味のあるドット絵＆中毒性の高さは健在！カイロソフトがサクッと遊べる新作HTML5ゲームを2本リリース

老舗・カイロソフトがHTML5ゲームを開発!?

カイロソフトからスマホ及びPCブラウザ向けのHTML5ゲーム『もちぽん大暴走』と『草刈れ！カイロくん』が、2018年5月29日よりリリースされた。

カイロソフトといえば、1990年台後半からPCやフィーチャーフォン（ガラケー）向けの経営育成ゲームを数多く世に送り出し、いまなおスマホ向けゲームを手掛ける老舗ゲームメーカー。

そんなカイロソフトがこの度、おもにwebページの作成などで使われるHTMLの次世代規格、HTML5を用いたゲームを発表したと言うのだから、時代の流れを感じざるを得ない。

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どんな内容になっているのか気になるところだが、やはりHTML5ゲームの最大の魅力はインストール不要というお手軽さ。

「まずはプレイしてみるべし！」ということで、本稿にて2作品の内容をそれぞれ紹介していきたい。

⇒『もちぽん大暴走』のプレイはこちらから。
⇒『草刈れ！カイロくん』のプレイはこちらから。

『もちぽん大暴走』でカイロくんのハイスコアを越えろ！

まず紹介するのは、横スクロールアクションの『もちぽん大暴走』。

カイロソフトのゲームではおなじみのモチポン博士が乗るUFOを操作し、迫りくる障害物を避けながらハイスコアを目指すという内容となっている。

自機の操作は、画面タップで上昇、離すと下降し、前後移動は不可というシンプルなもの。

障害物にぶつかって画面左上の残機がゼロになるか、地面に落下する、もしくは高度を上げすぎて画面外に出るとゲームオーバーになる。

また、画面に出現するドーナツを取ると、一定時間モチポン博士が太り自機が肥大化。自機の高度も上げ辛くなってしまう。

ドーナツはスコアにまったく影響がないお邪魔アイテムなので、見かけても全力で回避しよう。

ちなみに、カイロソフト公式Twitterのカイロくんは、 自身のハイスコアが6143点だったとツイートを残している。

筆者は最高でも4642点止まりだったため、カイロくんは相当な手練れであることが伺えた。

これを見たカイロソフトゲー愛好家の皆さまも、そうでない方も、ぜひ“カイロくん越え”を目指してみてはいかがだろうか？

⇒『もちぽん大暴走』のプレイはこちらから。

『草刈れ！カイロくん』は攻略法探しがアツい！

続いてお届けするのは、分類不能の除草アクション『草刈れ！カイロくん』。

どこかノスタルジックな町並の一角にある空き地を舞台に、カイロくんが雑草を刈りまくるというシュールな内容だ。

操作は単純明快で、画面をスワイプした方向にカイロくんが移動し、画面から指を離すと停止。

そうしてカイロくんを動かし、雑草の上を通過させることで雑草を刈ることができる。

カイロくんが食虫植物に触れると残機がひとつ減り、残機がゼロになるとゲームオーバーになるというのは『もちぽん大暴走』と似たような流れだ。

雑草は、いちど食虫植物化すると画面内に残り続けるため、画面内に増えれば増えるほどカイロくんの行動範囲が制限されてしまう。

カイロくんの移動スピードはかなり緩やかなので、ときには手が届かないところに生えた雑草を見捨てる判断も重要。

またゲーム終盤は、食虫植物に操作する指が被ってしまい事故につながりやすい。いかに最小限のスワイプ量でカイロくんを操作できるかが、クリアーの鍵だ。

……などと、大真面目に攻略法を語りたくなるほど、『草刈れ！カイロくん』はシンプルながら奥深いゲームなのである。

⇒『草刈れ！カイロくん』のプレイはこちらから。

つぎなるHTML5ゲームにも期待大！

2000年台のガラケー全盛期を過ごした方からすれば「あのカイロソフトがHTML5ゲームを!?」と、さぞ驚かれたことだろう。

しかし、ひと度プレイしてみれば、そこにあったのは“カイロソフトらしさ”全開の、味わい深いビジュアル＆中毒性の高いゲームデザイン。

HTML5ゲームの長所である、インストール不要というお手軽さ。そして、流麗かつ動作環境を選ばない安定感は、こうした“カイロソフトらしさ”との親和性が非常に高いように感じられた。

ゲーム開発への飽くなき挑戦の末、HTML5という強い味方を手に入れたカイロソフト。

今後も、新たなHTML5ゲームがリリースされることを、ぜひ期待していきたい。

⇒『もちぽん大暴走』のプレイはこちらから。
⇒『草刈れ！カイロくん』のプレイはこちらから。