『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』の”ミリシタ感謝祭”をレポート

2018-10-22 13:03 投稿

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アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ

ミリシタ感謝祭

2018年10月21日、神奈川県横須賀市にある横須賀芸術劇場で『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』(以下『ミリシタ』)のイベント、”ミリシタ感謝祭”が開催された。

ミリシタ感謝祭

本イベントは、8月31日~9月12日の期間中、ゲーム内にて特定の条件をクリアすることで配布された”感謝祭pt”、200ptで応募できるステージ観覧券の抽選の中から選ばれた1,500名のファンを無料で招待。ニコニコ生放送による中継も配信される。

また、初の試みとして『ミリシタ』のアプリ内に用意される特設ページでも閲覧ができた。

今回は、『ミリシタ』に登場する”MILLIONSTARS(ミリオンスターズ)”のアイドルを担当するキャスト陣から、総勢14名が出演。果たして、どんなイベントになったのか。さっそくレポートしていこう。

リアルとゲームが融合する演出の数々

まずはライブで恒例となっている”765プロダクション”の高木順二朗社長(CV:大塚芳忠)のあいさつからスタート。続く”765プロライブ劇場”の事務員、青葉美咲(CV:安済知佳)からの諸注意とともに、会場限定で来場者に特典が配布されることが告知されると、会場からは歓声が上がり、キャスト陣の登場を待ちながら徐々に熱気が高まる。

照明が暗転すると、バックスクリーンにはゲーム画面のタイトルが表示され、実際にゲームと同じように画面をタップするSEが再生される。

ゲーム内で日付が変わった際にランダムで再生される日替わり映像が流れると、そこにはイベントに出演するアイドルが勢ぞろい。同時にステージにはキャスト陣も登場する。バックスクリーンのアニメーションでアイドル達がそれぞれ挨拶を始めると、キャラクターに合わせてキャスト陣が生アフレコするというスペシャルなオープニングに、会場からは歓声が上がった。

 
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自己紹介では、『ミリシタ』の1周年を迎え、イベントという形で感謝を伝えられることに歓喜している気持ちを、それぞれの言葉で語ってくれた。

お仕事コーナー

まず、最初のコーナーは、”お仕事”。こちらは、ゲーム内メニューの”お仕事”をフィーチャーしたもので、ゲーム中ではランダムなイベントで3つの選択肢が表示され、結果によって、アイドルたち親愛度が上がる内容だが、今回はアプリでの配信を閲覧しているファンが選んだ選択肢と、キャスト陣が選ぶ選択肢が一致すれば正解という会場に来られなかったファンが参加できるよう、企画されたコーナー。

全部で5つのイベントで1つ正解するごとに、ゲーム内で使用するミリオンジュエル500個が配布されることとなり、会場からも大きな拍手が巻き起こる。

 
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5つのイベントは、キャスト陣がゲーム内で組んだことがあるユニットに分かれ、生アフレコのミニドラマと共にバックスクリーンに選択肢が現れるというシステム。会場では公演中、観客のケータイの使用はNGなので、実数には加算されないものの、①なら赤、②は青、③は黄のコンサートライトを振ることになる。

トップバッターは、”夜想令嬢-­GRAC&E NOCTURNE­”のメンバーである藤井さん、小岩井さん、野村さんの3人。キャラクターたちが献血奨励キャンペーンのお仕事をすることになり、キャッチコピーを考えることになり、どれがいいかをプロデューサーが考えるという内容。選択肢は、それぞれ「①献血していきなさい これは命令よ」、「②どうして献血をやめようとするんだ!」、「③ヴァンパイアだって献血していいはずだ!」の3つ。
選択肢は、ユニットのテーマ曲である『昏き星、遠い月』の台詞のパロディとなっており、ドラマチックな台詞が一気にネタになってしまい、会場からは笑いが漏れる。会場では圧倒的に②が多かった。配信を見ているファンの選択肢は②が優勢。キャストの3人も②を選択しており、見事正解となった。

すると、キャスト陣と会場からは、台詞を言ってもらおうと実際に歌っている藤井さんに対し、「ゆきよ」コールが巻き起こり、苦笑いをしながらもドラマチックな演技で②の選択肢を叫び、会場からは大きな拍手が送られた。

