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『ドラゴンクエスト』と落語がまさかのコラボ!?新宿末廣亭で行われた“ドラクエ落語”リポート

2018-03-07 12:52 投稿

スライムにゴーレム、スライムナイトなどおなじみのモンスターが噺家に!

東京・新宿末廣亭で2018年3月7日、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト(DQMSL)』4周年特別企画 “ドラクエ落語”が行われた。本イベントは、事前に抽選で選ばれた約100人の前で、笑福亭一門を中心に新進気鋭の4名の噺家が『DQ』おなじみの人気モンスターに扮し『DQ』にちなんだ落語を披露した。

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『ドラゴンクエスト』(以下、『DQ』)ファンであればつい笑ってしまうネタが満載だった今回の落語。この記事では、本イベントの模様をお届けしよう。

CMをきっかけに、落語とのコラボレーションが実現!

冒頭では、『DQMSL』のプロデューサー柴貴正氏と、運営プロデューサーである千葉直人氏がイベントに合わせた袴姿で登場。訪れたファンにメッセージを贈った。

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今回このコラボレーションが生まれたきっかけに関して訊ねられると、柴氏は、「4周年を記念してTVCMをやらせていただいたのですが、鶴瓶師匠と『DQ』のモンスターたちがいっしょに登場するという絵が、おもしろいと思ったということと、意外と落語とファンタジーが綺麗にミックスするなと感じたので提案させていただいたところ、今回末廣亭さんでやっていただけることになりました。今日は皆さん、平日にも関わらずお越しいただきありがとうございます」と語った。

▼発端となったCMはこちら

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▲「『DQ』も落語はエンターテインメントとして非常に楽しいものです。もしも、まだ『DQMSL』を遊んでいないひとは、ぜひダウンロードしてほしいです(笑)」と語る柴氏。

千葉氏は「『DQ』の世界、モンスターと落語とどう交わるかというところを、私自身も楽しみにしております。最後までごゆっくりお楽しみいただければと思います」とコメント。

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▲「我々はつねに新しいことにチャンレジしていきたいということを考えています」と千葉氏。

また、今回のイベントは、堀井雄二氏とすぎやまこういち氏も訪れ、客席からイベントの様子を見守っていた。

『DQ』ファンなら共感できるあるあるネタが飛び交う!

ふたりが退くと、今回のメインイベントとなる“ドラクエ落語”がついに始まった。

ホイミスライムが“めくり”(出演者名を書いた紙製の札をめくる)や、“高座返し”を担当し、淡々と仕事をこなす姿に、会場はさっそく笑いに包まれることに。

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まず『ドラゴンクエストⅠ』の戦闘曲とともに登場したのは、ドラキーを頭に被った“ドラキ家らりほの輔”こと笑福亭茶光さん。

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茶光さんは、「正直、目の前にどのくらいのお客さんがいるのかまったく分かりません! 暑い! 狭い! 怖い! 焼き肉を食べて後悔している!」という理由をつけ、ドラキーの被り物を外した後、一席が始まった。

働きたくないという男が、わりのいい仕事を探していたところ“DQモンスター動物園”での仕事を紹介されるという内容。

そこでは、ドラキーのふりをしてお客さんを楽しませるという仕事だったのだが、任された隣りの檻にはバハムートが……?

まさかの作品違いの召喚獣の登場に、会場は笑いに包まれた。

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続いては、ゴーレムの被り物を被った“ゴーレム亭めるきど丸”こと笑福亭羽光さんが、元“あるあるネタ”芸人だった男が、異世界に飛ばされ、その世界に巣食う魔王と“あるあるネタ”と勝負をする噺。

“MPを温存しすぎて、バトル後半には有り余る”、“大金を一生懸命貯めて強い装備品を買ったのに、つぎの洞窟の宝箱に同じものが入っていた”、“村を救ってあげたのに宿代はしっかりとられる”など、思わずプレイヤーであれば共感してしまう“『DQ』あるある”を多数披露した。

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そしてここで、座布団が替えられることに。通常の座布団から、緑色のスライム型の座布団が代わりに敷かれ、そこにアーマーを被った“ナイト亭ぴえーる之丞”こと笑福亭鉄瓶さんが登場。鉄瓶さんが座布団の上に座ると、なるほど、見事スライムナイトが完成だ。

