ゲーマーのための機能がテンコ盛り!ASUSの新型ゲーミングスマートフォン“ROG Phone”が11/23に発売決定

2018-11-16 21:00 投稿

アクセサリーがセットになったコンプリートセットも登場

2018年11月16日、PCなどの製造販売で有名なASUSが、ゲーミングスマートフォン“ROG Phone”の発表会を実施。同機種の国内リリースが正式に発表された。

発売日は2018年11月23日となっており、11月16日15時30分より予約受付も開始されている。

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他の追随を許さないゲーマーのためのスマートフォン

今回発表されたゲーミングスマートフォン“ROG Phone”は、全機種SIMフリー。プロセッサにはオーバークロック仕様のSnapdragon 845(2.96GHz)を採用し、メモリ(RAM)は8GB、ストレージは512GBと、ゲーミングの名に違わぬハイエンド仕様となっている。

またディスプレイも、90Hz駆動で応答速度1ミリ秒を実現した6インチワイドAMOLEDディスプレイ(有機ELディスプレイ)を搭載しており、こちらもモバイル環境としては申し分なし。

そしてモバイル環境と言えば忘れてはならないのがバッテリーだが、こちらは4000mAhという大容量バッテリーを搭載しており、長時間のプレイにも耐えられる環境が整えられている。

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ただ、ここまでハイスペックだと当然のようにひとつの疑問が首をもたげる。それは、端末の放熱について。スマートフォンは、小さいボディの中に、パーツを組木のように入れ込んでいくため、どうしても熱がこもりやすくなってしまう。しかし、この機種がゲーミング仕様である以上、パフォーマンス低下に繋がる蓄熱は致命的だ。

しかし、さすがはゲーミングスマホを謳うだけあり、冷却機能はバッチリ!

本体内部には、鋼製ヒートスプレッダー&カーボン冷却パッド&3Dベイパーチェンバーという3段構えの放熱システムが組み込まれており、本体の熱を効率よく外部へ放出できるように作られている。さらに、着脱可能な付属品“AeroActive Cooler”を本体に取り付ければ、外部ファンによる冷却効果も得られるとのこと。

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▲スマホ中腹付近の背部に取り付ける外付けクーラー。4段階の変速が可能で、自動モードも搭載している。

“ROG Phone”には、ほかにもゲーマーにもってこいの機能が搭載されている。そのひとつが超音波タッチセンサーの“Air Trigger”だ。

これは、本体を横持ちした際、上部の左端・右端にあるセンサーがトリガー(ボタン)として機能するというもの。このトリガーの効果は任意に設定でき、たとえばディスプレイの任意の箇所をタップするという動作を、このトリガーに割り当てることが出来るという。

FPS/TPSを例に挙げると、このトリガーを使えば以下のような操作が可能になるということだ。

キャラクターの移動や視点(カメラ)の移動はディスプレイ上に表示されるバーチャルパッドで行い、射撃ボタンのタップや、ジャンプボタンのタップは左右のトリガーに割当て、広いディスプレイ視野を確保した状態でプレイ。

これで、このシステムがどれほど画期的なものであるかは伝わることだろう。

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▲横画面で持った際、人差し指を置くであろう箇所にセンサーが設置されている。

【ROG Phone スペック概要】
・OS:Android 8.1
・プロセッサー:Snapdragon 845(2.96GHzのオーバークロック仕様)
・メモリ:8GB(RAM)
・ストレージ:512GB(UFS 2.1)
・ディスプレイ:6型ワイド AMOLEDディスプレイ(2160×1080)
・スピーカー:デュアルフロントスピーカー
・アウトカメラ:1200万画素メインカメラ+800万画素広角カメラ
・インカメラ:800万画素
・無線LAN機能
⇒IEEE802.11a/b/g/n/ac(周波数帯域:2.4GHz/5GHz)
⇒IEEE802.11ad(周波数帯域:60GHz)
・Bluetooth機能:Bluetooth 5.0
・インターフェース:USB Type-C、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
・バッテリー容量:4000mAh(連続駆動時間はWi-Fi通信時で約14.7時間)
・防水機能:IPX4
・サイズ:幅約76.1mm×高さ約158.8mm×厚み約8.3mm
・質量:200g
・付属品:USB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、ROG Phone Case(スマホケース)、AeroActive Cooler(外付けクーラー)

【“ROG Phone”販売情報】
発売日:2018年11月23日
予約開始日:2018年11月16日15時30分~
希望小売価格:11万9500円[税別]