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続いては、デュオユニット“Cleasky”の角元さんと桐谷さん。キャラクターたちがテーマ曲の『虹色letters』のPV撮影でお世話になった島で、新しくドラマの撮影が行われるということで、番組宣伝のためにどんなアピールをすればいいかプロデューサーが考えるという内容。

選択肢はそれぞれ「①手をつないで微笑んで」、「②ハグをして見つめあって」、「③ラップバトルでライムを刻め」の3つ。会場では①は少なく、②と③の2つが競っており甲乙つけがたい選択肢のようだ。配信を見ているファンの選択肢は②が優勢。キャストの2人も②を選択しており、連続正解となった。

ここでも、2人向かってコールが巻き起こり、ステージ上ではお互いがキャラの名前で呼び合いながらハグをして見つめあうと、会場からだけではなくステージ上のキャスト陣からも歓声が上がる。

 
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続いては、”Escape”のメンバーである南さんと阿部さん。ライブのトークパートでの方向性について悩む2人。すると、阿部さんの演じる真壁瑞希がセクシーな方向性も行けると思うので試してみたいと提案。プロデューサーはセクシーさをアピールするために何をしたらいいかをアドバイスする。

選択肢はそれぞれ「①ずっとセクシーポーズ」、「②ずっと『あっは~ん』語尾」、「③よし水着だ」の3つ。会場では③がやや多めで、配信しているファンの選択肢も③。キャストの2人は①を選択しており、残念ながら不正解となる。
ここで司会の種田さんからもしよかったら、セクシーポーズをやって欲しいとの提案に歓声と拍手があがる。カメラに向かってセクシーポーズを決めるが、南さんがややぎこちない様子を見せる。種田さんからはイヤイヤやらされている感じがいいとの感想があがり、会場は笑いに包まれた。

続いては、”4Luxury”のメンバーである香里さん、平山さん、高橋さん。大人女子会のドキュメント撮影ということで、女子会のトークテーマを何にするべきか、プロデューサーが考えることになる。選択肢はそれぞれ「①目指すアイドル像について」、「②理想のプロポーズについて」、「③大人アイドル裏事情~人生の曲がり角」。会場では②が多めで、配信しているファンの選択肢も②が選ばれる。キャストの3人も②を選択しており、無事、正解となった。

席に戻ろうとする3人を他のキャスト陣が引き留め、理想のプロポーズを実際に言ってもらうという流れに渋る3人。プロポーズをするシチュエーションで、それぞれが男役となり言われたい台詞をかわるがわる言っていくエチュードが披露された。

まだ回答していない残りのメンバーである、愛美さん、田所さん、種田さん、渡部さんの4人はミリシタ感謝祭スペシャルユニットという形でドラマをスタート。感謝祭に向けて、ファンの人たちにどういった感謝の言葉を述べればいいのか、プロデューサーからアドバイスをすることになる。

選択肢はそれぞれ「①ありがとう」、「②サンキュー」、「③今日はみんなで思いっきり楽しもう!」の3つ。ここでざわつく会場、そして藤井さんが「4つめの選択肢がない」と強く訴える。

ファンの間では語り草となっているエピソードで、2016年に行われた3rdライブツアーの千秋楽、最後のあいさつで春日未来役の山崎はるかさんと田所さんが「ありがとう!」と2人で叫ぶシーンで、田所さんがうっかり次に歌う曲である「Thank you!」をコールしてしまい「ありがサンキュー!」という妙な声の被り方をしてしまった。その後、事あるごとに「ありがサンキュー」としていじられることになる。藤井さんが訴える4つめの選択肢はこの「ありがサンキュー」のことである。

配信しているファンの選択肢は②。キャストの4人も②を選択しており、正解となった。ここで藤井さんが、せっかくだからと「ありがサンキュー」を再現をして欲しいと訴えると、会場からも歓声が上がる。なんとか回避しようとする田所さんだが、結局、やるハメになり、他の3人が「ありがとう!」と叫ぶのに合わせて、「サンキュー!」と叫ぶ田所さん。すると、座っていたキャスト陣たちが田所さんに駆け寄り握手を求めたり、「本物だー!」と叫ぶなど、いつものようにいじられはじめ、苦笑いで「今日でおしまいにしてもらえませんかね」と呟く田所さんに笑いと拍手が起きた。

