――夏といえば梅雨明けの真っ青な原色の空と雲の峰。暑くて滅入ってしまいますが、遠出する機会も増えるいまこそシャッターチャンスですよね。

なお先生 旅行に出れば比較的簡単に雄大な自然を訪れることもできます。GOスナップショットが実装されるよりも前、この時期に谷川岳(群馬と新潟の県境にある三国山脈の山)に登ったことがあるんですが、その頂上に立ったとき、“レックウザを撮影できたらいいなぁ”と考えたことがあるんです。レックウザは本来、高層に住んでいるポケモンですし、ビルに囲まれた都会よりも、いま目の前に広がる雄大な風景にピッタリだと感じたわけです。

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▲こちらが以前、なお先生が撮影した谷川岳の頂上からみた景色。GOスナップショット好きなトレーナーならこの写真1枚からいろいろな構図が浮かんでくるはずだ。

――自然の多い場所に行くと、“おもいっきり遊んでおいで”という感情が湧いてくる。『ポケモンGO』と関係のない取材先でも、ついついGOスナップショットで遊びたくなるんですよね。

なお先生 深津さんが『Ingress』のミッションディで埼玉県の武蔵嵐山を取材(記事はこちら)されたとき、ドダイトスを使ったGOスナップショットを掲載していましたよね。あれを見たとき、あんなに大きなポケモンなのに窮屈な感じがなく、生き生きをしているなと感動したと同時に、以前訪れた戦場ヶ原(栃木県日光市)を悠然と歩くディアルガの姿が浮かんだんです。

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▲これはなお先生が5月ごろ撮影した日光の戦場ヶ原。こうした自然の中でこそ映えるポケモンたちもたくさんいる。

――印象深かった場所もGOスナップショットがあれば、さらに違った世界に見えてくる。探索する楽しみも倍増ってわけですね。

なお先生 その通りですね。自然の中でポケモンを撮影できるのも夏の魅力だと思います。それと同時にボクが提案したいのは、この夏の楽しい思い出をポケモンといっしょに写真に残してほしいということです。友達や家族、親戚に会う機会が増えるのもの夏ですよね。そんなときに、たとえば麦わらのピカチュウといっしょにみんなで記念写真を撮ってみる。もしかするとみんなの意外な表情を引き出せるかもしれない。その瞬間にしか残せない思い出をみんなで共有していただけたらうれしいですね。

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▲花火大会や盆踊りといったシチュエーションも夏だからこその1枚になる。陽気に踊るルンパッパに合わせてみんなで踊ってみるなど、いろいろチャレンジしてほしいとなお先生は語る。

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▲なお先生が話題に上げてくれた筆者のGOスナップショット。この場に立った瞬間、ドダイトスで撮ってみたいと感じ、直感的にワンショットで撮影したもの。当時、自分でもいい写真だと思い、その場でTwitterに投稿。なお先生がすぐにコメントをくれたのをよく覚えている。

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▲そしてこちらが武蔵嵐山でなお先生が撮影した1枚。大きな切り株や一面に広がる木々はまさに天狗がいそうな光景。ダーテングが生息していても不思議ではない。

物語を感じさせる写真を撮ってみよう

――自然に限らず周囲にあるオブジェが特定のポケモンを連想させ、それがGOスナップショットを起動するヒントになったりもする。その1枚を見れば当時の様子が鮮明に蘇るなんてことも多いですよね。

なお先生 そうなんです、物語がある写真ってとても印象が強い。見た人それぞれがそこからいろいろな世界観を想像することもある。ボクはそうした“思い出=物語”だと考えていて、そこにも夏を感じさせる撮影方法がある。それも今回触れたいと思っていたテーマなんです。たとえば、海に行って砂浜と波だけでラプラスを撮るのではなく、浮き輪やパラソルがいっしょに写り込むことで急に夏休みらしい1枚になりますよね。