さまざまなアクセサリーでスマホゲームをより快適に

発表会では、本体と接続できるアクセサリーも5種発表された。アクセサリーは、基本的に“ROG Phone”でのゲームライフをより快適にするためのもの。アクセサリーはそれぞれ本体とは別売となるが、どれも魅力的なものばかりだ。ここでは、それらの紹介をしていこう。

◆TwinView Dock◆

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こちらは、“RPG Phone”をはめ込むことで、折りたたみ式携帯ゲーム機のようなハンドルを実現するアクセサリー。

下画面にあたる部分は“ROG Phone”と同じ解像度のディスプレイが据え付けられており、上画面に当たる部分に“ROG Phone”をはめ込んで使う作りとなっている。

このアクセサリーを使えば、ゲームを2画面で遊ぶことはもちろん、ゲームをしながらネットサーフィンといったことも可能になるという。

さらに、アクセサリーそのものに6000mAhという大容量バッテリーが搭載されているので、外付けバッテリーとしても機能する優れもの。これと“ROG Phone”をセットにするだけで、用途の幅がかなり広がる魅力的なアクセサリーである。

■“TwinView Dock”販売概要
発売日:2018年11月23日
希望小売価格:3万4800円[税別]

◆ASUS WiGig Display Dock◆

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WiGig Display Dockは、“ROG Phone”の画面を、外部のディスプレイにワイヤレス出力してくれるアクセサリー。Wi-Fi(IEEE802.11ad)に対応しているため、低遅延でのワイヤレス出力が可能になっているという。

■“ASUS WiGig Display Dock”販売概要
発売日:2018年11月23日
希望小売価格:3万4800円[税別]

◆Mobile Desktop Dock◆

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こちらのアクセサリーは、“ROG Phone”に、ディスプレイやキーボード、マウスなどを接続させるためのアクセサリー。

“ROG Phone”にインストールされているゲームをPCゲームさながらにプレイ出来るようになるほか、画面上の任意の箇所をキーボード操作に割り当てられるので、さまざまなゲームタイトルを外部機器で操作できるようになる。

LANケーブルも接続できるので、回線環境を安定させてプレイしたいときにも有用。

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▲仮装パッドに各種キー配置をセッティングしている様子。

■“Mobile Desktop Dock”販売概要
発売日:2018年11月23日
希望小売価格:2万2800円[税別]

◆Gamevice for ROG Phone◆

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USB Type-Cを介しての有線接続で稼働するゲームパッドアクセサリー。ゲームパッドでの操作に対応したタイトルであれば、こちらをセットするだけで、1段階上のゲーム体験が得られるようになる。

■“Gamevice for ROG Phone”販売概要
発売日:2018年11月23日
希望小売価格:8980円[税別]

◆ASUS Professional Dock◆

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上で紹介した“Mobile Desktop Dock”をよりコンパクトにしたものが、こちら。用意されているインターフェースの内容や“ROG Phone”との接続をケーブルで行うという点が“Mobile Desktop Dock”とは異なるが、動作自体は“Mobile Desktop Dock”と同等に行えるという。

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▲会場では、レーシングコントローラ(ハンドルコントローラ)との接続デモが行われていた。

■“ASUS Professional Dock”販売概要
発売日:2018年11月23日
希望小売価格:8980円[税別]

コンプリートセットも発売決定

機種の紹介、および外部アクセサリーの紹介は以上となるが、発表会ではこれに加え、上で紹介した本体と各種アクセサリーひとつずつをセットにしたパッケージ商品“ROG Phone コンプリートセット”も発表された。こちらは、ASUS StoreならびにASUS Store Akasakaでの限定販売になるという。

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▲コンプリートセットはクールなスーツケース付き!

【“ROG Phone コンプリートセット”商品概要】
発売日:2018年11月23日
希望小売価格:19万9500円[税別]

なお、ASUS LINE@を友だち登録しておくと、ASUS StoreならびにASUS Store AkasakaにてROG Phone本体やアクセサリー製品が10%OFFで購入できるクーポンコードのプレゼントも実施中。購入を検討されているユーザーはこちらのキャンペーンもお見逃しなく。

最後に、本稿で紹介した外部アクセサリーは、ゲームタイトルによってはハードウェアチートとみなされる可能性があるものなので、使用の際には使用許諾などを再確認するようにしておこう。

また“RPG Phone”そのものに搭載されたシステム“Air Trigger”についても、他のスマートフォン端末とは隔絶するほどの差を生む仕様となっているためハードウェアチートとみなされる可能性がある。その点についても、十分に理解しておいてほしい。

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