『D×2 真・女神転生 リベレーション』怠惰の罪 11業オート周回を考察【D2メガテン攻略】

2019-06-18 13:37 投稿

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D×2 真・女神転生 リベレーション

オート周回最難関級!?

セガゲームスより好評配信中の『D×2 真・女神転生 リベレーション』。この記事では、新たに追加となった罪の烙印の怠惰の罪 11業のオート周回を考察していく。

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怠惰の罪 11業概要

怠惰の罪 11業は、6月6日に新たに追加となった罪の烙印の最高難度のひとつだ。怠惰の罪は1業からすべて状態異常をテーマにしたコンテンツとなっており、最新の11業ではそれがさらに凶悪に進化している。まずは敵の詳細からみていくことにしよう。

敵の詳細について

●1WAVE目

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●2WAVE目

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●3WAVE目

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悪魔、スキル構成を考える

怠惰の罪 11業のオート周回はかなりの難関だ。そして実際にガチャ限を排除して可能なのかが大問題。さまざまな方法が考えられるので、攻略班が人柱になるつもりであらゆる可能性を考察、検証をしてみた。

●異常耐性で凌いでみる案
11業は3WAVE目にバリコワオート、マハシバオート、マハマリオートが発動するので、物理パで周回が可能であった10業までとはまったく異質なコンテンツだ。

まずマハシバオートとマハマリオートだが、これは異常耐性が100%を超えるとかなりの確率で状態異常を回避できるので奈落のマスク持ち悪魔に烙印で異常抵抗を盛って固める編成も考えられる。が、しかしこれも100%の保証はなく、全員分の烙印を揃えるのも至難の技だ。

奈落のマスク持ちといえばアリラト異能ミカエル異能シルキーなどが候補に挙がる。

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▲異能シルキーは体と魔が高く理想的なステータス。ただし火炎弱点は3WAVE目において大きなデメリットとなる。

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▲異常抵抗101%でいってみると3WAVE目の開幕オート異常をよく凌いでくれた。ただしこれも完全に防げるわけではなく、さらに異常抵抗をあげることが必要だ。

異常抵抗の精度をあげるために考えられるのは地獄のマスクや鋭気の権化との併用だ。地獄のマスクは35%、鋭気の権化は45%なので、奈落のマスクと合わせてこれだけで95%~105%に。烙印のハードルもグッとさがる。

しかしここで問題が発生する。

アタッカーとして期待できるシルキーもミカエルもスキルに有効な全体破魔を持っていない。ここに全体破魔スキルを継承すると異常抵抗パッシブと合わせて継承枠が埋まってしまうわけだ。

勝利のチャクラがないとなれば、1番過酷な3WAVE目に息切れするのは目にみえているし、ブースタなどの火力補助を積めなければバトルが長期化して異常を受ける可能性もあがってしまう。さらにシルキーは火炎弱点でルシファーのトリスアギオンが脅威になるが、火炎耐性も積めない。

烙印のハードル、継承枠、適性悪魔の耐性、どれをとってもあまりにきびしい案と言えるだろう。

実際にミカエルの魂の審判だけでどうにかならないかと試してみたが、これも火力不足で却下。魂の審判が威力30×7で210だとしても威力80のマハンマを3体に撃つほうがダメージ効率は上ということになる。あくまでもここに必要なのは全体魔法だ。

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▲愛用していた加護をシフターし検証してみたが、あえなく却下となってしまった。残念。

●2WAVE目のホクトセイクンが壁

また11業では、2WAVE目のホクトセイクンが大きな壁として立ちはだかる。魔封の強襲を持っていて、毎敵ターン行動開始時に魔封を食らってしまう可能性がある。

そして弱点は破魔ではなく火炎、さらに非常に魔法防御力が高く、破魔主体の編成では1ターンで倒すことができないことがほとんどだろう。つまり11業では魔封、魅了、緊縛の3種の状態異常の対策をしなくてはいけないということになる。

複数の状態異常回復で考えられるのは静寂の祈りと常世の祈り、もちろんだいそうじょうの清浄の一喝もだが、これらはすべてガチャ限になってしまう。この選択肢がないのであれば無効と単一異常回復の併用が候補になる。

●キンマモンを軸に異常対策

魔封、魅了、緊縛無効のうち緊縛無効はマーラから継承可能な唯一作成できるパッシブスキルとなる。これをキンマモン以外に継承し、キンマモンにメチャームディ、メクロズディを継承すれば理論上は3種の状態異常に対応できる。メチャームディ、メクロズディはMPが4なので恩恵の烙印であればMP不足で発動できないということがなくなり、この部分はむしろ常世の祈りより優れている部分だ。

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とはいえマーラを3体合体するのはつらい。できれば最初に試みた奈落のマスク持ちと併用し、緊縛無効の必要数を減らすことはできないだろうか。もし可能であれば異常耐性の必要烙印数も減り、緊縛無効の必要数も減るという理想的な形となると考えた。

