『D2メガテン』デビルバスター極 アシェラト戦攻略・前編/ギミック解説
2020-04-02 17:06
2018-06-22 18:43 投稿
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D×2 真・女神転生 リベレーション
セガゲームスより好評配信中の『D×2 真・女神転生 リベレーション』(以下、『Dx2』)。この記事では2018年6月7日のアップデートでスキルが上方修正された夜魔リリスの実力をレビューしていくぞ。
併せて、おすすめのアーキタイプや運用方法も紹介。
アップデートで上方修正されたスキルは”肉体の解放”と”エナジードレイン”だ。
肉体の解放はリリスの固有スキルとなっていて、エナジードレインは所持悪魔共通の修正となっている。
肉体の解放は、威力倍率、魅了付与率が上昇し、消費MPが7から6へ減少。MP7とMP6は、ゲームの仕様上大きな差となっており、格段に使いやすいスキルへと修正されたことになる。
魅了の付与率は、25%から35%へ。同じタイミングでスキルレベルが拡張されたマハマリンカリンは最高37%(基礎確率30%+レベルアップ7%)から45%(基礎確率30%+レベルアップ15%)に修正されており、肉体の解放の魅了付与率は、ここから10%程度低く、あえて抑えられているというのが見て取れる。
単純に全体攻撃にマハマリンカリンが付いているスキルではないということを頭に入れておこう。
エナジードレインは、威力が100から120へ上昇した。もともと単体攻撃は万能属性である意味合いが薄かったため、この全面的な見直しはうれしいところだ。
ただし、同じMP7のトリスアギオンやアイスエイジは威力180、同ダメージのアギやブフは消費MP4。MPを1奪うので実質MP6になるとして同クラスのダイン系は威力160。単体ダメージの25%では回復としての機能も見込めないため、これらを踏まえると、正直エナジードレインの出番はあまりないのが現状だ。
とはいえ、リリスの場合は、ほかに単体スキルを持っていないため、どうしても全体攻撃ができない場合やボス戦に限っては使う場面があるかも知れない。
リリスのレベル50時のステータスはこのようになっている。
物理攻撃力を運に振ったクー・フーリンと考えるとイメージしやすいだろうか。それだけに非常にムダがなく、理にかなったステータスであることがわかる。魔の数値は190で、これもクー・フーリンとまったく同じ。ダメージディーラーとしての活躍を見込める数値だ。
まず、肉体の解放を使ってみる。相手は欺瞞の罪 10業のハヌマーン(画像右)。魔法防御643で呪殺に耐性を持たない敵だ。左のホルスは魔法防御706で弱点を持ってしまっているので参考程度にみておいてもらいたい。
ダメージは左からバフデバフなしのフラットなもの、タルカジャ尽き、タルカジャ&ラクンダ付き。
つぎに、同じくリリスが所持しているマハジオダインも使ってみよう。
敵はストーリー6章 マニアックのレベルリングステージ デカラビアだ。(画像右)魔法防御は649で電撃耐性なし。
ダメージは、同じく左からバフデバフなしのフラットなもの、タルカジャ尽き、タルカジャ&ラクンダ付き。
敵の弱点などによって使用する場面が違うため単純に比較はできないが、両者を見比べてみると、肉体の解放のMPあたりのダメージ効率のよさはわかりやすい。これはさすが固有スキルといったところか。
魔が190ということは恩恵の烙印でも魔法攻撃1500を十分に狙えるレベル。さらに烙印を詰めていけば大きな戦力になってくれそうだ。
素体が持つ”狂い咲き”は状態異常にする確率が20%上昇する。リリスの役割に完全にフィットしたパッシブスキルだ。ただし、継承スキルを考慮しなければ、実質”肉体の解放”の魅了付与率を底上げするためだけのスキルということになるので、これが通らない場面ではムダになってしまう。とはいえ★4同士で合体できるリリスを割安で作れる素体を十分選択肢に入るだろう。
加護の”サマリカーム”は、恵まれた耐性により耐久力のあるリリスにとってうってつけのスキルということになるが、サマリカーム役にしてしまうにはあまりにももったいない性能だ。ただし荒神の”精神漏出”と同様、これらのスキルはデュエルにおいて一定の役割を持っているのも事実。ベストではないが、使える場面もあるといったところだろうか。覚醒スキルなので、MPもマイナス1で発動可能となっている。リリスである必要はないというのが前提になってしまうが、そういった運用もあり得る程度には考えていいかも知れない。
