【新作】時の流れを操作して敵を討つアドレナリン全開のハッキングアクション 『Flaming Core』

マトリックスのようなスローモーション体験

ハッキング被害に苦しむ仲間たちを救うため、敵の巣窟ともいえるハッカーの世界に潜入。ホールド操作でバレットタイム（スロー状態）にできる特殊な能力を使い、激しい攻撃を回避しながらピンボールのような感覚ですべて破壊していく。

それが本記事で紹介するハッキングアクション『Flaming Core』だ。

覚醒したヒーローの如く弾丸を避ける爽快感

ハッカーの世界をピンボールの盤上にたとえた本作最大の特徴は、画面をホールド＆スワイプ操作でボールの飛んでいく角度を任意のタイミングで変更できる点だ。

ホールド中は時間経過がスローモーションになり、敵が放つ攻撃や動き回るトラップの隙間をぬって華麗に回避できる。

これは映画『マトリックス』の主人公が無数の弾丸を避けるあのシーンやアニメで多々描かれる覚醒状態にも似たかっこいい演出。プレイして早々この仕掛に魅了されてしまった。

ステージ上に配置された砲台をすべて破壊するのがおもな目的だ。

周辺には回転する刃や爆弾など多数のトラップがあり、反射して跳ね回る動作に頼りすぎると返り討ちに遭うことも多い。

ステージの全体像も把握しにくい世界なので、曲がり角に差し掛かったときや砲台を破壊したときは、ひとまずバレットタイムを発動してつぎの方向を冷静に見極めるのがベストだ。

ミリで敵の攻撃を避けて砲台を壊し、瞬時に軌道を変えて新たな砲台を狙う。

すべてがスローモーションになる空間での攻防は、自分がニュータイプにでもなったかのような夢の体験。1ステージあたりのボリュームもほどよく遊びやすい点を含め、時間を忘れてハマってしまうこと間違いなしだ!!

戦況を有利に運ぶ6種類のコア

全6種類のコアと呼ばれるボールには爆風耐性アップや衝突時にシールドを発生させるなど個々に特化した能力があり、それらはステージ上またはボーナスで得るに緑色の粒を使って入手することができる。

本作には大きく分けて4種類の世界があり、その内部に多彩なステージが組み込まれている。

各世界ごとに攻略の方向性が異なり、それに対応するために6種類のコアを駆使していく展開は、やり込み要素にもなっていてよかった。

なお、2019年2月現在では“近日公開”となっているが、本作にはイベント要素が実装されることが決まっている。

どんな体験ができるのかは不明だが、ヒーローのような神回避体験を満喫しながら、今後本作がどう進化していくのか注目していきたい!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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