――なるほど、記号ですね。スイカや浴衣、かき氷や冷やし中華の“始めました”みたいなのもアリですね。

なお先生 そうですそうです。蚊取り線香や団扇などもいいですよね。先日、谷中商店街(東京都台東区)に行ったとき、まさに蚊取り線香の台あって、チリーンといっしょに撮影したんです。それを後日見返したら、チリーンの横によしずが写っていた。本当に偶然だったのですがこれも夏を連想させるもの。見る人それぞれがこの1枚から何かしらの物語を想像すると思うんです。

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▲蚊取り線香の台といっしょに撮影したチリーンの写真。よしずがあることで、筆者は暑い夏というイメージに少しだけ涼を感じた。

――なお先生が考える“夏が似合うポケモン”というと何でしょう?

なお先生 春には花が似合う“くさタイプ”のポケモンを使ったGOスナップショットが多くみられました。きっと夏は“みずタイプ”のポケモンが活躍するでしょう。海やプールなど開けた場所なら大型のラプラスやカイオーガ、ホエルコやホエルオー。ナッシー(アローラの姿を含む)も夏らしくていいですよね。

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▲迫力満点の大型ポケモンたちは大自然がよく似合う。色違いのタイプを持っているなら、さらに特別な1枚になるはずだ。

なお先生 先ほど話題にも出した蚊取り線香やうちわのような小さなものにはキャモメやケイコウオ。GOスナップショットのコンテストにもあったワニノコで水遊びなど、小型のポケモンたちの生き生きとした姿を撮ってみたい。サングラスをかけたピチュー麦わら帽子のピカチュウも夏らしいですよね。

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▲今回のインタビューに先駆けてなお先生が作成した資料には、ここに書ききれないたくさんのポケモンがリストアップ。タマンタに補足事項として“特にかわいい”とか、ナマケロをチョイスして“暑くてもうダメ”という夏バテをイメージさせるメモがあってとてもおもしろかった。

――(なお先生が用意してくれた資料を見ながら)あぁ!! この“夏と言えばフェス!”というテーマでドゴームをチョイスしているのはいいですねっ。

なお先生 ドゴームは映画『名探偵ピカチュウ』でもDJとして登場していましたし、フェスって夏のイメージがありますよね

――ありますねっ。

なお先生 また、夏の花を連想させるキマワリ。身近な里山でクワガタをイメージしてカイロス、セミを連想させるテッカニンも撮影してみたい。

――夏ですねぇ、幼少期の思い出が……。

なお先生 それともう1つ、遠出をしなくても空からは太陽の陽射しもあります。夏の陽射しは周囲のコントラストをより強め、色鮮やかに写し出してくれます。周囲を見渡せばそうしたベストなスポットもたくさんあるので、ぜひ探索してもらいたいですね。

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▲谷中を探索中に発見した水風船とトサキントを合わせた1枚。これだけで夏祭りを連想してしまう。

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▲コントラストを活かしたステキな1枚がこちら。麦わら帽子の影がピカチュウの足元に落ちている点も夏を感じさせるポイントだとなお先生。

テーマを感じせるTwitterの投稿作品たち

――夏という話題から少しそれますが、Twitterは1つのツイートに最大4枚の画像を添付することができます。この仕様に対して“1枚で勝負できない人はセンスがない”という意味合いのツイートをする人がいて、それは極論過ぎるなと残念な気持ちになったんですよね。

なお先生 ボクは4枚投稿する方法もいいと考えています。そのすべてで1つの物語を作るかたもいますし、そこにいろいろな工夫を感じる作品も多いですよね。その日1日の出来ごとを回想するのにも丁度いい数だと思います。

――4コママンガのように起承転結を付けて描くこともできる。枚数に限らず、自分が伝えたいものが描ければいい。1つのツイートそれ自体が1つの作品だと思うんです。

なお先生 その通りです。ボクも投稿スタイルをいろいろ試してきました。そうした過程で考えたのは、手を加えずカジュアルに撮れるものです。その結果、ボクは1枚のGOスナップショットにひと言メッセージを添える手法を取っていますが、何も書かず写真のみで投稿されるかたもいる。いろいろな表現があっていいとボクは思いますね。

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▲投稿スタイルは個々の自由。枚数で良し悪しを決めることはないとなお先生は想いを語る。

――なお先生の投稿はその日に撮影したものから選んでいるのですか?

