GWはゆっくり自宅で映画三昧! 劇場映画のクオリティを超えるオススメ“NetFlix”オリジナル映画10本

2019-04-27 12:00 投稿

アニメ、アクション、サスペンスなど豊富なジャンルが魅力、NetFlixオリジナル映画厳選10本はこれだ!

2019年のゴールデンウィークは大連休! ということで、ゆっくりとした時間を過ごしたいという人も多いのでは? まとまった休みの時こそ、じっくり腰を据えて映画を観る絶好の機会。そんな時オススメなのが、オンラインで気軽に映画が楽しめるNetFlix。しかも、ここだけでしか観られないオリジナル映画も豊富! そこで今回はGWに映画を楽しみたい人へNetFlixオリジナル映画に絞って、特に観てほしい10作品を紹介していこう。

『BLAME!』
鬼才・弐瓶勉の独特の世界観をハイクオリティアニメ化!

予告動画

作品紹介とあらすじ

バイオレンス描写、複雑な世界観でカルト的な人気を博した弐瓶勉のSFコミック『BLAME!』の長編映画化。――遠い未来、人類は暴走したネットワークによって都市から排除される存在となっていた。都市の片隅で生き延びていた“電基漁師”の村人たちも、ネットワークの防衛システム“セーフガード”の脅威により全滅の危機に瀕してしまう。この混沌を収束するために“ネット端末遺伝子”を探す旅を続ける男・霧亥は、過酷な環境に追い込まれた村人たちと共に戦うことになる。

原作の難解な部分をオミットしたストーリーは、“セーフガード”vs“人間”というシンプルな構造になっているため、原作を知らない人でも楽しめるのがポイント。また、ポリゴンピクチュアズが描く3DCGの技術も圧巻だ。セルルックCGアニメもここまで来たかと感じさせられることだろう。

原作未読でも楽しめる★★★★
3DCG映像のすごさ★★★★★
アクションのかっこよさ★★★★

『ROMA』
第91回アカデミー賞受賞作は、逞しく生きる女の生き様を描く!

予告動画

作品紹介とあらすじ

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『ゼロ・グラビティ』などで知られるメキシコの巨匠アルフォンソ・キュアロン監督が手がけたROMAは、第91回アカデミー賞で監督賞、撮影賞、外国語映画賞に輝いた今最もホットな作品。――1970年代のメキシコで住み込みの家政婦として働くクレオ。彼女は、家の主人アントニオとその妻、4人の子供、その祖母に信頼され暮らしていた。だがある日、主人のアントニオが失踪、またほぼ時を同じくしてクレオが妊娠していることがわかったが、彼女のボーイフレンドも行方をくらましてしまった。

政治的に不安定な1970年代のメキシコを舞台に、とある中流家庭に訪れる激動の1年を若い家政婦の視点で描いた本作。アカデミー賞の受賞だけでなく、第76回ゴールデングローブ賞では外国語映画賞と監督賞、第75回ヴェネツィア国際映画祭で、最高賞である金獅子賞を獲得するなど、賞レースをけん引。NetFlixオリジナル映画の強さを見せ付けただけでなく、映画配給の仕組みに物議を醸した作品となった。

映像の美しさ★★★★
話題度★★★★★
家族の絆★★★★

『アナイアレイション -全滅領域-』
我を失う美しくも恐ろしい世界!

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作品紹介とあらすじ

ジェフ・ヴァンダミアの小説『全滅領域』を『エクスマキナ』のアレックス・ガーランドが監督・脚本したSFスリラー。――生物学者レナの夫ケインがある任務で失踪してから1年が経過したある日、突然彼が帰宅する。ケインは、海岸地帯で拡大を続けていた不可解な現象が起こる謎の領域“エリアX”の調査を行っていたのだった。事情を知ったレナは、自らも調査団に加わり、未知の世界へと足を踏み入れていく……。

主人公レナが踏み入れる世界では生態系の突然変異現象が起きている。この美しくもあり、恐ろしくもある、夢のような世界の映像表現は一見の価値あり。また、この不思議世界に踏み入るレナ役のナタリー・ポートマンは、さすがトップスターだと思わされる存在感のある演技を見せてくれる。謎めいた世界について、いろいろと考察を巡らせてみたい人にはとくにオススメの作品だ。

独特の世界観★★★★
幻想的な映像★★★★★
ハラハラ度★★★☆☆

『ヒットマンズ・ボディーガード』
カーチェイスあり、銃撃戦ありのド派手アクション!

