念願の名店へ!!モノづくりのまち静岡県浜松市で『Ingress』ミッションディ

2019-07-04 20:40 投稿

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Ingress Prime(イングレス プライム)

さわやかにキメる人生3度目の浜松探索

前日から悪天候が予想されていた2019年6月29日、ナイアンティックの位置情報ゲーム『Ingress』を使って指定された地域を探索するミッションディが静岡県は浜松市で開催された。

本記事では当日の様子を日帰り弾丸ツアーで敢行したライターの深津庵がリポート。幸先不安な旅の始まり、過去に2度も行きながら成し得なかった目標を果たすため、いざ因縁の浜松へ!!

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埼玉県から静岡県へ波乱の旅立ち

今回のミッションディは天候はもちろん、その旅の始まりから人的な面で荒れ模様だった。

この旅を企画したのは2019年5月25日に開催されたミッションディ武蔵嵐山の帰り道。「この勢いで浜松も行っちゃう!?」なんて会話から、その場に居合わせた4人が参加を決断。当日を迎えたのだが、早朝5時50分、待ち合わせ場所には深津を含めふたりのみ。ひとりは6時過ぎに起床、もうひとりは欠席だというのだ。

目的地までは高速道路を使って約4時間。慌ててもいいことはないし、事故でも起こしたらもともこもない。

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どうやっても間に合わないと悟った9時過ぎ、途中のパーキングで海を眺めながら深呼吸。10時過ぎに浜松ICを降り、受付会場に指定されていた浜松魅力発信館に到着する。

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受付会場の敷地内にはMD武蔵嵐山でも紹介した“旅するIngressスタンプ”やAGの名刺代わりでもあるBIOカードを交換するブース(紅玉)などが参加。その他、お題のスポットを撮影して得点を競う“Investigate”といったイベントも併催されていたのだが、スタートでつまずいてしまった自分たちは主であるミッション(最低条件6個)の達成が先決だ。

ナイアンティックの川島優志さんや今回のミッションディを取り仕切る皆さんに挨拶を済ませ、休む間もなく最初のミッションにくり出すことになった。

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▲ナイアンティックの川島優志さん、MD浜松2019を取り仕切るAGのみなさんと某ドラマの展示ブースで記念撮影。ちなみに、川島さんがオブシディアン柄のTシャツを来ているのは、2016年2月に浜松で開催されたXMアノマリー“オブシディアン”にちなんでもチョイスなのかな!?

復興とモノづくりの歴史を辿る

18ルートあるミッションのうち、6個以上達成すると実績メダルを獲得できる。

今回、自分らが選んだのは受付開始の目と鼻の先にあるM18“有楽街で遊ぼう”から順に北西に進み、ミッション対象でもある浜松城を目指すルートだ。

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何事にも果敢に挑戦しようという進取の気質が根付く浜松は、“モノづくりのまち”としても有名な土地。スズキやホンダ、ヤマハやカワイ、ローランドなど世界でも知られる大企業が立地する国内有数の産業集積都市だ。

そんな浜松市を探索中に目を引いたのが、ミッションの対象ポータルにもなっていた金山神社の入り口にあったプレートとその内容である。

愛着はあっても使い癖、研ぎ癖のある道具は“跡取り”に使わせたくない。そうした思い入れのある道具を奉納する場所なのだという。

大企業が生み出す産業もいいが、我が身同然の道具と最後まで向き合う文化こそ、“モノづくり”なのだと教えられた気がする。

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またこの近くには、昭和20年6月18日の浜松大空襲から始まり、とても厳しい時代の中で復興を目指しいまに至る浜松市の歴史をまとめた浜松市復興記念館がある。

どのようにして国内有数の産業集積都市にまで成長したのか、そのルーツを知ることができる興味深いミッションルートだ。

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その後、“M14国学の粋・賀茂真淵”で五社神社・諏訪神社を参拝。これまでの不運が浄化されたのか、おみくじは大吉というささやかながらもうれしいご褒美をいただく。

