『ドラゴンボールZ』が対戦カードバトルに! 新プラットフォーム“enza”期待の新タイトルを先行リポート

2018-02-20 21:36 投稿

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ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ

2018年2月20日、バンダイナムコエンターテインメント未来研究所にて、HTML5を活用した新規プラットフォーム“enza(エンザ)”と、同プラットフォームにて配信予定のスマートフォン向けブラウザゲーム3タイトルが発表された。

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本記事では、その中から『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』の先行プレイリポートをお届けする。

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演出はド派手 システムはシンプル

『ドラゴンボール』と言えば、人智を超越した圧倒的な強さを誇る超戦士たちによる、ド派手な技の応酬である。そのスケールたるや、必殺技炸裂の瞬間に発生する大爆発の演出でさえも5分10分は当たり前、さらには緊張感溢れるにらみ合いで週をまたぐなんて事態にも視聴者側がまったく違和感を覚えないほど。

そして過去、さまざまなゲーム作品がリリースされてきたが、そのほとんどがアクションゲームであったのも、その演出を再現せんがためだったと思われる。

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▲本作でも、カットインによるド派手なビジュアルが随所で見られる。

さて、そんなところに『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』である。この作品、ジャンルは“カードバトル”なのである。

といっても、昨今すっかり一ジャンルとして定着した感のある、カードRPGではない。プレイヤーどうしによる対戦カードゲームであり、基本的にはカードに書かれた数字の大きさを競う、超シンプルなゲームだ。たとえて言うなら、トランプゲームの『戦争』や『ハイ&ロー』に近い。

まずは使用するカードを見てみよう。

 
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▲アニメの1シーンがイラストとして使われている。

左上に書かれている数字(AR)が、そのままカードの強さを表す。ゲームは1対1で行われ、試合開始時にそれぞれ8枚構成のデッキを作り、そのデッキをもって戦うことになる。ならば、8枚ともARが大きいカードを使えばいいのではないかと思われるが、もちろんそうはいかない。

ARは、1から8までしかなく、デッキには1から8それぞれ1枚ずつ入れなければいけないのだ。そして、8枚の中から1枚ずつを出し合い、そのカードに書かれたARの大きさを競うのである。

ただし、出せるカードは8枚の中から自由に選べるのではなく、8枚の中から“ランダムで”選ばれた2枚しか選択肢にはない。もちろん、一度出したカードは8枚使い切るまで再度使えない。

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▲2枚の候補から、場に出すカードを選ぶ。相手にどんなカードが残っているかも考えながら選択するのだ。

シンプルながら、相手がどのカードを残しているか、いかに弱いカードで強いカードに負けて相手に損をさせるか、など戦術性がものを言う奥深いシステムだと言える。

カードどうしの戦いに勝つと、勝った側に“アタック権”が与えられ、カードの下部に書かれたBPの数字分相手にダメージを与えられる。そして勝利をくり返し、ダメージを何度も与えていって、先に相手の体力をゼロにしたほうが最終的な勝者となる(20ターン以内に決着しなかった場合は残り体力の多いほうが勝ち)。

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▲アタック権を得て、初めて相手にダメージを与えられる。

ARは1~8まであって明確に強さに差はあるが、BP自体はARが1のカードも8のカードも、レア度によるもの以外はほぼ変わりがなかった。つまり、何度か負けようとも最終的に相手よりたくさん勝てば、攻撃回数が多くなってだいたい勝つのだ。

正直、チュートリアルなどなくても基本ルールは問題なく理解できるが、ちゃんと勝とうと思ったら、細かなルールまで把握してスキル発動を効果的に行いたいところ。入り口は単純だが、やり込むと奥が深いルールという印象だ。

 
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▲フリーザ様の敗北カットイン。何だか超キモチイイ。

また、今回はあらかじめ用意されたデッキだったためによく確認はできなかったのだが、各カードにはスキルが設定されており、バトル中に条件を満たすとARが上昇する、BPが上昇するといった効果が発揮されることがある。

さらに、デッキに入れるカードの組み合わせ次第で“コンボ”が発生することがあり、その効果でもバトルが有利になるのだ。

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▲BP上昇のスキルが発動。ダメージ量が跳ね上がることもあり、一発逆転が狙えるように。ズルい。

それらも加味して戦うことになる本作は、ルールこそシンプルだがかなりアツい内容になっている。記者はいろいろと試しながらプレイしていたのだが、ARを上昇させられる“気”の解放を忘れていたがために勝てるはずのカードで負けたりして、内心とても悔しい思いをするハメに。やはり勝負は真剣にやらないと!

長い長い歴史を誇る『ドラゴンボール』シリーズの歴代キャラクターが登場するだけあって、キャラクターカードは配信時点でもかなりの数が用意されている模様。初期の頭身が低い悟空たちから、スーパーサイヤ人版、さらにはギニュー特戦隊のような懐かしの人気キャラクターたちもいるようだ。

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アプリではなく、HTML5で動くブラウザゲームということで、動きもだいぶ軽いがそのぶん演出面がやや弱くなるかも……という不安もあったが、それを感じさせないほど派手な演出がうまく盛り込まれており、サクサク遊べるゲーム性と相まってだいぶ期待できそうな作品になっていた本作。事前登録も2018年2月20日よりスタートしているので、ぜひそちらに登録して特典アイテムもゲットしつつ、サービス開始日を心待ちにしていてほしい。

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ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ

対応機種iOS/Android/ブラウザ
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルカードゲーム
メーカーバンダイナムコエンターテインメント
公式サイトhttps://dbz-bucchigiri.bn-ent.net/
配信日配信終了
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