【新作】下町の加工工場を再建!!命と向き合い食を学ぶタップ系シミュレーション『たまごひよこチキン』

鶏肉加工業の仕組みを体験しよう!!

老若男女幅広い層に愛される茶色い食べ物の筆頭とは何か。筆者は肉汁が溢れる鶏のから揚げだと即答したい（異論は認める）。

あのジューシーな味わいは浮かない気分もスカッと晴らし、弁当屋のチェーン店で悩んだら安定を求めて鶏のから揚げ選んでしまうほどの約束されたハッピーフードだ。

本記事で紹介する『たまごひよこチキン』は、そんな鶏のから揚げや鶏肉などがどのように加工され出荷されていくのかを追体験できる工場再建シミュレーション。

タップ連打で効率よく生産するも、自動生産ラインに任せて放置プレイするもよし。

日本の食卓を支える鶏肉のありがたみを学ぼう!!

おいしい鶏肉を加工して出荷していく昼パート

冒頭から鶏のから揚げ推しが強すぎて申し訳ない。

茶色い食べ物といえばコロッケだという人もいるだろうが、ここはひとつ冷静になって眼の前にある廃れた加工工場の現状を見てほしいのだ。

工場長であるプレイヤーはこの廃れた加工工場を再建させるため、昼パートである毎朝8時から18時（約3分）のあいだ、にわとりが産んだタマゴを収穫してそれを孵化、ひよこを育ててニワトリにして加工と出荷をくり返していく。

この工場から出荷される鶏肉には生肉のほか、唐揚げや焼き鳥など全部で6種類の加工方法があり、資金を稼いで順に設備を拡張することができる。

どんな加工方法があるのかは秘密だが、最初に唐揚げが設定されている点はベストチョイス。思わず、「わかってらっしゃる！」と心を鷲づかみにされてしまった。

全自動式の生産ラインなので基本的には見ているだけだが、各巣箱には上限があるのでよりよい品質を維持するため、不要なものをリリースする必要がある。

ここはあくまでも加工工場、ペットを育てる場所ではない。かわいいからと愛でてばかりもいられず、ときには心を鬼にして間引く決断力も必要だ。

ふだん何気なく食べている鶏肉がどのようにして食卓に並んでいるのか。

少しでも本作から感じ取ってもらいたい!!

品種改良あり!!　加工工場を強化する夜パート

生産ラインが停止する18時以降は、巣箱や加工装置を含む4つの設備を開放または強化する夜パートが始まる。

たまごやひよこ、にわとりを収容できる巣箱を増設。さらに、放置中の進行速度を早めるなどの効率性を高める強化のほか、加工設備を開放すればさまざまな鳥料理を加工できるようになるぞ。

また、白くて見慣れたにわとりのほか、赤いにわとりや茶色いにわとりなど全部で20種類の品種があり、これらも稼いだ資金を使ってアンロックすることができる。

高値で出荷できる高ランクの品種が各種設備の強化と加工工場の再建につながっていく。

廃れた加工工場を再建できるかはプレイヤーの腕次第。派手な演出はないがかわいいにわとりたちを愛でながらのプレイは、猛暑続きで疲れきった体をやさしく癒やしてくれる。

工場長の人生はどうなっていくのか、多彩なにわとりと加工食品を生み出し、人生大逆転のチャンスをその手でつかみ取ろう!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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