スクエニ、平成30年3月期決算を発表。スマホタイトルは『FFBE』『星ドラ』『DQMSL』などが好調で増収増益に
2018-05-11 16:05 投稿
家庭用タイトルでも過去に発売したタイトルのダウンロード版などリピート販売が好調
スクウェア・エニックス・ホールディングスは、2018年5月11日、平成30年3月期の決算発表を行った。
※詳細な情報は、本日開示の決算短信 ⇒http://www.hd.square-enix.com/jpn/18q4tanshin.pdf を参照。
※参考:スクウェア・エニックス・ホールディングス IRページ
平成30年3月期は、家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて、『ドラゴンクエスト』シリーズ最新作である『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』や『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』を発売したものの、大型新作タイトル数が前期よりも少なかったことから、前期比で減収となった。
他方、『NieR:Automata』をはじめとする過去に発売したタイトルのダウンロードを中心とした利益率の高いリピート販売が引き続き好調だったことから、前期比で増益。
スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』、『星のドラゴンクエスト』、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』、『キングダム ハーツ ユニオン クロス』などの既存タイトルが国内外で好調に推移したほか、ロイヤリティ収入の増加により、前期比で増収増益となったという。
多人数参加型オンラインロールプレイングゲームにおいては、『ファイナルファンタジーXIV』及び『ドラゴンクエストX』の拡張版の発売によるディスク売上と課金会員数の増加により、前期比で増収増益となった。
アミューズメント事業においては、店舗運営が堅調に推移したものの、アミューズメント機器の新規タイトルの発売が減少したことから、前期比で減収減益に。
出版事業においては、コミック単行本の売上が好調に推移し、特に電子書籍形式による販売が増加している。ライツ・プロパティ等事業では、自社コンテンツのキャラクターグッズ、サウンドトラック等の販売・許諾等が好調に推移したとのこと。
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