日本で大人気のバトロワ『荒野行動』はどう進化していく?エヴァコラボ続報やつぎのコラボ情報も入手!

2019-05-24 21:00 投稿

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荒野行動

『荒野行動』の開発陣が初登場!日本市場への思いを訊く

日本でのスマホ向けバトルロイヤルゲームの火付け役となったネットイースの『荒野行動-Knives Out-』。若年層を中心に広がりを見せ、新マップや武器などの基本アップデートだけでなく、『進撃の巨人』コラボでは立体軌道装置を使ったアクションを再現するなど、新しい遊び方・体験を提供し、日々進化を続けている。

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今回はネットイースの中国本社で『荒野行動-Knives Out-』のプロデューサーとマーケティング担当者にインタビューを敢行。ちなみに、メディア出演は今回が初とのこと。発表されたばかりの『エヴァンゲリオン』コラボについてもお話を伺った。

インタビューの見どころ
・開発陣が考える『荒野行動』の魅力
・『荒野行動』はesportsを見据えて進化していく?
・エヴァコラボやプレイステーション4版について

ネットイースが打ち出す『荒野行動』の魅力とは?

――日本市場において、『荒野行動』はリリースから約2年経ち、ビッグタイトルに成長していますが、ここまでを振り返っていかがですか?

テイ・チョウ氏(以下、テイ) まずは日本のゲームプレイヤーに受け入れられたことに感謝しています。リリース初期の段階からプレイヤーからの反響があり、プレイヤーのみなさんがYoutubeやTwitterなどで『荒野行動』を拡散してくれたのはすごくありがたかったです。私を含めた開発チームの皆は毎日開発の合間を縫って日本のソーシャルメディアを巡り、プレイヤーの皆様からの意見や要望を確認させていただき、そこで得たヒントをもとにゲーム開発を行っています。意見を上げてくださるプレイヤーみなさんのおかげで、プレイヤーに寄り添ったゲーム運営が実現しています。

――日本では『荒野行動女子部~初代女子戦隊集結~』というテレビ番組が始まるなど、日本市場をかなり意識されていますよね

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コウ・ウンリュウ氏(以下、コウ) スマホゲーム市場で見ると、日本とアメリカは2、3を争う市場規模なので非常に重要ですが、女性を意識した番組は日本ならではのプロモーションではありません。

――といいますと?

コウ 『荒野行動』の特徴のひとつに、ほかのバトロワ系に比べて女性の比率が非常に高いという点があります。男女比でいうと5:5ぐらいの割合で、女性でも遊びやすく、気軽にチームを組んで楽しめるという『荒野行動』の特徴をより広く伝えるための施策です。バトロワ系はプレイヤースキルが問われやすいジャンルですが、『荒野行動』はみんなでカジュアルに遊べるんだよ、ということを広めていきたいですね。

――『荒野行動女子部』ではeスポーツ大会“荒野Championship”への挑戦を目標としているようですが、esports目線だと高いプレイヤースキルを求められませんか?

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コウ “荒野Championship”は『荒野行動』のesports化が目的ではありません。大会を通じて固定チームを結成してもらい、シングルプレイではなく、マルチプレイならではの楽しさを体験してもらうことが目的です。エントリーもゲーム内でチームを結成して簡単に行えるようにしています。

――なるほど。みんなで遊ぶ楽しさを知ってもらうために開催するということですね。

コウ そうです。『荒野行動』で日本のeスポーツシーンをもっと盛り上げようということではなく、ただただ、「『荒野行動』はみんなで遊んで楽しめるよ」という理念をプレイヤーに伝えたい、ということです。

――“荒野Championship”はオンライン予選ですが、オフラインのファンイベントなどは検討しているのでしょうか?

