『Project7』のタイトルが正式決定『プレカトゥスの天秤』記者発表会をリポート!ガチャピン&ムックがサポーターに就任!?

2018-08-03 21:45 投稿

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プレカトゥスの天秤

オーケストラによる生演奏など盛りだくさん

2018年8月3日、東京、有楽町オルタナティブシアターにて、フジゲームスの新プロジェクト『Project7』の制作発表会&朗読音楽劇が行われた。本発表会のMCにはフジテレビアナウンサーの佐野アナウンサーと杉原アナウンサーが登場。会場にはかねてから発表されていた伊藤静さん、代永翼さんといった声優陣のファンをはじめ、本作の“重厚なRPG”感を期待するゲームファンが集まった。

本発表会では、『Project7』を手がけるプロデューサー伊藤隆博氏やサウンドを担当したノイジークロークの坂本英城氏も登壇し、ゲームの世界観やシステムが少しずつあらわになり、さらに生オーケストラをバックに朗読劇も行われるなど、声優ファンにはうれしい企画も行われた。今回はそんな制作発表会の様子をお届けする。

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正式タイトルは『プレカトゥスの天秤』に!

イベントが始まると、まず『Project7』のローンチトレーラーがスクリーンに映し出され、そこに、『プレカトゥスの天秤』という文字が浮かび上がった。

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いままでの『Project7』は、開発中のコードネームのようなもの。本作のタイトルが正式に明かされることとなった。

▼トレーラーはこちら

そしてその後は、本作のプロデューサーである伊藤隆博氏が登壇し、タイトルについての秘話が語られた。

 
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タイトルの“プレカトゥス”は、“祈った”という意味のラテン語の“precatus”の意味をもつ。自分の行いが良いことだと信じて“祈り”ながらも、一方でその正義が、世界にとっては罪になるのではないか? という本作のテーマに関わっている。

その“precatus”という言葉に“天秤”という言葉が合わされた『プレカトゥスの天秤』。タイトルには“正義と罪が揺れ動く”という意味が込められているのだという。

タイトルの発表に続いて行われたのが本作のゲーム紹介だ。まずは本作の製作スタッフ、クリエイター陣が紹介されたのだが、このプロジェクト、Rejetの前田氏、ノイジークロークの坂本氏といった実力派クリエイターが参加していることで、事前からも話題になったタイトルである。

その魅力が、改めてここでも紹介される形となった。

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ゲームの舞台は、鉄と蒸気と銃が蔓延する、近代をモチーフにした物語。ゲーム内には、100を超えるキャラクターたちが用意されており、さらにキャラクターに付随した、壮大でボリュームのあるシナリオが楽しめるのだということが明らかになった。

キャラクターたちがシナリオでクロスするため、それをまとめるのに苦労しているというエピソードも伊藤プロデューサーの口からこぼれた。

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現状まだキャストが決まっていないキャラクターもいるという伊藤プロデューサーの話を聞いた佐野アナウンサーは、「杉原アナウンサーはどうですか?」 と伺いを立てる場面もあり、会場の笑いを誘った。

続いては、本作のプロジェクト名『Project7』にもあるように、意味ありげなワードである“7”に関して説明がなされた。

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本作では、7つの国の7人の主人公がメインとなりストーリーが進行していく形となる。

各国ごとにさまざまなコンセプトが掲げられており、伊藤プロデューサーは「寒い国のキャラクターには、“もふもふ”を付け加えるなど、細かな配慮がされているので、国の特色に合わせた服装デザインにも注目してほしい」とコメントした。

つぎはボイス。本作を語る上で、出演声優陣が豪華である、ということも忘れてはならないポイントだ。

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7つの国のひとつ“ヴェルム帝国”に所属するキャラクターだけで、代永翼さん、津田健次郎さん、明坂聡美さん、伊藤静さんなどの豪華声優陣がそろい踏み。これがあと6ヵ国分用意されるというのだから、期待が高まるところだ。

最後には、バトルシステムについて少しだけ触れられた。

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・陣形システムを使ったターン制バトル
・ガチャで手に入れた特定のキャラだけが強いというシステムは避けた
・陣形システムを使い、キャラクターを特定の位置に置くことによって真価を発揮するといった形のバトルになっている
・育成ボードによる強化メニューがあり、自分好みのキャラクターカスタマイズが可能に。

