『Sky 星を紡ぐ子どもたち』初のアートブック発売が決定。2月9日よりthatskyshopにて予約受付が開始
2024-02-13 15:00
2019-07-28 11:00 投稿
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Sky 星を紡ぐ子どもたち
神代の時代、そのある日。永遠を約束されていた銀河の煌めきはゆらぎ、過ちを犯した星々は空を追わる。
落日の祖先たるそれらは地上にみずからの王国を築こうと試みるも、それは長く続くことはなかった。
本記事で紹介する『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、『flOw』や『Flowery』、『風ノ旅ビト』を手がけたthatgamecompanyが手掛けるスマホ向けアクションゲーム。
使命の子として地上を旅し、他プレイヤーと協力して彷徨える星々の記憶を紡ぎ、天に帰る道を示していくマルチプレイ要素にも注目の最新作だ。
ゲームの見どころ
●思念と化した星々を救い星座を蘇らせる
●キャンドルを灯し成長する子どもたち
●他プレイヤーと共存する癒やしの空間
落日の祖先が地上に落ちてから数え切れぬ年月が経過。彼らを天へと帰す使命を与えられたプレイヤーは、孤島や草原、雨林など7つエリアに存在する星々の思念体を求め旅をしていく。
バーチャルパッドを使った操作は画面左で移動。右でカメラとジャンプ、そして本作の醍醐味でもある飛行を自由に使い分けることができる。
操作感はとてもよく、飛行を主とした『風ノ旅ビト』というのが最初の手応え。目の前に広がる風を感じる美しい景色は、2012年当時感じたあの雄大な世界そのもの。
“帰ってきた”とスマホを握りしめ、今度はどんな旅が待っているのかという期待が一気に高まっていく。
飛行するためのエネルギーは周囲に点在する光源やキャンドルの光りを使ってチャージしなければならない。
このキャンドルと他プレイヤーとの関係はこのあと述べるが、制限のある飛行をそれらの要素で互いが補っていくのも本作のおもしろいところ。
さまざまな出会いを通じて星々の思念体を集め、正しき星座として天へ送り届けていこう。
各地に点在するキャンドルに触れると火が灯り、そこから光りを吸収。蓄えたものを他プレイヤーにおすそ分けしたり、自身の飛行ゲージをチャージ。
また、特定のNPCに渡すことでコミュニケーションに役立つエモートを習得することができる。
思念体から託されることもあるエモートは、扉の解錠を手伝ってほしいときや飛行エネルギーが枯渇しているときなど、さまざまなシーンで言葉を使わず伝達する重要なもの。
さらに、キャンドルの光りを使えばプレイヤー自身の能力を上昇させることもできる。
星の輝きを失い佇むものたちと、それを灯りで紡ぎ新たなチカラを得るもの。その成長と世界の変化を肌で感じられる、そんな旅がここにはあるのだ。
本作は言葉を使わずエモートで交流する世界。歩いているだけでも可愛らしいキャラクターが群がる光景は、見ているだけで心が癒やされる。
協力することはあっても妨害をするような仕組みはなく、マルチプレイに抵抗がある人も安心して楽しめるのがとてもいい。
また、特定のキャンドルにメッセージを残し、プレイヤー間で共有する『デモンズソウル』や『ダークソウル』などで馴染みのある血文字のようなシステムが存在する。
攻略のヒントというよりは掲示板のような役割りで、思い思いのメッセージを書き込んでいるようだが、そんな自由なやり取りがとてもいい。
本作は今後、新要素の追加やシーズンイベントなどさまざまなプランを予定。『風ノ旅ビト』とは違い、長期的に楽しめる設計になっている。
大空を舞い大地を駆ける自由な探索。プレイヤー同士の助け合いとコミュニケーションは、この世界を描く物語を何倍にも魅力的なものに育てていくだろう。
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料 |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
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メーカー | thatgamecompany |
公式サイト | http://thatskygame.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/thatskygameJP |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | © thatgamecompany all rights reserved |
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