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小粋な計らいではあるが、本人曰く座り心地は悪い様子。そんな中でも、客席がどっと沸く、古典落語の“田楽食い”をアレンジした噺を披露した。

複数人が“ん”が付く言葉をひとつ言うごとに田楽を1枚進呈するというルールのゲーム(ん廻し)を行う噺だが、ここで『DQ』にちなんだネタが炸裂。

“ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト4周年”で4つの“ん”が登場。“ライアン、ピピン、ハッサン、呪文をつかわぬ戦士です”で5つの“ん”が登場。

“ボタンを連打しすぎて神父とずっと話する”、“船を手に入れ調子にのって遠出をして死ぬ”など、プレイヤーの“あるあるネタ”も披露した。

また会場の手拍子を誘いながら『ドラゴンクエスト』の“序曲”を「てんててんてんてんてんてって~」とひたすらに歌い続け、58個の“ん”を稼ぐなどのネタも、会場全体を沸かせた。

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最後は、“スライム家ぷる蔵”こと三遊亭とむさんが、都々逸(どどいつ)をモチーフとした落語を披露した。

どどいつは、七・七・七・五の音数律の言葉遊びだ。とむさんの師匠である、三遊亭好楽さんをいじるどどいつでひとしきり笑いが巻き起こり、そのまま『DQ』にちなんだどどいつをお披露目。

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“ボタン連打で セリフを飛ばし 世界を半分 もらったよ”や、“イとリが違う ワとレが違う 復活できず 日が暮れる”など、こちらも『DQ』のシリーズをプレイしていれば大きく頷いてしまうようなどどいつばかり。

落語が終了した後は、4人によるトークセッションも行われた。

今回“ドラクエ落語”のネタを作る裏話を聞かれると、茶光さんは「開口一番ほかの作品を出して申し訳ないと反省しています(笑)」と話した。

唯一このためにゼロから落語を作った羽光さんは「みなさんの層を測りかねていました。このネタはふだん見てくれるおじいちゃんたちだったらすごく笑ってくれたはず(笑)」と、いつもと違う客層に戸惑いを見せながらも、『DQ』の世界観がある噺づくりに楽しんだ様子。

鉄瓶さんは、「最初はすべて“あるあるネタ”だったが、羽光さんが“あるあるネタ”を先にやるので、全部書き換えることになった。しかしどうしても言いたいあるあるネタだけは残した」と『DQ』への想いを語った。

また、とむさんは、自身よりマネージャーが『DQ』の大ファンであったこと、ネタをひとつひとつチェックされ、どどいつを送ったら勝手に「これは佳作」などと賞をつけられたことや、DQをやりすぎて寝てしまったというようなネタに対し「僕はやりましたけどね」などと言われてしまった、というエピソードを語り、そのエピソードでもさらに会場の笑いを誘った。

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4人とも、ふだんとは違う客層に戸惑ったようで「昨日じつは別のところで今日のネタを少し披露したんだけど“何言っているかわからないね”と言われてしまった(笑)」などといったエピソードも出たが、「僕たちも初めての経験で楽しかったです。これを機に落語に興味を持って、寄席に足を運んでくれたらうれしいです」と語った。

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なお、今回来場した方には、落語にちなんだステッカーである、“ドラクエ千社札”と、スライムの缶バッジがプレゼントされた。千社札は6種類のうちランダムで1枚が配られたのだが、どれも手に入れたくなる“ドラクエ落語”らしいデザインだ。

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ふだんあまり落語になじみがない『DQ』プレイヤーも多くいたようだが、さすがの噺家たちの落語に、約1時間の今回のイベントで、会場は終始笑いに包まれていた。筆者も個人的にとても楽しめたので、これが一夜限りというのはたいへんに惜しく、ぜひもっと多くの方に届く機会があればいいのに、と思わざるを得ない。

ぜひまた見ることができる機会を期待して、今後も『DQMSL』公式情報をチェックしよう!

『DQMSL』公式サイトはこちら

【イベントクレジット】
「ドラゴンクエスト スーパーライト」四周年特別企画
ドラクエ落語 新宿末廣亭

【お詫びと訂正】初報時、運営プロデューサー千葉様のお名前に謝りがありましたのでここに訂正し、お詫び申し上げます。

ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルRPG
メーカースクウェア・エニックス
公式サイトhttp://www.dragonquest.jp/dqmsl/
配信日配信中
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