『白猫』ファンが気軽に交流できるプラットフォーム『白猫サークル』BETA版がオープン!
2023-11-09 16:41
2018-07-19 17:00 投稿
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白猫テニス
『白猫プロジェクト』の関連タイトルとして2016年7月にリリースされた『白猫テニス』。『白猫プロジェクト』とは違い、スポーツもののPvPとして登場した本作が、7月31日にて2周年を迎える。
今回はプロデューサーの浅井P、そしてプロジェクトマネージャーのもりもりにこれまでとこの先の『白猫テニス』について、いろいろ話を聞いてみた。
今後の『白猫テニス』が進んでいく方向性が聞き出せたので、ぜひとも読んでいただければ。
――いよいよ、7月31日で『白猫テニス』2周年となります。コロプラでは初となるPvP(※)型のアクションスポーツゲームですが、この2年間の運営を振り返ってみていかがでしたでしょうか。
(※プレイヤー・バーサス・プレイヤー。プレイヤー同士が対戦するタイトルのこと)
浅井 ひたすら試行錯誤の毎日でここまでやって参りました。
もりもり アクションタイプのゲームの特性でしょうか。プレイヤーの方々の動きがこちらの想定以上を軽々と超えていくというケースが多く、いかにみんなが楽しめるようなキャラクターバランスになるか、イベントになるかをつねに考えていた毎日でしたね。
――運営していくうえでいちばん慎重に考えた部分、苦労した部分はどこだったのでしょうか
浅井 PvPは『青の三国志』や『クイズRPG黒猫のウィズ』などで対戦の経験はありましたが、アクション性が高いものは正直はじめてでした。プレイヤー同士の対戦ものって基本的に“シビアで負けたらつらい”じゃないですか。それをできるだけ和らげる遊びの部分に苦心していましたね。
――負けると「つまらない……、やめる!」と。
浅井 ツアーやストーリーなど、対戦とは離れたところに力を入れたり、大勢が楽しめる対戦イベントを運営したりと、着地点をどこに置けばいいのかを試行錯誤している段階がいちばん悩ましい時期でした。そして、プレイヤーの方々のご意見をいろいろ目にして、スタッフ内でもいろいろ相談をしていた結果、最終的には対戦部分をさらに充実させようということになりました。その方向性が決まるまではチーム内でかなり議論しましたね。
もりもり 『白猫プロジェクト』の派生でもあるので、対戦にむけてソリッドな方向……いわゆる、“ガチ対戦”に向けていいのか、もしくはワイワイ協力プレイできるほうがいいのか、そのどちらを向けばいいかは悩みどころでした。「対戦に向けていいんだ」という雰囲気に気づくことができたタイミングで、今後の方向性がしっかり確立できましたね。
――そんな試行錯誤の2年間でさまざまなイベントがゲーム内に登場しました。いちばん印象に残った、思い出に残った出来事はなんですか?
浅井 イベントとは少し異なるのですが、“観戦モード”が今年に入って導入できたことです。僕自身、格闘ゲームをプレイしたり、大会の動画を見たりするのが好きで、なんとか『白猫テニス』にも導入したいとずっと考えていました。
――第3者の観戦モードがあると大会なども開きやすいですね。
浅井 そうです。この観戦モードは“見ること”に特化した機能で、ただプレイするだけだと必要ないのですが、対戦には対戦を見て楽しむという文化もあるので、非常に大切なものです。なんとかリリース時から入れたかったのですが、当初は機能実装が難しく、「無理だよ!」とか言われている時期もありました。
それでもなんとか導入したくて、1周年の時点で仕様を切ったりしていたのですが、今年に入ってやっと実現できました。これで一歩また『白猫テニス』がつぎのステージに進めるようになったと思います。
――もりもりさんはいかがでしょうか。
もりもり 僕はタイトル戦ですね。このイベントを運営することで、プレイヤーの方々の中から主役が生まれる、ということが実感できました。コアなやりこみプレイヤーの方々から、最上階までたどり着いていないライトなプレイヤーさんでも優勝者の名前は知っているという雰囲気になり、ゲーム内外でも「上手なプレイヤーが讃えられる」というムードが作れたことが、僕にとってうれしい出来事でした。