予告動画

作品紹介とあらすじ

『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のパトリック・ヒューズが監督を務め、ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、2大スター共演したバディアクション。――トップクラスのボディガードを任されていたマイケル・ブライスは、とある警護で失敗を犯したことで、現在は落ち目の仕事を回されていた。そんな時彼は、元恋人の緊急依頼で、重要な裁判の証言者であるいわくつきの殺し屋ダリウス・キンケイドを裁判所まで送り届けることになる。キンケイドに証言させまいと殺害をもくろむ殺し屋軍団が襲いかかる中、彼らは無事に裁判所までたどり着けるのか……。

主演2人の体を張ったスラップスティックなギャグ、口汚いマシンガントークの連発のノリにハマれば、最後まで爆笑のまま楽しめる本作。日本での知名度は低いものの、アメリカでは大ヒットを飛ばしており、続編の撮影がすでに始まっていることが報じられている。続編では『デスペラード』や『マスク・オブ・ゾロ』のアントニオ・バンデラス、『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』(2019年12月20日公開)に出演のリチャード・E・グラントも登場5。ハマッた人は続編にも大期待!

コメディ感★★★★
爽快感★★★★★
気楽に観られる度★★★★

『ポーラー 狙われた暗殺者』
暗殺者VS暗殺者 壮絶なバトルシーンが見物!

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作品紹介とあらすじ

アメコミ“ダークホースコミックス”原作、国際的な暗殺者“カイザー・ブラック(ダンカン・ヴィズラ)”の活躍を描くサスペンス・アクション。主演はデンマーク出身の俳優、マッツ・ミケルセン。――暗殺者ダンカンは、引退を目前にして穏やかな生活を送っていた。しかし、彼に引退後の年金を支払うつもりのない強欲な組織は、暗殺者たちを差し向ける。冷酷非情な暗殺集団に追いかけられ、退くことができない状況になったとき、ダンカンは鮮やかな反撃に出る。

とにかくダンディズム漂うマッツ・ミケルセンのクールで壮絶なアクションシーン、鍛え上げられた肉体に惚れ惚れさせられる。『007 カジノ・ロワイヤル』への出演で知名度を上げた彼は、文化人たちの評価も高く、2010年にはデンマーク女王からダンネブロ勲章、2016年にフランスの芸術文化勲章を授与されている。

アメコミ度★★★☆☆
ダンディズム★★★★★
バイオレンス★★★★

『7月22日』
ノルウェーで起きた残虐なテロ事件のその後を描く!

予告動画

※字幕付きはNetFlixのサイトにて
https://www.netflix.com/jp/title/80210932

作品紹介とあらすじ

ノルウェーの首都オスロ、ウトヤ島で発生した連続テロ事件を元に制作されたヒューマンドラマ。――2011年7月21日、テロリストのブレイビクは、オスロ政府庁舎を爆破後ウトヤ島へ上陸。島でサマーキャンプを楽しんでいた学生たちに銃を乱射し、単独犯としては世界最多の77人もの命を奪った。事件を生き延びた被害者とその家族の苦悶の日々は続き、やがて世間ではブレイビクの裁判が始まっていく。

当時、ニュースで報じられたノルウェーでの連続テロ事件だが、遠く離れた日本ではあっという間に風化してしまった。本作では、事件当時の恐怖と緊張をスピーディに見せるとともに、事件直後からの裁判、生存者の生き様をリアルに描いている。とても残酷で重苦しい内容ではあるが、忘れてはならない、知っておかねばならない事実が世界にはある。

凄惨さ★★★★★
生々しさ★★★★★
骨太ドラマ★★★★

『バード・ボックス』
見たら死! 恐ろしい“それ”が襲いかかる!