コウ まだ決定ではありませんが、年内に『荒野行動』のプレイヤーが密集している地域をいくつか選んで、試験的にやっていきたいと思っています。また、ゲーム内ではそういったオフラインイベントをサポートするシステムもあり、簡単にミニ大会を作成できます。プレイヤー自身が大会を開催することも簡単にできますので、そういった要望はこれからも全力でサポートしていきます。

――先ほどから「みんなで気軽に遊べる」がキーワードとして出ていますが、『荒野行動』の今後の方向性として、よりカジュアル路線に進んでいくのでしょうか?

テイ そうではありません。我々がゲームの新規コンテンツをつくるとき、プレイヤーを複数の段階に分けて考えています。コアユーザーたちが手応えを求めればそれに応えますし、いっぽうでカジュアルユーザーからもっとライトに遊びたいという意見があればそれも反映します。それぞれのユーザー層の要望に答えながら、このゲームは進化していきます。

――国ごとにユーザーの趣向の違いはあるのでしょうか?

テイ ありますね。地域ごとにチーム内でグループ分けをしてコンテンツを制作しています。グループAは中国専門、グループBは日本向けに、というような形で、地域ごとのユーザーの好みや手応えを見つつ、開発・運営をしています。

――たとえばどういった点に違いがあるのでしょうか?

テイ 例のひとつとしては、アジアではオーソドックスなUIでも、指の大きなアメリカ人には小さく操作性に影響するため、アメリカではUIを拡大しています。

――細かな点にも配慮されているのですね。

テイ ゲーム運営については、タームごとに分けて考えています。短期的にはプレイヤーからのフィードバックに即座に対応し、数の多い要望についてはそれに応える機能を開発しています。中期的にはプレイヤーたちのモチベーション、熱量を維持するためにIPとのコラボやイベントの実施。さらに長期的なプランとしては、リリース初期からの弊社の反省点でもありますが、画質やモデリングのクオリティのアップ、全体的なクオリティのアップデートを実施していきたいと考えています。

――『エヴァンゲリオン』とのコラボも中期的な取り組みのひとつというわけですね。

テイ エヴァコラボは、日本と中華圏で実施します。日本と中華圏にはたくさんファンがいるので、ぜひいつもの『荒野行動』とは違ったゲーム体験を楽しんでほしいですね。

――ちなみに、『進撃の巨人』コラボは日本で大きな話題になりましたが、そのときの反響はいかがでしたか?

コウ 『進撃の巨人』コラボはアニメ第3シーズンがオンエアしている時期だったので、Twitterでバズっていましたね。発表当時『進撃の巨人』関連のツイートが80万件ほどあったのですが、そのうち60万ほどは『荒野行動』とのコラボに関するツイートでとても光栄に思いました。アニメのオンエアとコラボのタイミングを合わせたことがいい結果を生みました。

――最後になりますが、エヴァコラボを楽しみにしているプレイヤーに向けてなにか新情報をお願いします!

テイ 初号機と零号機に乗れます! 巨大ロボットを操縦して戦うという要素をゲーム内に実装するのは、正直かなりしんどかったです(笑)。 でもエヴァのファンだったら、絶対に乗りたいだろうと思い頑張りました。そして、今回のコラボはPvPはなく、PvEのみとなります。『進撃の巨人』コラボのときにPvEとPvPを実装していたのですが、PvEの人気が高かったので、今回のコラボではPvEに全力を注ぎました。人間とエヴァが使徒と戦う、これまでにない『荒野行動』の遊び、楽しさを体験してください。

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――ちなみに、エヴァのつぎのコラボも…?

コウ 11月にご期待ください。まだ発表できませんが、日本の国民的IPとコラボを予定しています。

――それは楽しみですね! そしての本当に最後に質問ですが、プレイステーション4版は2019年春とアナウンスがありましたが、もうすぐですよね?

テイ それについては7月までに一度CBTバージョンを出す予定なのですが、もう少しお待ちください。さらなるクオリティアップに努めてまいります。

――PS4で『荒野行動』が遊べる日を楽しみにしています。ありがとうございました!

荒野行動

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルFPS/TPS
メーカーNetEase Games
配信日配信中
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