――最近、ゲーム業界では対戦を競技化するesportsという流れもできてきました。『白猫テニス』でも今後リアルな大会などの計画はあるのでしょうか。
浅井 もちろん、やりたいと考えてはいます。2周年を迎えたあと、いよいよ実行していかなければと思っていることですね。
もりもり もちろんです。どうやったらプレイヤーの皆様が満足する形でできるか、というのはつねに考えています。いまの段階ではまだ具体的にはお話できないのですが、今後少しずつお話していけると思います。
――対戦タイプのタイトルなのでキャラクター間の強さ……、対戦バランスに関してはプレイヤーの方々もかなり気にされています。アクションゆえ、苦労する部分も多いのではないでしょうか。
もりもり キャラクターはいまの環境で通用するかを重視し、思案して制作しています。正直なところ、毎回100点のバランスで提供できているかは胸を張ってはお答えできないところもありますが、かなりつかめてきた実感はあります。
どの実力の層にも満足していただけるように、タワー最上階レベルだったり、ライトに遊んでいるひとだったりと、社内では入念にいろいろな実力のひとにプレイして意見をもらっています。
――新キャラの登場もそうですが、過去キャラがパワーアップする神気解放も見どころですよね。
もりもり そうですね。この神気解放も対戦環境の動きにうまく働いています。新しいキャラたちが活躍している中、少し前に登場したキャラもこの神気解放で上位にどう絡んでくるか。対戦環境、キャラクターのムーブメントの移り変わりも含めて楽しんでいただけていると思います。
――また、『白猫テニス』は『白猫プロジェクト』の人気キャラクターの中から誰が参戦するかも見どころですよね。
もりもり 『白猫プロジェクト』側の動きはつねに見ていて、開催中のイベントや参戦キャラを参考にさせていただいています。新主人公ミューエをはじめ、『白猫テニス』もオリジナルキャラが多数参戦しています。彼ら、彼女らをうまく絡ませて、キャラクターたちの新たな魅力を引き出せるようイベントを制作しています。
もちろん、キャラクターの設定に関しては『白猫プロジェクト』のライターさんにも見ていただいていて。キャラクターの深い設定部分を維持しつつ、スポーツものやスピンオフタイトルだからこそできるアレンジもあります。
――『白猫プロジェクト』とは違う姿・コスチュームで登場するキャラクターも増えてきました。
もりもり オスクロルもそのひとりで、『白猫プロジェクト』の関連タイトルならではというか。今後も『白猫テニス』だからこそできる姿も楽しんでいただきたいです。
――リリース当時はファンタジーバトルの『白猫プロジェクト』がスポーツ化すること自体に驚きました。あのキャラクターたちをスポーツのルールに落とし込むときに苦労したことなどはありましたか?
もりもり 基本的にスポーツなので、ルールに則った得点、失点があるべきという部分が根底にあります。そのうえで『白猫プロジェクト』の世界観をどう乗っけるか最大のポイントというか。実際のテニスで「そんな失点あるかよ!」という部分がなるべくないように考えています。
浅井 どんなにすごいスーパーショットでも1点は1点でして(笑)。そのルールの中でどのように気持ちよくショットを決めてもらうか、逆に防ぐかには苦心した記憶があります。
――どんなにすごくてもいきなり5点は入らないですからね(笑)。
――ここでもう一度昔を振り返ってのお話になるのですが、そもそもなぜテニスというスポーツを選んだのでしょうか。
浅井 2年前はPvPタイプのゲームの制作やスポーツもの、というのが弊社のテーマでした。サッカー、野球ももちろん考えたのですが、『白猫プロジェクト』の関連タイトルとしては、ひとりのキャラを動かすアクションのほうが自然だろう。そのような流れのなかでテニスが浮かび上がってきました。
――当時の決断がちがうものだったらこのスポーツになっていたかも、というものはありますか?
浅井 サッカーはあったかもしれません(笑)。みんながルールをある程度把握しているというスポーツは大前提にあったので。
もりもり 野球もサッカーもゴルフも候補としてピックアップされたのですが、ひとつの試合のサイクルの短さ、そして操作面も考えるとテニスに落ち着きました。
――では、もうひとつスポーツ物を作るとしたらどのスポーツがいいですか?