なお先生 そんなことはないんですよ。どうしてもTwitterの特性上、“いま”をつぶやこうとするため、その日のことを投稿しようというプレッシャーが働いてしまうかも知れません。しかし、週末に出かけたりコミュニティ・デイなどのイベントに参加して、そこでたくさん仲間や家族と写真をたくさん撮る機会もある思います。

――なるほど、撮りためておくわけですね。

なお先生 ボクは好きな時間に写真を撮りに行ける会社で身軽な身ですが、勤務中にスマホをいじれないかた。お子さんがいたりして、なかなか自分の好きな時間にプレイできないかたもたくさんいますよね。プレイできる貴重な時間に撮りためて徐々に投稿する。ボクはそういった方々を大切にしたいなとつねに思っております。

――いつでも好きなときでいいわけですね。

なお先生 そうですね。ボク自身の目標は“1日1枚”ですが、それは撮りためたものから、“今日はこの1枚で行こう!”と決めています。ボク個人で言うなら、以前訪れた谷中で撮影した写真がまだまだあるので、それを自分のペースで投稿していきたい。まずはお気に入りの作品をたくさん撮ること、みなさんにはそれを好きなときに投稿してほしいですね。

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▲“そういえばあの日こんなことが”と振り返り、当時の思い出を添えてみるのもいい。これは“Fest 横浜 2019”で筆者が撮ったもの。うん、これを見るだけ、あの日の体験が鮮明に蘇る。

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▲こちらはGOスナップショット実装前からなお先生が注目していたゲートを連想させるオブジェ。そこに友人と交換で入手したジーランスを呼び出し、時空を越えて現れた瞬間を表現したものだ。

安全に気をつけて自由に楽しもう!

――投稿される作品の中には危険な場所で撮影したと思われるものも多々目にします。

なお先生 そうなんですよね。ボクも見ていて困ったものだと感じています。ポケモンも人と同じ、道路の真ん中に立つのは怖いし、駅のホームなど周囲の人が安全に乗り降りしたい場所に立たされたくはありません。

――ポケモンの立場になって安全な場所を選んでほしいと。

なお先生 はい。足場の悪い岩場は海や山など景色のいいところも好きじゃないはずです。ぜひ、そうした危険な場所での撮影を避け、安全で楽しい撮影を心がけてほしいですね。

――それでは最後に、GOスナップショットが今後とうなっていくのか。機能追加の予定があるのか教えて下さい。

なお先生 具体的なことは言えませんが、これで完成だとは考えていません。改善すべき点への対応はもちろん、いままで以上にGOスナップショットを楽しんでもらうための仕掛けも検討しています。まずは、夏をテーマに家族や仲間たちと1枚でも多く撮影していただき、みんなでいい思い出を作ってもらいたい。そして、これからも#GOSnapshotのタグを付けて発信してほしいですね!!

 

これにて第2回“おしえて! なお先生”はおしまい。

今回はインタビュー形式でお届けしたが、次回は筆者となお先生が共通のお題に沿って写真を撮り、互いにそれを見ながらこだわった点を語り合ってみるのもおもしろそうだ。

トレーナーバトルを極めたり、高個体値のポケモンを追い求めるだけじゃない。集めたポケモンそれ自体を愛し、いろいろな場所に旅をしてGOスナップショットで思い出を作るプレイスタイルもある。

それらを含めて全部『ポケモンGO』、何をするにもマナーを守り、安全に十分注意して楽しんでいこう!!

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▲新しい麦わら帽子がほしいのかな? ぜひ、GOスナップショットを使ってこの夏の思い出をポケモンといっしょに記録しよう。

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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ジャンルその他
メーカーナイアンティック
公式サイトhttp://www.pokemongo.jp/
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