『PUBG MOBILE』ファンたちも開発に貢献!開発チームとの議論も白熱した新モード“Zombie:Survive Till Dawn”テストプレイ会リポート

2019-02-20 17:30 投稿

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PUBG MOBILE

新モード開発に貢献したテストプレイヤーたち

2019年2月20日より遊べるようになった『PUBG MOBILE』の新ARCADEモード“Zombie:Survive Till Dawn”。こちらの新モードは、現在行われている『バイオハザード RE:2』とのコラボ企画の一環で誕生するARCADEモードの新ゲームモード。プレイヤーとの戦いに加えて、迫り来るクリーチャーとの戦いや、倒すと強力な武器をドロップするボス的存在“Tyrant”との戦いも楽しめる新規コンテンツ。

じつは、このゲームモードは、『PUBG MOBILE』ファンユーザーを集めて2019年1月19日に急遽行われたテストプレイ会を経て開発がなされたもの。そのため、日本ユーザーの声もしっかり取り入れられて開発がなされたものなのだ。

しかし、テストプレイというものが具体的にどういったものになったのか、興味を持つ人もいることだろう。ここでは、ファミ通App読者からもテスター募集が行われ、盛況のうちに幕を閉じたテストプレイ会の様子をお届けしていく。

誰よりも早く新モードをプレイ!

今回のテストプレイに参加したユーザーは、延べで24名。テストプレイの内容は、先日発表されたばかりの『バイオハザード RE:2』とのコラボとして実装される新モード“Zombie:Survive Till Dawn”をプレイし、そのフィードバックを行うというもの。

コラボキービジュアル

なお、このテストが行われた時点ではまだ、『バイオハザード RE:2』とのコラボは発表されていたものの、それに関するテストが行われるといった発表はなされていない状態。そのため、テストに臨んだユーザーたちは、何のテストかを知らされないまま参加するという流れとなった。

そのためか、会場で『バイオハザード RE:2』コラボに関連する新モードのテストと知らされたユーザーたちは、誰よりも早く期待のコンテンツをプレイできるとあり、皆一様に喜びと緊張の色を表情に滲ませていた。自分たちのフィードバックによって新モードが調整されるとあれば、その緊張感は想像にやすい。

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▲快適なテストプレイを実現するためにと、テストにはハイエンドAndroidスマートフォン“Galaxy Note9”が協賛提供された。

その後、テストプレイヤーたちはPUBG社の面々や開発チームのトップからの挨拶や各種説明を受け、チームが分けられてから順にテストプレイがスタート。

それぞれ初対面となるユーザー4人がスクワッドを形成し、まだ誰も知らない新モードをプレイするということにも緊張があったのだろう。テストプレイ序盤こそ静かに進められたが、途中からはお互いが声を掛け合って連携を取り合いながらのプレイがなされていた。

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▲説明を受け、開発チームからの注目を集めつつテストプレイはスタートした。

正体不明のテストプレイに名乗りを上げるだけあり、テストプレイヤー各位の腕前は相当のもの。これまでにないゲームモードであるにも関わらず、戸惑いなく、楽しく順調にプレイを進めている様子は非常に印象的だった。

テストプレイヤーたちが新モードを徹底検討!

テストプレイを終えたテストプレイヤーたちは、続けてPUBG Tokyo Officeの面々と、『PUBG MOBILE』を開発しているTencentの開発トップを交えたインタビューへと移行。インタビューは開発陣から寄せられるさまざまな質問に対し、率直な意見を述べるというもの。

このように、開発チームとユーザーが同じ空間に集まり、直接顔を合わせて意見聴取がなされるというのは、日本ではかなり珍しいケース。開発は開発として、自分たちが作ったものが試される瞬間であり、プレイヤーはプレイヤーで「自分の意見が新モードを左右する可能性がある」と認識する状況だ。インタビューのためにと用意された部屋が緊張感で包まれたのも当然の結果と言えよう。

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▲PUBG Tokyo Office室長の井上洋一郎もインタビューに同席。熱心なヒアリングが行われ、活発な意見交換が行われた。

そうした空気の中で進められたインタビューでテストプレイヤーたちに投げかけられた質問は、「おもしろかった?」、「バランスはどう?」、「爽快感はある?」、「『バイオハザード』っぽさは感じられた?」など、驚くほどストレートなもの。

そのストレートすぎる質問に、テストプレイヤーたちは最初こそ戸惑いを見せていたが、開発チームの言葉や姿勢から「本気のコミュニケーションがしたい」という熱意が感じとったのか、テストプレイヤーたちも率直な意見を述べ始め、インタビューは次第に白熱の様相を見せていった。

具体的には、「基本的に弾薬が足りなくなるから調整してほしい」、「Lickerが出てくるのはファンとして熱い!」、「クリーチャーがそこまでの脅威ではないので、途中から淡々とした作業になる」、「Tyrantが弱いので、もうちょっと強くしてほしい」、などといった回答である。

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開発チームもこうした率直な意見を受け、「どうしたらよくなると思いますか?」、「こういう調整を加えてみたらどうなると思いますか?」と真剣にユーザーの声を汲み取る姿勢を見せてくれた。

その姿勢を見たからだろう、インタビューがあまりに白熱してしまったため、テストプレイの終了時間は予定を大きく越えてしまったが、それでもテストプレイヤーからは「大好きなゲームの開発に携われてうれしい!」という声が寄せられた。

また開発チームからも「日本人プレイヤーの皆様はすごく真面目にテストプレイに取り組んでくれ、そしてすごく真摯に答えてくれたので本当に有意義な時間を過ごせました」という声が上げられていた。

テストプレイの空き時間に、『PUBG MOBILE』好き同士が会話を楽しんだり、またいっしょにゲームをプレイしたりといったコミュニケーションも生まれた今回のテストプレイイベントは、こうして好評のうちに幕を閉じた。

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▲会場にはお弁当やお菓子も用意され、同好の士たちは賑やかに休憩時間を過ごしていた。

このテストプレイで上げられたユーザーからの生の声がどれほどゲームに反映されているのかは、テストプレイに参加したユーザーにしかわからない秘密。しかし、ユーザーの声によって新モード“Zombie:Survive Till Dawn”は確実によりよいものへと進化を遂げたはず。

テストプレイに参加したごく少数の皆様は、ぜひ実際に実装された“Zombie:Survive Till Dawn”をプレイしてみて、当時からの変更具合を肌で感じてみてほしい。

ちなみに今回のテストプレイは、双方から好評の声が上がったイベントとなったため、もしかしたら今後第2回が開催される日も来るかもしれない!?

※本稿で使用しているゲーム画像は開発中のものです。

PUBG MOBILE

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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メーカーKRAFTON JAPAN
公式サイトhttps://pubgmobile.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/PUBGMOBILE_JP
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