なお、6月24日から7月7日まで夏越の大祓の“茅の輪”を設置。当日も多くの参拝者がくぐっている光景を見かけた。

罪穢を祓いたいというかたはぜひ、期間中に訪れてもらいたい。

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出世城と呼ばれる浜松市の史跡へ

元亀元年(1570年)、徳川家康は天下を取るためには武田信玄を倒さなければならないと判断。駿遠経営の拠点として三方原台地の東南に城を建築。激しい戦いを生き延び天下取りの成し遂げたことから出世城と呼ばれているのが、今回どうしても訪れたかった浜松城だ。

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浜松城にはM12“出世城・浜松城”もしくはM13“点字の父・石川倉次”のルートで訪れることができる。

城は3階構造で1階と2階には具足を中心に徳川家康の3D像や城下町の復元模型を展示。3階の天守閣からは浜名湖や富士山を見ることができるとあって観光客の姿も多く見られた。

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出世を夢見て城を眺めていると、そのふもとに設置されていた顔出しパネルを発見。この文化は本当に根強く、観光地と言えば必ずある勢いだ。

現地で合流したAGたちに言われるがまま顔出し撮影。痛恨の配置ミスをやらかしてしまっていたことを、記事にまとめているいまになって気づく。

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念願の名店で例のハンバーグをキメる!!

はじめて浜松を訪れたのはおそらく少年時代。そして2度目は忘れもしない2016年2月、XMアノマリー“オブシディアン”だ。

当日は取材と合間に駆け込んだ戦いで精一杯。ハトのマスクは誰が被るのか、ニコ生との連携はどうなっているのかなど、それはもう現場は大混乱だったのだ。

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そんな様子を記事にしたところ、身内やAGのみんなから「で、さわやかは?」と、感想もへったくれもない問ばかり。

後日調べてみると、それは静岡県の各所に展開する炭焼きレストランであり、牛肉100%ブロック肉のみを使用したハンバーグ店だということがわかった。

そうして迎えた4年目のこの日、“さわやか”に行くことが自分にとってミッションディ最大の目的だったと言っても過言ではない。

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その後、浜松城からほど近い中区三組町にある火伏せの神“火之迦具土大神”を御祭神とする秋葉神社にちなんだM11“浜松秋葉神社 ”に挑戦。規定の6個を終えて会場で受付を済ませ、16時から始まっていた『ポケモンGO』のライコウ・ディを浜松駅前周辺でガッツリ楽しむことができた。

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出だしからつまづいてしまった今回のミッションディだったが、各自お土産などを購入して19時には浜松市を離脱。集合写真に間に合わなかったことを除けば概ねスケジュール通りだ。

その勢いで沼津港に立ち寄り海鮮丼を食べていこうということになったのだが、現地に着いたのは21時ちょい過ぎ。漁港の飲食店にはタッチの差で間に合わず、駅前の居酒屋で夕飯を済ませることにした。

会計時に領収書をお願いしたとき、背後の若い女の子2名が「領収書とかw」と笑っていたのがこの居酒屋でのハイライト。

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先述した2016年のXMアノマリー“オブシディアン”では、スマホ片手に歩き回る集団に浜松市の方々が困惑。多くの問題点が浮き彫りになったことをよく覚えている。

その後、2017年12月に開催されて以来、約1年半ぶりのミッションディだったのだが、おそらく各自治体との調整には多大なる苦労があっただろう。

はたして今回はどうだったのか、その反響も気になるところだ。

なお、当日の集合写真撮影会でふたつのミッションディの開催が宣言。9月21日に富山県高岡市、そして12月7日には千葉県印西市周辺を舞台にどんな体験ができるのかいまから楽しみだ!!

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最後に、Twitterの運営アカウントに投稿された集合写真を紹介。みなさん今後もXMアノマリーやミッションディなど、各種イベントでお会いできることを期待しています!!

P.N.深津庵(撮影協力:あしたづひむ)
※深津庵のTwitterはこちら

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対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルその他
メーカーナイアンティック
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