バトルについてはまだこれ以上の情報は明らかにされず、謎が多いので、今後の発表にも注目したいところだ。

代永さん、伊藤さん、明坂さんによる朗読劇ではサプライズも

続いては、ゲームに登場する“ヴェルム帝国”という世界において、冒頭の部分を今日だけのために書き起こしたという、ゲーム内では明かされないエピソードの朗読劇が行われた。

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今回の朗読劇は、オーケストラの生演奏をバックに行われ、とても臨場感のある朗読劇となった。

 
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朗読劇では、クリスティア役の伊藤静さん、リーンハルト役の代永翼さん、シエラ役の赤坂聡美さんが登場した。

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クリスティアは、戦場ではリーダーシップを発揮する、お姉さん的なキャラクター。シエラは、ちょっと影があるが、かわいいキャラクターで、リーンハルトをからかうなどの場を和ます役割もあるキャラだ。

リーンハルトは、父の背中を追う天才科学者であり、朗読劇では、頭脳プレイを生かして、敵襲を退けるなどの活躍を見せた。

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朗読劇では、槍の国ランケへの進軍するワンシーンを披露。

クリスティア、リーンハルト、シエラは、相手国の偽情報につられ仲間の後続部隊と離されてしまい、絶体絶命のピンチに! そのとき、リーンハルトが機転を利かせ、ある行動により、ピンチを免れるのだが……。

これまでは、実際どのようなキャラクターであるかは分かりづらかったが、このように声が付き、シナリオの一部を覗き見ることで、会場を訪れた人々は、本作の世界観をいち早く体験できたのではないだろうか。

さらに物語終盤には、ノイジークロークの坂本氏直々にピアノ演奏をするサプライズも行われた。

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朗読劇終了後は、キャスト陣とのトークセッションが行われた。

生演奏をバックに朗読したことの感想を聞かれると、代永さんは、「生演奏であることによって、みんなで作り上げているという感じがあり、とても緊張しましたが楽しかったです」とコメント。また、緊張したため、セリフを噛んでしまったことをカミングアウトして、会場には和やかなムードが流れた。

「今後もこういうイベントを定期的におこなってほしい!」と、キャスト陣からも今後の展開に対し、期待の声があがった。

驚きのスペシャルサポーターも登場!!

キャスト陣が降壇すると、会場からは、映画『ミッション:インポッシブル』のテーマが流れる。何事かとあたりを見渡した人々の目に映ったのは、客席後ろから現れたガチャピンとムックだ。

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ガチャピンは、「トム・クルーズはどこにいるのー?」「ここは『ミッションインポッシブル/フォールアウト』の記者発表会じゃないの?」を会場を沸かせる。ふたりが会場に登場した理由は、ガチャピンとムックが、『プレカトゥスの天秤』のスペシャルサポーターに就任したからだ。

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インスタグラムのフォロワーが2万人を超えたガチャピンに対し、最近Twitterを始めたというムックのフォロワー数は3千人。ムックは、会場の皆に、フォロワーになるよう促した。

スペシャルサポーターであるふたりからは、8月3日より、『プレカトゥスの天秤』の事前登録の受付開始のお知らせが発表された。

事前登録者数3万人を突破すると、ガチャピン・ムックのオリジナルグッズが当たるとのことなので、ぜひ事前登録に参加しよう。

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最後は、伊藤プロデューサーや、坂本氏、3名の声優陣も含めたフォトセッション、プレゼント抽選会などが行われ、発表会は終了となった。

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本発表会では、タイトルや、世界観についての大きな発表や、オーケストラをバックにした生朗読劇などが行われ、終了時刻を大幅に超えたボリューミーな内容に。

『プレカトゥスの天秤』は、今秋配信予定とのこと。

クリエイター、キャスト、音楽、イラストとかなり気合いの入った作品となるので、今後の発表にもぜひ注目していきたい。

プレカトゥスの天秤

対応機種iOS/Android
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ジャンルRPG
メーカーフジゲームス
公式サイトhttps://pj-7.com/index.html
公式Twitterhttps://twitter.com/pj_7_official
配信日配信終了
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