ライブパートでもサプライズ演出、そしてジュエルの大盤振る舞い

続いてのコーナーはライブパート1。ここでもいつものライブパートとは違って、配信で閲覧しているファンへのミッションが課される。

配信の画面ではコンサートライトを振るエフェクトが使えたり、画面にスタンプを流せる機能が搭載されている。閲覧しているファンのコンサートライトを振る回数とスタンプの合計数が、ライブパート1の間に39万回を超えるとジュエル1000個を獲得できるという課題。こちらも配信で楽しんでいるファン向けの演出だ。

また、今回は1曲ごとにそれぞれのユニット曲のCDに収録されていたミニドラマの一部を、ゲームのモデルを使って再現されたアニメーション挿入されるという演出も。

1曲目は、”4Luxury”の『花ざかりWeekend✿』。一昔前のアイドルソングの雰囲気が漂うノリノリのディスコサウンドと、働く女性の悩みや頑張りを歌った歌詞が共感を呼び、女性ファンから圧倒的な支持を受ける楽曲だ。

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続いて、「EScape」の『Melty Fantasia』。シンフォニックな曲調のミディアムバラードと、幻想的な歌詞が印象的な1曲。イベントのドラマパートでは各キャラクターがアンドロイドを演じる設定となっており、ロボットのような機械的なダンスも見所だ。

 
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ライブパート1の最後を飾るのは、”夜想令嬢-­GRAC&E NOCTURNE­”の『昏き星、遠い月』。アイドルマスターシリーズの中でも初となるミュージカル曲。ヘッドマイクを付け、演技をするように歌唱をする形式で、曲中には台詞を叫ぶ歌詞がある。メンバーの一人である山口立花子さんが今回は参加してないため、山口さんの歌うパートはバックスクリーンに担当するキャラクターである百瀬莉緒が表示され、録音された音声が流れる処理がなされた。

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3曲が披露されたところで、ライブパート1は終了。ステージに全員が集合し、コンサートライトが振られた回数とスタンプの合計数が発表される。39万回の目標に対して、なんと450万回越えという10倍以上の数字が表示され、キャスト陣と会場からは驚きの声があがった。

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イベント用書き下ろしストーリーの朗読劇

続いてのコーナーは、『コミュ』。ゲーム中では、イベント中のストーリーや各アイドルとのストーリーが閲覧できるメニューだが、ここでは出演者全員による朗読劇が披露されることとなった。こちらは、イベント用に書き下ろしたオリジナストーリー。

感謝祭の当日が野村さんの演じる二階堂千鶴の誕生日ということで、他のメンバーが千鶴のためにサプライズで誕生日を祝う準備を進める様子をコミカルに描く。

スタッフの協力を仰ぎ、リハーサルの時間の15分前に集まり、千鶴の誕生日を祝おうと計画したメンバー。そうとは知らない千鶴は、リハーサルの時間が15分早まったと、各メンバーに知らせて回るが、それぞれがサプライズの準備をしているところに千鶴が現れ、右往左往。なんとかバレずに準備が完了し、最後は全員で揃って、バースデーソングを歌唱。会場からも拍手が上がった。

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新曲2曲の連続披露に、最新情報も続々発表

続いて、ライブパート2。ここでも先ほどと同じくミッションが提示される。今度の回数は300万回、トリプルミリオン達成で1500個のミリオンジュエルが配布となる。

1曲目は、”Cleasky”の『虹色letters』。爽やかな青春と恋を描いた歌詞に、2人のハーモニーが響く清涼感のあるミディアムバラード。曲中では度々目を合わせるダンスと、サビでのハモりの親和性が心温まる一曲となっている。

