『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート
2024-07-16 21:25
2019-07-04 21:09 投稿
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Ingress Prime(イングレス プライム)
2019年9月末に旧モデルからの完全移行が予定されているナイアンティックの位置情報ゲーム『Ingress Prime』だが、挙動やユーザーインターフェイスなどに対して不満の声も多く、『Scanner [REDACTED]』を愛用するエージェントをよく見る。
たしかにロンチ直後は不完全な要素が目立ち、ゲームプレイそのものが成立しない時期もあった。
しかし、多くのバージョンアップを経て確実に使い勝手は改善している。
そこで本記事では『Ingress Prime』の現状を、2019年6月29日に開催されたミッションディ浜松で調査。問題なく最後まで『Scanner [REDACTED]』に頼らずプレイできるのか。
いま現在の使い心地をライター深津庵の主観でまとめていく。
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2019年3月に開催されたXMアノマリー“ダルサナプライム”で、プロダクトマネージャー スコット・フランク氏は、チート問題を解決するための技術開発が進行中であること。それを実装するには『Scanner [REDACTED]』(以下、REDACTED)を終了させる必要があり、その時期が9月末になることを明かした。
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これに対して多くのAGからは『REDACTED』存続の声が相次ぎ、いまなお不安に感じているのではないだろうか。
そこで先日参加したミッションディ浜松を『Ingress Prime』(以下、Prime)のみで問題なくプレイできるのか試してみると、『REDACTED』から変更され便利になった点、改善すべき点が見えてきた。
結論から言えば、“問題なくプレイできた”のである。
とくに違いを感じたのはミッションの進行度を示すウィンドの存在だ。
■ポイント1:進行度の表記
『REDACTED』でもミッションの詳細画面で確認はできるのだが、正直そこまでして見に行くのは面倒だったのでこれはうれしい要素。ただ、開始直後で何もしていないのに“通過ポイント”が1カウントであることに違和感がある。
また、対象ポータルを示す『Prime』の白い枠は最初見にくく戸惑ったが、慣れてしまえば気にするほどではない。
レンジ内に入れば赤い枠に変化するほか、表記デザインこそ違うが『REDACTED』同様に“ポータルをハック”と教えてくれるので十分だ。
■ポイント2:対象ポータル枠
ミッションといえば地域活性化、各地を探索し発見を楽しむのも重要だ。
しかし、『Prime』では簡易表示されるサムネイルが小さく、自分がどこを目指しているのか把握しにくい。
ポータル名がわかるのはうれしいのだが、サイズ的には『REDACTED』くらいがベストだろう。
■ポイント3:サムネイルのサイズ
また、対象ポータルを示す表記が、『REDACTED』では道標のように行く先々にあったのに対して『Prime』では最寄りの1ヵ所だけ。白い枠があるので目印にはなっているが、街歩きをするのであれば従来のほうが安心できる。
■ポイント4:ポータルを使った道標
そしてもうひとつ、ミッションを選択する一覧画面についてだ。
『REDACTED』ではAGの場所から近い順に表示されていたが、『Prime』は不規則で連続したミッションにチャレンジするとき探しにくい。
当日、各自同じミッションをスタートさせたいのに、リストに表示される順番が異なり、スムーズに見つけられず、足を止める場面も多々あった。
もし可能であれば、AGを起点に距離・時間・評価など、いくつかの項目からソートできるようになったら、個々のプレイスタイルに応じて柔軟にミッションを楽しめるのではないかと感じる。
■ポイント5:ミッション候補リスト
じつは2018年12月のファーストサタディ八王子後の高尾山探索。2019年5月のミッションディ武蔵嵐山など、多くの場面で『Prime』を使ってミッションにチャレンジしていたのだが、道標になるものが表示されなかったり、対象ポータルを識別しにくいなどの理由で『REDACTED』で撮影を続けざるを得ない状況だった。
しかし今回は候補リストの表記以外で不自由に感じる要素はなく、『Prime』単体で最後までプレイできたのはいい結果だろう。
また、これはミッションに限らないのだが、『Prime』の場合、ポータルに近づくと溢れ出るXMに対象の写真が浮き出る。
これはゲーム性といよりは世界観の話ではあるが、アニメ『イングレス』でも見られたシーンなので筆者はこれがお気に入りだ。
■おまけ:世界観の共有
予定通りに開発が進んでいるとすれば、『REDACTED』が終了するまであと3ヵ月。アップデートを重ねて段階的に改善されていっているは間違いない。
リリース当日から『Prime』を愛用する筆者も最初は戸惑ったが、効率的でスマートな操作性も多く、いまではすっかり手に馴染んている。
この調子でXMアノマリーにも対応できる『Prime』へと昇華していってもらいたい。
▼MD浜松2019リポートはこちら!
P.N.深津庵
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対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2014 Niantic Inc. |
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