というわけでこの複合案を試してみると結果は失敗。状態異常にかかる味方の数が減ると、キンマモンが異常回復せずに攻撃してしまうのだ。

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つまり状態異常にかかるならキンマモン以外全員かかったほうが精度があがるので、このハイブリッド編成は失敗ということになってしまった。

●必要な悪魔をフィックスする

以上の過程を経て、悪魔の編成を決めていった。3WAVE目はもとより全体を通して刺さるのが破魔なので破魔アタッカーが必要だ。そこでまず考えられるのがマンセマット。憎悪の試練の強さが圧倒的で、さらに異能であれば破魔ハイブースタ持ち。前述の通り、火炎弱点が大きなデメリットになるがそれ以上にメリットが大きいのでぜひ採用したい。

マハンマダインと比較すると以下の通り。

マハンマダイン/消費MP7/威力120/Lv5で10%アップ
憎悪の試練  /消費MP7/威力130、ランダムデバフ/Lv6でダメージ20%アップ、消費MP6

このようにあらゆる部分で最強の破魔全体スキルであることがわかる。

このほかにはキンマモン、そして今回はブースタを積み火力を補助することもできないので、長期戦を見越して五行思想持ちのコウリュウも欠かせない。つまりこれでキンマモン、コウリュウ、マンセマットの3枠が確定することになる。

●残りの1枠を考える

実質自由枠は1枠だろう。確定しているコウリュウ、キンマモン、マンセマットの速は順に202、181、133。キンマモンを最初に行動させるのが必須なので、先駆の烙印が必要。さらにキンマモン⇒コウリュウの順だと異常回復と五行思想で2プレスを消費することになるので、このあいだにマンセマットも先駆の烙印で割り込ませることになる。

最強の破魔スキルを持つマンセマットに可能な限りターンを渡したいとなると、残りの1枠の悪魔は速153以下(※マンセマットへの入魂+20まで想定)で、デフォルトの速順のコウリュウ⇒キンマモン⇒マンセマットという順序に干渉しない悪魔が理想だ。

持っていてほしいスキル、スペックをまとめてみる。

・速153以下
・勝利のチャクラ
・緊縛無効
・マハンマダイン

勝利のチャクラ持ちからの候補
・サマエル
・異能セイリュウ
・素体クルースニク

緊縛無効持ちからの候補
・ラフィン・スカル
・異能ホワイトライダー

マハンマダイン持ちからの候補
・荒神ケツアルカトル
・荒神メタトロン

このなかで速153以下の悪魔はクルースニク、ラフィン・スカル、サマエル、ケツアルカトル、メタトロン。クルースニクは魔がさすがに低すぎで、ラフィン・スカルとサマエルはAIが支援なのでアタッカーとして挙動が不安。となるとケツアルカトルかメタトロンということになるが、メタトロンは覚醒スキルにマハンマダインを持ち、無限のチャクラと天罰を搭載。魔の数値も非常に高く、この時点でケツアルカトルを採用する理由がないということになる。荒神メタトロンは残り1枠の候補筆頭だろう。

サマエルは魔の数値が202、基本スキルに勝利のチャクラを持ち、異能であれば無限のチャクラも持つというメタトロンに似た非常に優秀なスペック。しかしマハンマダインを継承しても、覚醒スキルにそれを持つメタトロンがMP面で有利になるので惜しいところだ。

異能ホワイトライダーにも大きな可能性を感じており、実際に検証した。異能は覚醒スキルが緊縛無効で召喚限定スキルがメチャームディとどこか運命を感じる構成だ。

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検証用にマハンマを継承。すると敵の残りHPが1/2を切ると検証時にはゴッドアローより全体攻撃を優先してくれた(※全体攻撃の威力があがればこのラインは変わる可能性大)。だが、ゴッドアローの行き先をコントロールすることはできなかった。

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▲2WAVE目にてHPの高いホクトセイクンにゴッドアローしないかと期待したがならず。決まれば非常に気持ちのいい場面になるはずだが残念。

ということで、残りの1枠はメタトロンが勝ち取ることとなった。

●ビルドしてみる

悪魔が確定したので実際にビルドしていく。ここからは若干心臓に悪い散財となった。

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▲加護で使用していたメタトロンを荒神にシフター。

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▲緊縛無効のマーラを作り継承。

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▲勝利のチャクラのためにサマエルを作り。

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▲継承する。

といったことを繰り返して編成はこのようになった。

キンマモン(烙印セット:恩恵、先駆)右腕のメインは物理命中(物理命中トータル43%)

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コウリュウ(烙印セット:恩恵)

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マンセマット(烙印セット:恩恵、先駆)

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メタトロン(烙印セット:消滅)