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2曲目は、ミリシタ感謝祭の翌日、10月22日からゲーム内で開始されるイベントの曲をサプライズ披露。イベントに参加するキャラクターのキャスト陣による『ラスト・アクトレス』は、ピアノやストリングスにバンドサウンドも合わさったシンフォニックな1曲。バレエを踊っているようなダンスも印象的だ。
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なんと、3曲目も初解禁となる新曲。最上静香役の田所さんとジュリアを役の愛美さんによるユニット、”D/Zeal”が歌う『ハーモニクス』。ブラスやサックスサウンドも光るロックナンバーで、歌唱力に定評のある2人の力強い歌声と、美しいハーモニーで最高の盛り上がりを見せる。

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ここで、ライブパート1と同様にコンサートライトとスタンプの回数を発表。目標の300万に対して、なんと600万以上をカウント。再び会場からはどよめきが起こった。

 
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続けて、ライブパート3。ここでは、普段、ライブでは歌わないような曲という事で、”765PROALLSTARS”の楽曲を披露。

まずは、愛美さん、桐谷さん、小岩井さん、野村さん、藤井さん、平山さんによる『待ち受けプリンス』。8bitサウンドのイントロから一転してディスコサウンドに変わるダンスミュージック。歌詞のところどころには、台詞の部分もあり、歌うキャストの個性によって様々な変化をする1曲。特に注目されるのが、ラストのサビ前に入る「うそつき」という台詞。今回は小岩井さんが担当し、切なげに呟くオリジナル版と違い、ちょっと怒ったような強めの口調で個性を演出した。

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続いては、PS4で発売されている『アイドルマスター ステラステージ』の主題歌、『Top!!!!!!!!!!!!!』。トップアイドルという夢に向かってひたむきに頑張る自分への応援、そして仲間たちとの絆に感謝を込めた歌詞が、今回のイベントにピッタリの1曲だ。

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イベントもいよいよ終盤、最後の挨拶ではそれぞれがファンへ向けての感謝を込めたパフォーマンスが出来た事。バラエティな内容と演出で自分たちも楽しめた事にも言及。また、新しいユニットの面々は今後のイベントや楽曲の可能性、また制作スタッフ陣の熱量の高さについて語る場面もあった。

ラストの1曲を飾るのは、『ミリシタ』のテーマソングである『Brand New Theater!』を全員で歌唱。

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最後は種田さんが音頭をとり、アイドルマスターシリーズのライブ恒例の挨拶、「アイマスですよ!アイマス!」でイベントは終了した。

セットリスト
M1 花ざかりWeekend✿ (香里有佐、高橋未奈美、平山笑美)/「4Luxury」
M2 Melty Fantasia (阿部里果、南早紀)/「EScape」
M3 昏き星、遠い月 (小岩井ことり、野村香菜子、藤井ゆきよ)/「夜想令嬢-­GRAC&E NOCTURNE­」
M4 虹色letters (角元明日香、桐谷蝶々)/「Cleasky」
M5 ラスト・アクトレス (阿部里果、種田梨沙、高橋未奈美、南早紀、渡部恵子)
M6 ハーモニクス (愛美、田所あずさ)/「D/Zeal」
M7 待ち受けプリンス (愛美、桐谷蝶々、小岩井ことり、野村香菜子、藤井ゆきよ、平山笑美)
M8 Top!!!!!!!!!!!!! (角元明日香、香里有佐、田所あずさ、種田梨沙、渡部恵子)
M9 Brand New Theater! (THE IDOLM@STER MILLIONSTARS)
出演者
・愛美(ジュリア役)
・阿部里果(真壁瑞希役)
・角元明日香(島原エレナ役)
・桐谷蝶々(宮尾美也役)
・小岩井ことり(天空橋朋花役)
・香里有佐(桜守歌織役)
・高橋未奈美(馬場このみ役)
・田所あずさ(最上静香役)
・種田梨沙(田中琴葉役)
・野村香菜子(二階堂千鶴役)
・平山笑美(北上麗花役)
・藤井ゆきよ(所恵美役)
・南早紀(白石紬役)
・渡部恵子(周防桃子役)

アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
メーカーバンダイナムコエンターテインメント
公式サイトhttps://millionlive.idolmaster.jp/theaterdays/
公式Twitterhttps://twitter.com/imasml_theater
配信日配信中
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