浅井 陸上などを含めたオリンピック形式やドッジボールとか(笑)。あとは僕が大好きなので、やっぱり野球は一度見てみたいですね。
もりもり 3on3のバスケットボールでしょうか。ふたりより多い人数での対戦形式というのは、一度体験してみたかったりもしています。
浅井 ちょっと話は変わるのですが、テニス部、テニスサークルで遊んでいただいているお話もお聞きしています。
もりもり 親子でやっているなんてお話も聞きますね。『白猫』ではなく、テニスというスポーツをモチーフとして遊んでいただいているというか。
――全国の学校のテニス部めぐりなんて企画をやってみるのは?
浅井 おもしろいですね! 全国の高校をめぐって対戦ですか(笑)。『白猫テニス』インターハイ、そして日本代表……夢が広がりますね。
もりもり やりたいですね。
浅井 (広報の方を見ながら)やりたいですね!!!!
――2周年では昨年同様にさまざまなタイトルとのコラボフェスもあるとお聞きしました。正解すると抽選で豪華景品がもらえるキャンペーンもあるとのことですので、少しだけ参戦作品のヒントなどいただけないでしょうか!
浅井 昨年は6キャラクター、すべて別のタイトルとのコラボをさせていただきました。今年は4つのタイトルと同じ形式でのコラボフェスを開催します。
もりもり ヒントですか……、男性1、女性3人。すべて主人公格です。
――そもそも全員人間なんですか? 昨年はガチャピンなどもいましたが……。
もりもり 今回は全員人間……たぶん人間です。少なくとも人型ではあります。最近話題になったものから、ちょっと前に放送された誰でも知っているものまでご用意しています。
浅井 最近僕がハマった作品もありますね(笑)。
――基本的にアニメ、マンガ、ゲーム……ですよね。いきなり錦織圭選手が出てくるとかはないですよね?(笑)
もりもり もちろん実在の人物ではないキャラクターです!
――4作品にファンタジーものは入っているのでしょうか。
浅井 入っているか入っていないかだと……入ってますね。ちなみにいままで弊社とコラボしたことがある作品もあります。
もりもり 服装的に現代的なものもあります。アニメファンならばびっくりしてもらえるはずです。
――わかったような、わからないような……。まとめてみると、全員人型、男女比は1:3、最近話題になったもの、実在の人物以外のキャラクターといった感じでしょうか。ちなみにこのクイズですが当てると何かもらえるのでしょう。
もりもり 4つすべて当てたプレイヤーには、抽選でガチャポイントが当たります。ヒント期間に応じて、最大2222pt、チームメンバーに222ptをプレゼントするので、これらのヒントでぜひ当てに来てください!
――景品が豪華なのでなんとか当てたい……! まだまだお話は尽きないですがそろそろお時間のようですので、最後に『白猫テニス』のプレイヤー、そしてこの記事の読者にメッセージをお願いします。
もりもり 皆様に支えられて2周年を迎えられました。まずは、プレイヤーの皆様に「ありがとうございます!」とお伝えしたいです。対戦ゲームというところでバランスで一喜一憂、悲喜こもごもあるかと思いますが、これからも新しい楽しみを開発スタッフ一同最大限の努力をしていきます。
今後はゲームの外の動きを大事することを目標にしています。さきほどのタイトル戦の話もそうですが、みんなの憧れになるプレイヤーさんがいて、それを目指すひとが生まれることで『白猫テニス』がもうひとつうえの段階に行けると思います。それは『白猫プロジェクト』が作っている文化とは違う独自のものになるので。
楽しいこと、ご意見も含め、運営に今後もぶつけまくってください。僕たちも精進してがんばっていきます。
――ありがとうございます。そして浅井Pもよろしくおねがいします。
浅井 ゲームを遊んでいただいている方々、関わったことがある方すべてに感謝の意を表して、「ありがとうございます」と述べたいと思います。『白猫テニス』のゲーム内では、もちろんこれまで以上のものを提供し、楽しんでいただくことは大前提としてですが、もりもりも言っている通りリアルな場での大会・イベントも合わせて目標にしていきます。
ただ、大会は全員が参加するという部分は難しいですので、「観戦も楽しいんだよ」という部分も同時に伝えていければと考えています。『白猫プロジェクト』とはまた、違った『白猫テニス』独自の対戦文化を楽しんでいただけるよう努力してまいります。3年目も何卒よろしくお願いいたします。
――今後も期待しています。ありがとうございました。
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