賞金総額5000万円!?世界大会の年内開催も発表された『TEPPEN』メディア向け発表会をリポート

2019-08-09 13:13 投稿

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『TEPPEN』の新情報をチェック!全貌が明らかに!

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2019年8月8日、カプコンと共同開発によるスマートフォン向けアプリ『TEPPEN』のメディア向け発表会“TEPPEN Asia Japan Premiere”を開催した。

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『TEPPEN』とは、ガンホー・オンライン・エンターテイメントと、カプコンの共同開発タイトルとなり、リアルタイム進行のカードバトルが楽しめる新作。『ストリートファイター』シリーズのリュウや、『デビル メイ クライ』シリーズのダンテなど、カプコンの人気キャラクターたちが登場することでも話題を集めており、先行リリースされた海外市場でも好評を得ているタイトルだ。

本記事では、そんな本作の最新情報やプロゲーマーたちによるエキシビションマッチも行われた、発表会イベントの模様をお届けする。

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イベントはまず、本作でエグゼクティブプロデューサーを務めるガンホー・オンライン・エンターテイメント 代表取締役社長CEOの森下一喜氏と株式会社カプコン常務執行役員・辻本良三氏の挨拶からスタート。

辻本氏は「7月4日より海外で先行配信を行っていましたが、日本やアジア地域のかたから、早くプレイしたいという声が多くいただいておりました。今回、こうしてみなさんにお披露目できることをうれしく思っています」と想いを語った。

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▲株式会社カプコン 常務執行役員 辻元良三氏(写真左)、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 代表取締役社長CEO 森下一喜氏(写真右)。

発表会でまず紹介されたのは、日本を含むアジア地域でのサービス開始。今回アンロックされるリージョンは、オーストラリア、台湾、香港、インドネシア、日本、マカオ、マレーシア、フィリピン、韓国、シンガポール、タイの11カ国。完成したばかりであるという本作のTVCMも公開され、会場と放送を盛り上げてくれた。

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▼TEPPEN | TVCM「アルティメットバトル開幕」篇

また国内リリースの発表に合わせて、『TEPPEN』を初めてプレイするプレイヤーに向けたプレゼント(“CORE”パックチケット×10枚)と、2019年9月1日15時59分までにプレイを開始した人向けにもプレゼント(“CORE”パックチケット×20枚)を実施することも明かされた。

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つぎに行われたのは、本作の概要紹介。前述の通り、『TEPPEN』では、カプコンの人気キャラクターたちが多数登場する作品。発表会開始の時点で参戦が判明していた“ヒーロー”は、以下の通りとなっており、本作では彼らが登場するオリジナルストーリーも描かれるという。

  • 『ストリートファイター』シリーズより、“リュウ”と“春麗”
  • 『モンスターハンター』シリーズより、“リオレウス”と“ネルギガンテ”
  • 『ロックマンX』シリーズより、“エックス”
  • 『ヴァンパイア』シリーズより、“モリガン・アーンスランド”
  • 『デビル メイ クライ』シリーズより、“ダンテ”
  • 『バイオハザード』シリーズより、“アルバート・ウェスカー”
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その後、ステージはゲームの説明に移行。森下氏曰く、当初辻本氏と開発を進めるにあたって「ふつうのカードゲームではない、新しいカードゲームを目指そう」という話から、カードゲームの要素にリアルタイムストラテジーやアクション要素を盛り込んだ、これまでにない“ゲームの総合格闘技”のようなシステムを作り上げたという。

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ここで『TEPPEN』の基本ルール紹介も行われたが、こちらに関してのリポートは別記事に掲載しているので割愛する。気になる人は、以下のプレイリポートを参考にしてほしい。

ゲームの紹介を終えたところで、森下氏、辻本氏による実機による対戦デモンストレーションが行われた。両名は、ふだんから対戦をしているそうで、お互い手の内を知り尽くしているほか、どちらもデモンストレーションだからと勝ちを譲る気はさらさらない様子。そんな対戦は、森下氏が春麗、辻本氏がリオレウスを選択してスタート。

辻本氏のデッキは、攻撃力をどんどん上げて積極的に攻撃するコンセプトで、一方の森下氏は回復やシールドを展開し、じっくり耐えてチャンスを伺うというコンセプトのデッキを使用していた。真逆のコンセプトを持ったデッキ同士が戦う試合になり、会場も盛り上がりを見せたが、最終的には辻本氏が攻めの手を途絶えさせずに押し切り、見事勝利を手にした。

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白熱のエキシビションマッチ

発表会イベントでは、プロゲーマーの梅原大吾選手、ときど選手、Justin Wong選手によるエキビションマッチも開催された。内容は、BO1(1本勝負)の総当たり戦で、各選手が登録したふたつのデッキからひとつを選んで対戦を行うというもの。

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▲「もともと、カードゲームにリアルタイム要素が加わったらいいなと思っていたので、めちゃくちゃやり込んできました」と梅原選手。

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▲「アクション性が高く、自身がプレイしている格闘ゲームに通ずる部分があるので楽しくプレイしている」と語るときど選手。

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▲Justin選手は「個人的に早いスピードで展開していくゲームが好きなので、本作にも注目している」と、本作への期待を語った。

試合には、3選手ともにしっかりとコンセプトを立てたデッキを持ち込んでおり、どの試合も名勝負に。とくに、Justin選手とときど選手の試合は、どちらも同ヒーロー(モリガン・アーンスランド)で、さらにアクションカードを出すたびにステータスが強化される効果を持ったユニットを軸に戦うというコンセプトまで同じとあり、試合はデッキに組み込まれたカードのすべてを使い尽くすほど白熱!