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今回の編成は、コウリュウが自ターン2巡目で五行思想を発動する挙動が多くみられたので、マンセマットの烙印は恩恵だ。審判の光がMP4なので、恩恵の烙印であればMP切れでパンチし、コウリュウにターンを回せないということがなくなる。

実戦してみる

●動画のポイント

1WAVE目はとくに問題はない。最初の難関はホクトセイクンのいる2WAVE目。ここの自ターン2巡目でキンマモンがアタックをするので命中を確保している。物理命中43%は少々盛りすぎに思うかも知れないが、3WAVE目ではランダマオートをもらってしまうのでこれでも不安なくらいだ。

この編成において、コウリュウはAIのクセで五行思想を撃つのが2巡目となるので、キンマモンがアタックをミスするとターンが回らずすべての計算が狂ってしまう。

状態異常にかかっている味方の数が少ないとキンマモンが回復をしないと前述したが、それは3WAVE目の話。2WAVE目で誰かひとりが魔封をもらうことになるが、これは問題なくメクロズディを発動してくれる。

ただしこれもあくまでもこの編成、このシチュエーションに限った話になってしまうので自分の編成に置き変えるときは改めて挙動の確認が必要だ。

『D2メガテン』のAIの挙動は謎が多く、フレンドの有無でも変わってしまうことがあるくらいなので頭に入れておいてもらいたい。

異常回復、そして五行思想はそれぞれの魔攻をあげすぎると発動してくれないので、ステータスのバランスについてはビルドの項を参照していただきたい。

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▲2WAVE目と3WAVE目で挙動が変わる原因はわかっていない。ただし2WAVE目では(フレンドを連れていなければ)きちんとメクロズディを使ってくれるので心配なしだ。(※要魔攻調整)

3WAVE目のボス戦。動画はうまくいっているものを収録しているが、とうぜん負けパターンも存在する。それは相手の最初のターンにトリスアギオンを連発されマンセマットが落ちてしまう場合だ。

相手の2回目のターンであればマンセマットが落ちても問題ないことが多いが、最初のターンで落ちてしまうと、まだまだルシファーのHPも多く、泥仕合になりがちだ。こればかりは残念ながら運となってしまう。

それなりに安定して周回はできるものの、運要素の完全排除とまではいかなかった。

怠惰の罪 11業オート周回考察のまとめ

ガチャ限悪魔を編成できる、またはスキル継承できる場合は、前述の編成から逆算すればOKだ。

常世の祈りがあればキンマモンに継承、これにより緊縛無効を継承する必要がなくなるので、マンセマットに火炎耐性を継承することもできるし、ブースタや勝利のチャクラで火力をあげることもできる。ただし火力をきっちりあげられないと常世の祈りはMP5となるのでMP切れのリスクが伴うのを覚えておこう。

だいそうじょうがいるのであれば、レベルマックスの清浄の一喝をMP4で発動できるので、MP切れの心配がなくなり、11業に関しては完全安定、高速周回も可能なのではないだろうか。火力を仕上げればそもそもコウリュウ自体が不要となるまでビルドを磨くこともできるだろう。

●怠惰11業のキーポイント
だいそうじょうあり → オート周回は比較的容易
常世の祈りあり → MP切れの心配は残るものの、継承枠に余裕があり、だいそうじょう入りをかなり再現できる
ガチャ限なし → 莫大なリソースが必要になるものの理論上は可能、しかし安定は難しい

ざっとこのような位置づけと思うといいかも知れない。今回はガチャ限なしで理論的にオート周回が可能かどうかを確認する形になったが、これを安定させるにはフレンドを同行させるのもひとつの手だ。

10業にフィックスしてビルドしてある物理悪魔はミスをする確率も高いので、フレンドを魔攻でソートし同行してもらう。フレンドは3WAVE目で緊縛をもらうことになるが、キンマモンは数の多いメチャームディを選択し、フレンドの緊縛も、増えたプレスターンを失うだけでデメリットにならない。

スタミナはフレンドがいなくなるより先に尽きるので、これで問題ないだろう。

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▲このくらいのスタミナであればなんとか完走。ただし安定とは言い難い。

今回の編成では1周2分ほどかかっており、スタミナ半減などの時限イベントではあまりおすすめしない。10業を物理パ等で周回し、1周あたり30秒、40秒という単位で安全確実に周回できるならそちらのほうが効率は上だろう。手持ちの状況、残りスタミナによって工夫してみてもらいたい。

また、今後オート周回に有効な悪魔がさらに登場することも期待できる。攻略班も周回パをブラッシュアップすべく試行錯誤は続けるので、そのときは続報をお伝えする予定だ。

D×2 真・女神転生 リベレーション

対応機種iOS/Android
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ジャンルRPG
メーカーセガ
公式サイトhttp://d2-megaten-l.sega.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/d2megaten
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