防魔の破魔無効は、リリスの耐性完成度をさらに向上させるパッシブスキルだ。リリスは呪殺無効、電撃吸収、火炎、氷結耐性、そして衝撃、破魔が弱点となっている。つまり、破魔無効を解放して衝撃弱点を塞げば、物理以外すべての属性に耐性が入ることとなる。
”無効”に満たない”耐性”もじつは侮れない効果を持っており、被ダメージが大幅に軽減される。受けるダメージが大きければ大きいほど軽減されるダメージも大きくなるので、あるのとないのとでは大違いだ。
耐性の存在が大きく戦況に影響する『D2』において、防魔は頭ひとつ抜けているアーキタイプといっていいだろう。
異能の三段の強運は、運を15上昇させるパッシブスキルだ。もとの運は169であるが、これを解放すると184に上昇。これはスザク、ショウキ、アヌビスに次いで全悪魔中第4位となっている。
この運がどの程度影響するのかは明確にはわかっていないが、攻撃回避や命中についてはふつうにプレイしていてもかなり体感できるレベルという印象だ。
物理回避で真っ先に思い付くのはデュエルのスザクとショウキだろう。ショウキの速はむしろ遅い部類にも関わらず、その運のずば抜けた高さからだろうか? ビルドによってはかなりの回避率を誇っている。
異能リリスとショウキの”速と運”を見比べてみるとこうだ。
運の並びは、1位と4位になっているが実際は4しか違わない。速に至ってはリリスのほうがショウキより12高いということで、これならばショウキと同等か、それ以上攻撃を回避してもおかしくはないだろう。
そこで、回避を40%ほど盛ってデュエルで試してみた。
デュエルでは相手も命中を盛っているので、すべての攻撃を避けるということはもちろん無理なのだが、感覚としてはスザクやショウキと変わらない回避率を誇っているように思う。
欺瞞の罪10業でも同様に試すと、こちらは相手の命中率が低いせいか、試行している間なんとすべて避けてくれた。回避率100%に到達するということがあるのかは正直わからないが、異能リリスの回避に関しての素養の高さはうかがえた。
リリスは、デュエルでの利用も十分検討できる性能だ。まず、呪殺、電撃が両方通らないというケースはそこまで多くないはずなので攻撃スキルを別途積む必要はないだろう。
継承スキルはどのアーキタイプでも衝撃耐性と食いしばりがおすすめ。防魔以外は破魔が弱点で残ることになるが、現状では致命的にはならないだろう。
クー・フーリンにステータスが似ていると前述した通り、後攻パーティーでもない限りリリスの行動順は遅いはずなので、仮に無効や反射がいても”肉体の解放”や”マハジオダイン”を撃ってしまって構わない。
リリスは呪殺が無効、電撃は吸収なのでどちらを反射されてもまったく問題ないぞ。
ここまでの記事を読んでいただくとわかるように、リリスはステータスもよく、高い魔によりダメージディーラーになれる。MP6で撃てる強力なスキルを持ち、耐性に優れ耐久力も見た目以上、と非常に高性能であることがわかる。
どうしても”肉体の解放”による魅了付与に目がいってしまいがちであるが、魅了自体は運の要素に非常に左右されがちな要素なので、あくまでもおまけと捉えて、基本性能を活かすビルドがおすすめだ。
とくに回避に関しては一級品なので、これを伸ばせば防魔の耐性の穴を埋める最後のピースになるし、異能でこれを最大限に活かすのもいいだろう。
汎用性と安定度の防魔、状態異常の底上げで補助も兼ねる素体、尖ったステータスで回避キャラに磨きをかける異能。アーキタイプにより大きく性質が変わる悪魔なので好みのリリスを作ってみてはいかがだろうか。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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メーカー | セガ |
公式サイト | http://d2-megaten-l.sega.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/d2megaten |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c)SEGA/(c)ATLUS |
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