結果は、ときど選手の小さなミスを見逃さず、終始冷静にプレイを続けたJustin選手に軍配が上がる形に。こちらの試合はまさしく名勝負と思える内容だった。

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▲小さなミスを悔やんでか、敗着時に思わず天を仰ぐときど氏(写真右)。

なお、全試合の模様はTwitchに動画が挙げられているほか、このエキシビションマッチで使われたデッキはすべて公開されているので、気になる人はそちらを確認してほしい。

『TEPPEN』エキシビションマッチ動画はこちら(Twitch – PlayTeppen_Asia)

賞金総額5000万円の世界大会を開催予定

エキビションマッチ終了後、今後実施予定の大会などの各種イベント情報が発表された。

まず発表されたのは、東京・六本木ヒルズにて開催される“テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り”(開催期間:2019年8月11日~8月17日)内に設けられる“RAGEモバイルeスポーツブース”への出展。イベント初日の8月11日には生放送も実施されるほか、ブースでは会期中、来場者への限定グッズプレゼントも実施予定であるという。

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また、8月30日から9月2日の期間、アメリカのシアトルにて開催される“PAX WEST 2019”への出展も決定。同イベントでは、有名ストリーマーたちによるスぺシャルマッチも予定されているとのこと。こちらのマッチは賞金総額2万3000ドルがかかったものとなるため、盛り上がりは必至だろう。

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さらに、“東京ゲームショウ2019”へのブース出展決定も告知された。ブースでは、ゲーム内で使用可能な描き下ろしのプロモーションカードやオリジナルTシャツなどが配布プレゼントされるという。加えて、優勝賞金10万円が用意された大会も開催予定。

こちらの大会は1日に複数回開催されるとのことなので、ここを狙ってデッキを組み上げ、腕を磨いていくのもいいだろう。

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また、“G-STAR 2019”、“台北ゲームショウ”といった国外のゲームショウ出展も決定されているとのことだが、こちらで具体的にどのような取り組みが行われるのかは現状では明かされていない。

そして、これら取り組み発表の中でもっとも大きなものとなったのが、『TEPPEN』のナンバーワンプレイヤーを決める世界大会“World Championship”の開催告知! 決勝大会は2019年12月、東京にて実施予定で、10月からはオンライン大会が開催されるとのこと。

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この世界大会には、Amazonがメインスポンサーになることが決定しており、現時点でも賞金総額が5000万円用意されていることも伝えられた。

ここで、Amazonの岩井理氏(アプリ事業部 事業開発部 統括部長)が登壇し、「『TEPPEN』というすばらしいアプリの世界大会の成功にお手伝いをさせていただきたく思い、スポンサーとしての協賛を決めました。amazonのアプリストアのみならず、世界中の『TEPPEN』プレイヤーのみなさんに、この世界大会を知る機会になればと思います」とコメントを発表してくれた。

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ちなみに、まだサブスポンサー募集は続いているとのことで、今後賞金総額がさらに上振れる可能性もある。果たしてどのような大会になるのか、注目をしておいて損はないだろう。

最後に、企業や団体、学校での『TEPPEN』のイベントや大会の実施を支援するプログラムも発表され、今後の施策についての発表は幕となった。なお、こちらの大会サポートプログラムで具体的にどのような支援をしていくのかについてはまだ明確に決まっておらず、応募状況などを見て検討をしたいとのこと。

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最後に、すでに速報をあげている新ヒーロー“ジル・バレンタイン”の参戦と、2019年内にさらなる新ヒーロー、新カードパックが実装予定であることが告知され、イベントは幕を閉じた。

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なお、会の最後には森下氏と辻本氏はそれぞれ「本作を通じて、世界中のプレイヤーとコミュニケーションをとるきっかけのひとつになればうれしいです」(森下氏)、「新しいタイプのカードゲームになっていますので、ぜひプレイしていただいたと思います」(辻本氏)、とコメントを残している。

すでに国内でも盛り上がりを見せ始めている『TEPPEN』が、今後どこまで突き抜けていくのか注目していきたい。

TEPPEN

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルカードゲーム
メーカーカプコン/ガンホー・オンライン・エンターテイメント
公式Twitterhttps://twitter.com/PlayTeppen
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