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作品紹介とあらすじ

見たら自殺したくなる何かに襲われ、逃げ惑う人々。隕石、宇宙人の侵攻、自然災害など様々な終末映画が制作されてきたが、サンドラ・ブロック主演のSFスリラー『バード・ボックス』は、そのどれとも違う脅威による、終末世界を描く。――ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機。屋外の“それ”を見ると人々は次々に命を絶ってゆく。唯一生き残る方法は“それ”を見ないこと。異変から5年、マロリーはふたりの幼い子供を守るため、彼らをつれ安住の地への危険な旅に出る。

出演者たちが外の世界を目隠ししながら移動していく。理由は、“それ”を見たら死んでしまうからだ。4500万という視聴記録を打ち立てた本作は、目隠しして何かの作業をするという“バードボックス”チャレンジという流行までを生み出した。あまりにも危険な行為のため、NetFlixからチャレンジを止めるよう懇願が出されたほどだ。

緊迫感★★★★★
スリリング★★★★
新鮮さ★★★★

『ザ・テキサス・レンジャーズ』
悪名高きボニーとクライドを仕留めろ!

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作品紹介とあらすじ

かの有名な犯罪カップル、ボニー&クライドの生き様は、名作『俺たちに明日はない』を生み出した。『ザ・テキサス・レンジャーズ』は、この『俺たちに明日はない』のB面ともいえる作品で、彼らを仕留めたテキサス・レンジャーズ側の活躍が描かれる。主演はケビン・コスナーとウッディ・ハレルソン。――1930年代、アメリカ・テキサス州。禁酒法などで社会への不満も溜まっていた頃、ボニーとクライドは銀行強盗や殺人を繰り返していた。凶悪犯ならが彼らは大衆から支持を集め、政府も捕らえることができず焦っていた。そこで白羽の矢が立ったのが、元テキサス・レンジャーのフランク・ハマー。フランクはかつてのレンジャー仲間メイニーと共にボニーとクライドを追跡していく。

民衆から支持されていたボニーとクライドはヒーローだったのか? 『俺たちに明日はない』では、彼らの自由奔放の生き方はカッコよく見えて、憧れの対象になったかもしれない。本作を観るとそんな神話は覆ることだろう、2人は犯罪者で冷酷な殺人者でしかなかったと。

名優の円熟味★★★★★
重厚なドラマ★★★★
時代の再現度★★★★

『バスターのバラード』
コーエン兄弟が描く6つの短編からなる西部劇

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作品紹介とあらすじ

アカデミー賞『ファーゴ』で脚本賞、『ノーカントリー』で作品賞・監督賞など計4部門を受賞し、ハリウッドを代表する映画監督とされるコーエン兄弟。彼らがNetFlixとタッグを組んで生まれた最新作『バスターのバラード』は、6章構成の西部劇アンソロジーが1本の映画としてまとめられたもの。出演には、ジェームズ・フランコやリーアム・ニーソンなど豪華な俳優陣がキャスティングされている。6つのエピソードで描かれるのは、いろいろな思惑を抱えたアメリカ開拓時代の人々の姿。共通しているテーマは“死”。人間には誰もが平等に死が訪れる。それは、突然であっけないものかもしれない。コーエン兄弟が巧みに生み出す、“死”とは?

西部開拓時代の過酷さ★★★★★
ブラックユーモア★★★★
変わった物語★★★★

『ネクスト・ロボ』
孤独な少女と優しきロボットの友情は人類を救う!?

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作品紹介とあらすじ

生活の中に当たり前にロボットが存在している未来を舞台に、孤独な少女メイと勇敢で優しいロボット“7723”の絆と冒険を描くアニメーション。人とロボットとの友情、家族や友人との思い出の大切さに気付かせてくれる、親子で一緒に楽しめる作品だ。――13歳の少女メイは、ロボットだらけの世界に馴染めず、母や友達ともうまくいかない日々を送っていた。ある日、メイは密かに開発されていた戦闘用ロボット7723と出会う。最初は毛嫌いしていたメイだが、一緒の日々を過ごすうちに7723との間に絆が芽生えていく。やがて7723を開発したIQロボテック社が人類滅亡を企んでいることを知ったメイたちは、街のみんなを守るため立ち上がる。

『ネクスト・ロボ』は中国とカナダの合作で、中国の人気漫画シリーズの『7723』が原作となっている。当初は中国のみで公開される予定だったが、カンヌ映画祭でNetFlixが目を付け約33億円で世界配信権を獲得。その価値は実際に観てもらえばわかることだろう。

ハートウォーミング★★★★★
ロボットアクション★★★★
王道の安心感★★★★

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